なばな日記

暮らしの中のなんでもかんでも
アラフォー突入を機になんでもかんでも書いてみることにしました

激走!!!いぶすき菜の花マラソン

2013-01-15 09:04:28 | 趣味
1月13日鹿児島県いぶすき市で開催された、菜の花マラソン、いってきました。

今年は最多の19000人エントリーらしい。
どれだけの人なのか、想像できない。

指宿へは、酷く渋滞&駐車場確保が困難と言う情報から、前日の12日夕方に入りました。
マラソンが始まる前からレースですね。
12日朝に福岡を出発。
実家に子を預け、地元の友人と車で姶良から高速→指宿スカイラインでほとんど渋滞もなく、受付終了時刻17時半前に到着。

受付を済ませ、別で来た友人と合流。

翌日のマラソンに向け、燃料補給に。

中学の時の昔話を酒の肴に…
いや…飲んでいる場合では無いのだが…
楽しく過ごしました


この居酒屋、おかみさんも昔からの名物ランナー。
「ぽん太」
完走証が飾ってありました。
おかみさんの初めてのレースは5時間台。
現在3時間台。
おかみさん50歳代・・・・・いや~凄い。

雨対策を聞いたら、何も~と。
だよね、3時間ならね・・・。


宿が取れなかったので、駐車場にテント設営。
遅い就寝でした。
翌日6時に起床して、軽く温泉に入りさっぱりしてきました。
温泉からあがると、早速の雨。。。。
テンションが下がりながらも、テントをたたみました。


さて、私の雨対策。
100円ショップのポンチョ・ポーチに入るような薄手のジャンパー・ビニール袋・防水スプレー…
などなど。

ポーチには、袋に包んだ携帯電話・ティッシュ。小型のエアーサロンパス。そして、ブログネタを撮るための防水コンデジ。
シューズに防水スプレーをみんなでふりまくる。気休めですけどね。

地面も濡れていたので、ストレッチもままならぬまま、スタート地点に。

止む事もなさそうな寒空。

チーム名:姶良連合・・・さえないネーミングですね。

(同級生、かっちゃん・私・うっだ・しっど)
それでも元気な38歳。
私以外はみんな菜の花経験済み。


さて、スタートしてから防水カメラで写真を撮ろうと思いましたが、どんよりとしていて景色も良くないし・・・
何よりも自分の気持ちの余裕がありませんでした。

スタートして、マイペースで10kmほど、写真の黄色いおじちゃん うっだと走っていました。
途中沿道にかんぺいちゃんを見つけタッチ!
テンション上がりました。

10km地点の給水所で、うっだとはぐれてから一人での戦いになりました。
マラソンは一人で走るものなので、それが当たり前なのですが・・・
ここから先の長さに途方に暮れ、一人耐えながら何とか走っていました。
池田湖のふきっさらしに何もかも持っていかれそうで、ここが一番精神的にきつかった。
体はあったまって来ましたが、濡れるのが一番危険と思いポンチョは脱がず、薄いジャンパーを脱いでポーチに入れました。

この頃から、右のふくらはぎに違和感。
痙攣しないように、ペースは落とし気味、上り坂は歩くように心がけました。
携帯のエアサロも有効でした。

ハーフ近くまで来るとガゼン元気になりました。
距離の感覚がつかめるということが、こんなに大事だとは知りませんでした。
それは沿道の水分はもちろん、バナナ・芋・飴・チョコなど、あるたびにしっかり摂取したおかげもあるのでしょう。
もちろん皆さんの応援も力になりました。
半分まで来たら前へ前へ行くしかない。


この頃からリタイアする人が続出していたような気がします。
ポイントに停まっている、選手回収車に真っ青な顔でブルブル震えながら乗り込む人たち。
反対車線を救急車や救護車が頻繁に走っていました。
私にもありえる訳だな、低体温症かな????
と悪い事は考えないように、気持ちを前へ。
なるべく体を冷やさないように、上り坂以外は走るようにしました。


普段なら一直線で開聞岳がきれいに見える道も、ただのふきっさらしの田舎道。
雹のように激しく刺すようにふりつける雨と風。
ここも歩くと一気に体が冷えると思い、一番激走していたと思います。

一番20~35kmが元気でした。
楽しかったのもこの頃。

そして、この頃は辛くは無かったのですが、沿道の皆さんが寒い中でも一生懸命応援してくれる、飴やチョコを手渡してくれるタマくらいの小さい子ども。
その事に感謝し、泣きながら走っていました。
ありがたい気持ちでいっぱいでした。


食べ物も、おでん・茶節・にゅうめん・ぜんざい・梅干・つけもの。
いろんな振る舞いでいっぱいでした。
豚汁・はらかわにはありつけなかったのが残念。
食べながら焚き火で体を温めて、再度走る気持ちを盛り立てる。

あと5kmの地点で走ってゴールしたいと思い、力を振り絞る。
しかし40km地点で、もう左足の小指が限界になりました。
マメです。
足がずぶぬれだし、下半身の感覚も寒さで麻痺していたので、マメの痛みも感じずにここまでこれましたが。。。
どうやら爪もやられてそうだ。

あと2kmが遠かった。

もう必死すぎて、自分でも笑えて来ましたが、なんとか脚を前へ運んでいました。

競技場に入り、ゴール!!!
やった~よりも走れたことにホッとしました。
ずぶぬれだったので、タオルが暖かかった。


結果は・・・・・

見えませんね
5時間53分1秒。

私以外の38歳おじちゃんたちは、来年も走ると・・・。
走って早々考えられるか。。。。

しかし、今となっては楽しいことしか覚えていなくて・・・。
一度もリタイヤしたいと思わなかったのが不思議で・・・。
楽しかったもの、走る気持ちを保てたのも一緒に走った仲間がいるから。
ありがとう。


来年もあるかもしれませんね。
というか毎年恒例?


イツタマをみていてくれた両親・姉夫婦、私の勝手で走ることに理解を示してくれている夫とむさんに感謝しながら・・・。
今年も、いろんな意味で突っ走ります!!!!

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