1/22 母校で、
日本獣医生命科学大学 名誉教授 高崎正治先生を偲ぶ会
がとりおこなわれた。
日本獣医生命科学大学は、明治14年 日本最初の私立獣医学校として開校。
軍の獣医さんが開校したらしい。
去年で開校130周年という伝統ある大学。
戦後、敗戦国となった日本では動物の医者よりも、人間の医者のが
重視され現代の少子化問題よりもはるかに大学経営が困難な状況
となり、昭和27年学校法人「日本医科大学」と合併。
日本医科大学からの独立要請など受難な時期、
日本獣医生命科学大学15代 学長に就任されたのが、
恩師の高崎正治先生だ。
昨年の10月、
同級生のMさん(もう、あこがれはとります(^_^))から、
高崎先生のお見舞いに一緒にいこうと
誘っていただいた。
その日は、都合が悪く私はお見舞いにいくことができなかった。
それから数日。
Sさんから先生の訃報をきいた。 2011/11/11
偲ぶ会では、高崎先生にまつわる様々なお話を伺うことができた。
先生がシベリヤで抑留されたこともはじめて知った。
教え子は、たくさんの楽しみを与えてくれる財産だとおっしゃっていたらしい。
海外にも目をむけられるよう考えられていた高崎先生は、
私とRさんが、ニュージーランドに研修に行く際、おこづかいをくれた。
研究室の高崎先生の机に、花を飾ったことを卒業後も
覚えていてくれて、私の結婚式で美談にしてスピーチしてくれた。
卒業から数十年。
かかさず、年賀状をくださった。
3年前、先生を囲んで皆で集まったときは、
とても喜んでくださり、「これからも少なくても1年に1度くらいは
集まろうよ」とお礼の電話をくださった。
遺影のお顔もまさに講義がはじまるかのような雰囲気のままで、
先生はいつまでたってもわたしの先生なのだ。
何時かお食事をとお誘いを受けておりましたが、適わずにお別れとなりました。
相子さんのブログを拝見し、
鎌倉でみんなで集まるので、
その時会おうよと高崎先生がおっしゃってたことを思い出しました。