夏といえば、どんなお花を思い浮かべますか?
やっぱりひまわりかしら。
それとも、朝顔かな? 夏休みの宿題の定番が、朝顔の観察で、自由研究が朝顔の汁を使った
今年は、ゴーヤとか朝顔とか、見事な緑のカーテンのお家が目を引きます。
他には、ダリヤとかグラジオラスの赤い花も夏を感じさせます。
うちの周りには、ムクゲとサルスベリが多いんですよ。
サルスベリってご存知? こんなお花です。
ピンク色が私には「サルスベリ」のイメージなんですが、白とか赤もあるんですよ。
庭先に揺れる木、お花ってイメージだったのですが、立派な大木とかもあってビックリです
風が吹くと、枝先というか花がユサユサと揺れるところが好きです。
ちょっと見、ライラックの花にも見えませんか たぶん、何も知らないままでいたら「なんで真夏にライラックがさいてるんだ」って私は思ったはずです。
風が吹くとユサユサと枝先というか花が揺れるのが、なんともいえず好きです。
ところで、どうして「サルスベリ」って呼ばれているのかご存知?
それはね、木の幹がツルツルでお猿さんでも滑って登れないから「サルスベリ」なんですってよ
お猿さんでも登れない木なら、人間だって登れないはず!! 泥棒除けにこの木を植えたかどうかわからないけど、立派なお屋敷にはサルスベリの木が必ずあります。
ところで、サルスベリを漢字変換すると「百日紅」になりますよね。
私は、どこをどう読んだら百日紅がサルスベリと読めるのか不思議だったんです
それでね、調べてみました
中国では夏の間、百日にも渡って紅色のはなが次から次へと咲くから「百日紅」(ひゃくじつこう)というそうです。
そして日本では、お猿さんのサルスベリ。つまり合体技だったようです。なーんだですね。
ところで、サルスベリの花ってよーく見ると、何かに似てると思いませんか?
私は、線香花火に見えるんですよ。線香花火つながりで一つお話をさせてね
実は「被災地に線香花火を贈るプロジェクト」というのがあります。
8月11日のお盆、津波で被災した「岩手県岩泉町仮設住宅の方たちへ線香花火を贈るプロジェクト」
東北地方では、昔からお盆の風物詩として、家々の前で松の根に火をつけて焚き火をする「松明かし」という迎え火を行うらしいです。
8月11日には、被災地を繋ぐ花火大会も開催されますが、会場まで行けない人やひっそりとお盆を迎えたい人もいるだろうってことで、静かに亡くなった人々の魂を想い過ごす方々のため、線香花火をお贈りしてはいかがでしょうか?ってことだそうです。
締切が8月10日と間近に迫っています。ご協力いただけたらな~って思っています
「被災地に線香花火を贈るプロジェクト」:http://kokoronohi.blog.fc2.com/blog-category-4.html
私は、昔から線香花火が大好きです。
花火に火をつけて、チリチリチリ、パチパチパチパチ、そして種がすーっと落ちるその瞬間まで、息を止めて見つめます。
何も考えずに、ただ花火だけを見つめる、その沈黙の時間が好きでした。
もっちろん、自分のための花火もいいですよね。ただし、後片付けだけは、きちんとしましょうね。
KOKIA ‐ サルスベリの揺れる頃
百日紅が咲きだすと、この歌が聞きたくなります。私の子どもの頃にはなかった情景ですが(北海道生まれ、北海道育ちだから)、どこか切ない、懐かしい気持ちがよみがえります。
お婆ちゃんが縫ってくれた浴衣に、大喜びで袖を通した七夕(8月7日)のことなど、思い出すんだよな~
タイサンボクが開いた時もわざわざ見せにもってきてくれました。とってもいい匂いなんですよ。
さるすべりは実がなった時に「植えたら芽が出るよ。」なんて声掛けてくれて、私はその実でリースを作ったことは前にお知らせしましたよね。
お花って無条件にきれいだな~って思えるからか、手入中、見ず知らずの人も声かけてきたりします。
そうそう、もう10日位は経つかしら?「千日紅」を庭に植えてから。センニチコウはご存じ?生花なのにドライフラワーみたいな、形はクローバーの花みたいな花です。夏から秋にかけて咲き続け、さらにドライフラワーにして色あせないから、千日なのでしょう。千日紅の花言葉は「終わりのない友情」だそうです。
この曲を聴いたあと、下の方に他の曲がリストアップされるから何曲か聴きました。
KOKIAさんの声は暑さを忘れさせてくれる声ですよね。
その曲は懐かしさを感じたり、せつなさを感じたり、よろこびを感じたり。紹介してくれてありがとう。
東北であがる大きな花火と小さな線香花火。どちらもつなみで亡くなった方の魂と生き残った方の心を癒してくれるんでしょうね。もうすぐですね。
ちなみに、別名マグノリアだとは数年前まで知りませんでした。
千日紅は知ってました。ポンポンみたいでカワイイ花ですよね。そうですか、千日も色褪せない、すごいですね~。ドライフラワーでありますが、確かに最後まで色鮮やかです。
それに、素敵な花言葉も教えてくださって、どうもありがとうございます。
サルスベリの揺れる頃を聞くと、昼下がりのお庭や縁側でお絵かきをしている女の子、おやつのスイカやカルピス、蜩がないたりの情景が浮かんできます。
夏真っ盛りなのに、すっと涼しくなるような、夏もいいなって気になるから不思議です。