最近のみーや★
twitterとメールで食べ歩きやら、宇宙系イベント参加やら、MHP3やらをポチポチとやってます。
 



7/29の土曜日、恒例のロフトプラスワンでのロケットまつりに参加してきました。

7/29(土)
宇宙作家クラブpresents
「ロケットまつりスペシャル 「はやぶさは舞い降りた」 」
小惑星からのサンプル採取をミッションに宇宙を行く・小惑星探査機「はやぶさ」。その「はやぶさ」チームをお呼びしてのトークライブ!
【Guest】橋本樹明(ISAS=JAXA宇宙科学研究本部教授)、久保田孝(ISAS助教授)、矢野創(ISAS助手)
【聞き手】松浦晋也、笹本祐一、浅利義遠
Open18:00/Start19:00
¥1200(飲食別)<当日券のみ>


いつもなら昼ごろに友人と集まってカラオケ、16時半ころに並び始めるのですが、その友人が二人とも予定ありで、一人でカラオケ行っても仕方ないので、午前中は映画見てました(ミッションインポッシブル3パイレーツオブカリビアン デッドマンズ・チェスト)。

映画見終わってロフトプラスワンに到着したのが16時8分。
すでに7人並んでました・・・はやぶさ人気が伺えます。

モンスターハンターポータブルをやりながら開場を待っていると、どんどん列が伸びていってしまったらしく、さらに昼の部の退場者の邪魔になるという配慮があったためか、整理券を配布するということになりました。
一人二枚くれるというので、8番と9番をゲット、18時5分前に戻ってきて欲しいとのこと。
階段を上っている途中で友人Yさんを見つけ、二人で冷房のあるところで涼むことに。
ハーゲンダッツを見ながら飲むマックシェイクはおいしくない・・・
でも、ハーゲンダッツには席が無いので仕方ない・・・
18時10分前にロフトに戻り、友人Dさんと合流。

18時から整理券番号にしたがって5人ずつ入場開始、しかし、座ろうと思っていた席は確保できず、ステージに向かって左側の席になりました。

開演前のいつもの前説明で、今回は200人くらい来ていて、エレベータホールまであふれてしまっているため、次回はローソンチケットの事前販売制にしようかと考えていて、今週中にHPでお知らせするとのこと。
ちなみに次回は8月18日(金)で、ロケットまつり12、林さんと垣見さんがゲストのいつものスタイルです。
ラムダまで進んだから、次はミューかな?





宇宙へのパスポート(3)

朝日ソノラマ


サイン本を先行販売すると告知がありましたが、身動き取れないほどの入場者がいるため、終了後の清算時に販売するとのこと。

いつもは終了してもしばらく残ってる人が多いのに、この日ばかりはみんな出口に殺到して長蛇の列。
笹本さんに確認したところ、100部しか持ってきてないとのことで、半分くらいの人には回らなかった模様。
「次回以降に持ってきてくれたら、サインしますよ」と仰ってましたが、みーや★はぎりぎり購入できました。

この本のはやぶさのレポートの内容が、この日の内容と8割ほど重なっていたので、以下、本に載っていなかった会場でのやりとりなど。


●お手玉
はやぶさを着陸地点に誘導するためにマーカーを落として目印にすると決まったとき、低重力でバウンドしたら、そのまま引力を振り切ってしまうのではないかという懸念が発生。
どんな低反発素材でもだめで行き詰っていたところ、お手玉ってバウンドしないよな?ということで、お手玉モデルを作って無重力塔で実験した映像を流してくれました。
中の粒子同士がぶつかり合うことで反発エネルギーを吸収するけれど、お手玉がつぶれているとバウンドしてしまうとか、その他いろいろ。


●ラッコ
イトカワはよくラッコに例えられ、場所を示すときに頭とか胴体とか言うと大体のイメージがつかめるのでイトカワ・ラッコ系といわれるようになりました。
ところでこのラッコ、いつごろからいわれるようになったのかというと、はやぶさがイトカワに到着した記念パーティを行ったとき、参加者が紙粘土でイトカワの模型を作るというコンテストがあったそうです。
まじめにイトカワを再現したものが一部と、その他おもしろデザインのものが多数。
その中で、大賞を取ったのがラッコモデルで、このあたりからラッコ系が広がっていったのだとか。


●着陸の難しさ
「グランドキャニオンにジャンボジェットで着陸するかのようだ」とのことでしたが、これを聞いたときは、案外楽じゃんとか思ってしまいました。
今は無き香港の啓徳空港に商用路線が通ってたくらいだから、と。
ところが、説明を聞くうちに、最初の発言は少し修飾不足だとわかりました。

事前の確認で足や頭の辺りは岩塊が大きすぎて着陸は困難だということがわかり、胴体に着陸することになりました。
しかし、イトカワは仰向けのラッコが時計回りに回るように自転しています。
胴体を目指して直進するときには手前に山(足)があり、そこを超えると急に地面の高度が下がって谷(胴体)が表れます。

つまり、「グランドキャニオンにジャンボジェットで横から進入して着陸するかのようだ」ということ。
それは・・・難しい(^^;


●隼のように
着陸時、ゆっくり接近すると胴体に接近する前に自転してきた頭に接触します。
すばやく接近すると足に蹴飛ばされます。
そのため、ゆっくり接近して足をやり過ごし、着陸ポイントが見えたら急降下という、まさに隼のような動きで着陸したそうです。


●サンプル採取可能か?
はやぶさは着陸すると弾丸を発射し、土壌サンプルを回収します。
弾丸は希少金属で出来ていて、破片がサンプルに混ざっても容易に分離可能。
事前の実験では岩や砂を想定していて、どちらでも回収可能ということになっていたけど、着陸リハーサルで撮影されたはやぶさ表面は弾丸とほぼ同じ大きさの砂利で覆われてました。
着陸直前なので実験するわけにもいかず、シミュレーションで採取可能と判断されたそうです。


●撃った? 撃ってない?
弾丸発射をキャンセルするコマンドが混入したとか報道されてましたが、実際は違うとのこと。
マルチタスクOSのため、弾丸発射処理や姿勢制御、緊急回避などが重なった場合、発射されたとは言い切れないようです。
はやぶさの電源が落ちてしまったため確認不能。


●奇跡の復活
はやぶさは不安定なスピンに陥ると、Z軸に回転が収束するように設計されています。
離陸後に通信不能に陥ったはやぶさが、太陽電池パネルを太陽方向に向け、アンテナも地球方向に向いていて、帰還可能時期までに更新可能になる確率は約70%と計算したスタッフは毎日はやぶさがいる方角に向けてコマンドを送信し、応答を待っていたところ、ご存知のように奇跡的な復活となりました。
姿勢制御方法については、JAXAiで行われた川口教授のトークショーで詳しく話してましたが、そういえばその日記かいてないや・・・(^^;;


●質疑応答
といっても、時間が無いのでひとりだけ、真っ先に手を上げたみーや★がマイクをゲットしました。v(^^

「弾丸を発射したかどうかは、残弾を発射してみて数を数えればわかるのでは?」
これは、サンプラー担当の方も思ったそうですが、姿勢の乱れから復旧にいたる現状ではとても実施できないとのこと(発射すると姿勢が乱れるため)。

「それなら、地球に帰還し、カプセルを放出したあとなら?」
やってみるかもしれないそうです。


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