沼津工業高校サッカー部

日々の活動や結果報告を掲載します。

他チームから学ぶ

2017-08-10 15:11:38 | 日記
研修を兼ねて母校のトレーニングを見学してきました。

選手の中にはクラブユースの全国大会でMVPになった選手や全国有数のチームから来た選手もいますが、各県の県大会に行くかどうかの選手も混在しています。そしてそのAチームは技術のあるクラブユースや全国有数のチームの選手がスタートは有利になるものの、結局は実力主義です。

実力とは技術ではありません。


関東大学リーグという強豪ひしめくリーグの中で、長年にわたり降格することなく在籍しているのには理由があります。

それは、選手がそのチームに対して誇りを持って、責任ある行動をとるからです。チームが目標を掲げ、テーマを持って真剣に取り組むからです。
決して華やかなサッカーをするわけではありません。対戦相手は全体のアベレージが高いので守備的な戦いになることが多いと思います。でもそれを徹底します。

しかしながら

当然、選手の中にはプロを目指す者も多くいます。そこでチームのスタンスと自分のやりたいスタイルとの違いを感じてミーティングなどで監督やJリーグからきたコーチに異議を主張することもあるようです。とくにプロになりたい選手からしたら自己主張し認めてもらう(と勘違い?する)絶好の場です。

その時、Jリーグからきたコーチはこう一言話したと言います。
自分がしたいサッカーをプロがしていると思うか?チームとしてすべきサッカーを実行できないでプロになれると思うか?

アントラーズはクラブワールドカップで決勝まで行きました。プロであるからこそ勝負に徹し、チームとしてすべき戦術を全員が実行しています。その中では日本代表に選ばれてもおかしくない選手、当然外国人選手もいます。どの選手にもやるべきことを求め、徹底させます。

そのコーチはアントラーズから来たコーチでした。

プロサッカー選手は生活がかかっているのは当たり前です。負け続けるチームや選手には明日がありません。

しかし、それだけではないと思います。

勝負に徹することで、自分の価値を高め、よりプライドを持てるようになります。自分がサッカーをしている事が本当に価値のあることと実感します。


何が言いたいか

自分のしたいプレーしかしない選手は、チームのことを優先できず、かつ自分の価値を下げることしかしていないということです。
だから、どんなに全国で活躍してそのチームに入ってこようが、チームとして求められたことをできない選手は決して試合に出場できないということです。

上のレベルに行けば行くほど
実績なんて全く関係ないのだなと思いました。

そして
そのような能力の高い選手がチームのために徹底して行動したら、それこそとても強い組織になるのだなとも思いました。

そのチームの昨年の副キャプテンは、全国には行ったことのない地方の県の選手でした。

実力主義でその地位を築いた選手だそうです。


とても勉強になる時間でした。



東部ユースリーグC1 沼津西セカンド

2017-08-10 12:50:57 | 日記
沼津工業2nd 1対3 沼津西2nd




猛暑の中、東部ユースリーグC1
が行なわれました。
前半先制しましたが、後半逆転を許し残念ながら敗れました。

昇格に向けては非常に厳しい現実となりました。
これをいかに受け止めて、成長に変えられるかが試される時です。

チーム内の努力の差ではなく、他校の選手との見えない努力の差の勝負です。

応援ありがとうございました。