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HOW TO DISMANTLE AN ATOMIC BOMB / U2

2006-02-12 23:28:45 | Music
Rock
 祝 グラミー賞、最多5部門受賞
U2はこのアルバムで年間最優秀アルバム賞、年間最優秀楽曲賞、ボーカル入りロックデュオ・グループ賞、ロック楽曲賞、ロックアルバム賞を受賞した。
ということで今回はこのアルバムを取り上げてみる。
アイルランド出身でロック界の大御所であるU2の11枚目となるアルバム。
アルバムタイトルは「原子爆弾の廃棄の仕方」という意味になる
常に政治的なメッセージを放つボノらしいアルバムタイトルだ。

アルバムを聞いて感じたのは、全体的に自分が好きだった『Joshua Tree 』の頃に近いサウンド作りになっているのでは?ということ。
バラード系の曲が多く、エッジのギター・カッティングが非常に心地よく、ボノのソウルフルなボーカルが心にしみこんでくる。
非常に素晴らしいアルバムだ。

1曲目の「Vertigo」はiPodのCMでおなじみのドライブ感があるナンバーでこのアルバムのファースト・シングル。
U2、キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!って感じ。カッコいいの一言
グラミー賞のインタビューでボーカルのボノは「U2はロックバンドではなく、世界で一番騒がしいフォークバンドだ。でも時々Vertigoのような曲で観客を完全燃焼させる。」と言っていた。
ノリのいいこの曲、アルバムで一番のお気に入りだ。まさに完全燃焼。
砂漠で撮影され、CGを駆使したPVも印象的で、とてもクールだ
3曲目の「Sometimes You Can't Make It on Your Own」は今年のグラミー賞で年間最優秀楽曲賞を取った曲で、父の死を悼んだものだ。
受賞時のコメントでボノは「この曲はアルバムの要となる曲だ。アルバムタイトルのAtomic Bombというのは、実は父親のことをさしていて、父の死が僕の中で連鎖反応を起こし、音楽で父について叫び続けてきた。」と語っている。
確かにいい曲だ。だが、年間最優秀曲というのは正直、ちょっと驚いた。
5曲目の「City of Blinding Lights」は確かセカンドシングルだったと思う。
ちょっとアップテンポでとてもU2らしいナンバーだ。
そして7曲目のバラードの「A Man and a Woman」は、個人的に「Vertigo」の次に好きな曲だ

このアルバム、いい曲が詰まっていて、聞いていて心地よい。
好きだったあの頃のU2が戻ってきた。まさに傑作アルバムです

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