間もなくクライマックスシリーズが始まる

プロ野球のパリーグは九月十六日二位の西武を十四.五も引き離して、一方セリーグは九月十八日二位阪神を十一ゲームも引き離して早くも優勝した。これからクライマックスシリーズに向けて熾烈な三位争いが展開される。
クライマックスシリーズに、引き続きセリーグとパリーグの勝者で日本一を賭けた日本シリースがあり、その勝者が日本一の栄冠を勝ち取る仕組みになっている。しかしこの仕組みどう見ても納得出来ない。特に今年の様に両リーグ共二位・三位と十ゲーム以上放して優勝した場合その感が強い。
優勝したチームと十ゲーム以上離され二位・三位となったチームが、仮にクライマックスシリーズと続いて日本シリーズをも制した場合、果たして日本一だ！と誇りを持って言えるだろうか。いくら興行的にメリットがあるかと言って許される仕組みでは無いと思う。
例え二位・三位に終わっても日本一に成れるチャンスがあると言う事は魅力あるインセンティヴかもしれないが一年間営々と戦いリーグを制した誇りは尊い。日本一はあくまでもリーグ優勝同士で争うべきだと思う。