食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Stollen シュトーレン

2012年01月11日 | お菓子屋さん
ガレットの合間に、ちょこっと、年末の事




これも食べてた

Stollen シュトーレン



去年の記事で、ラウル・マデールさんのシュトーレンは書いたけど。



このシュトーレン



“christstollen”って、書いてある。



そう。

シュトーレンにも、いろいろな種類がある。


christstollenっていうのは、

小麦粉100に対して、バター20以上、マーガリン20、ドライフルーツ70、アーモンド10以上を入れなければいけない。

言っちゃえば、“上等な”シュトーレンって事。


他にも、

ドイツのドレスで作られたものだけは、Dresdner stollen。

weihnacht stollenは、安いシュトーレンだし、

バターたっぷりなbutterstollen、

中に、アーモンドが入ったmarzipanstollen、

mohnstollenniに、quarkstollen…。


ヨーロッパでは、ワインも、お菓子も、チーズにシャルキュトリー、

本当にいろんなものに、厳格な規格があって。

“ニセモノは許さない”

っていう事もあるけれど。

“本物を残したい”っていう気持ちが溢れている。


“こんな感じ”でも、それなりのものは出来るけれど。


“昔ながらの”製法が忘れられてしまう事を防ぐ為に。

そのものの価値を維持し続ける為に。


ちょっと、面倒かもしれないけれど。

こうやって、決まり事を作っている。


ま、

おいしいから。

みんな大好きだから。

こうやって、

今の時代にまで、

国を超えて広がっているんだろうね


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (saki)
2012-01-11 18:38:15
シュトーレンのお話、勉強になります(^^)

フランス語を習い始めて、製菓用語をちょっと読めるようになったので、記事にフランス語が書いてあるとうれしいです。
でもRの発音が難しいです(^_^;)
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sakiさん (どうらく人)
2012-01-12 15:23:01
発音、難しいですよね…。
私も、未だに慣れません

こればかりは、繰り返すしか無いんですよねぇ。
“citron シトロン”って、ずっと昔から知っていた単語ですが、フランスに来て、フランス人に言っても、全く通じない

“R”が単語の真ん中にいたり、1つの単語に2つ、3つ入っていたら、もう、笑うしかありません
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Unknown (saki)
2012-01-12 17:32:33
先生がフランス人女性で、発音に厳しいのです…
最初から、troisの発音でつまづいて、軽く落ち込みました。
l'aeroportの発音は、息が詰まって苦しくなりました。
何事も練習ですよね…頑張ります。

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sakiさん (どうらく人)
2012-01-13 01:28:27
私、学校にはちょっとしか通っていなかったんですが、男性のフランス人で優しかったんです。
優しいと、ダメですね…。

落ち込む事は無かったけど、お金をムダにした感じです
お互い、がんばりましょうね
(私も、語学学校再開予定です。
あまりにも未熟な為…
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