食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Buche de Noel

2010年01月08日 | お菓子屋さん
年も明けて、いつの間にかもう8日…


フランスは、クリスマス~新年~公現際(エピファニ)と、お菓子屋さんは大忙し

3週間もブログ更新できなかった


忙しいながらも、記録(写真)は撮り続けてきたので、しばらくネタには困らない




まずは、何といってもこれ



今年食べたクリスマスケーキ


フランスでは、ブッシュ・ド・ノエル という切り株の形のケーキが一般的。

それが、天下の“プラザ・アテネ” さんの手にかかるとこうなる

“白い階段”



箱開けたら、手すりが壊れてた…




箱もステキ

ホテルのテーマカラーの“赤”と、内側は“金”一色




私は、階段1段目をいただきました

でもこれ、1段目と最上階を食べる人には量に大きな開きが…



中身は、



チョコレートの層に“ゆず”の風味をきかせて。

濃厚なチョコレートケーキでした



これ、お値段もごりっぱ。

かる~く1万円超えてマス



あまりの忙しさに、今年食べたクリスマスケーキは職場のパティスリーとこれのみ

パリでは、よく1人前のブッシュ・ド・ノエルがクリスマス前から売られていて、クリスマスケーキを予約する前に味を確かめてから選ぶ人が多い。

来年は、ブッシュ・ド・ノエルの食べ歩きがしたいなぁ



Buche de Noel はパリのあるお菓子屋さんが、切り株の形にして販売したのが始まりとか。(だいぶ昔のお話)
もともと、“火”は神聖なもので、それを使うための“薪”はトクベツなもの、大切なものという考えがあって…。
クリスマスプレゼントを薪の中に隠すという慣わしがあった地方もあったとか。
大切な日のお菓子をそんな薪にたとえたお菓子屋さんは、ロマンチストな方だったのかもしれない


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