食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

6区のお菓子屋さん

2010年03月05日 | お菓子屋さん
先日、ショコラティエのパトリック・ロジェさんのチョコレートを食べた時、

『日本で食べるのと、フランスで食べるのとでは、同じお店でも、味が違う

と、ふと思い始めた私…


今まで、日本に出店しているお菓子屋さんは、そこまで味とか変わらないだろうなぁ…と思ってて。

あえて、日本に出店していないお店(お菓子屋さんも、パン屋さんも)を中心にうかがってたんだけど。


Pierre Hermeさんは、その典型で、東京に住んでいた時、職場が近かったから、よく食べてて、パリのお店のケーキたちは食べた事がなかった

ふと、冒頭の、『味が違う』 で、最初に、頭に浮かんだのが食べ慣れたエルメさんだった。

『試してみよう


で、行ってみた



とりあえず、6区の本店の方へ。

真っ黒な入り口に、4つの小さなショーウィンドー。

それぞれ、1つずつお菓子がデコレートされていた




看板も黒




エルメさん独特の、はっぱの穴の開いた紙バックもあったけど、私は、ケーキ2つだけだったからか、このビニールバックだった。




箱は、日本と一緒




買ったのは、シンプルなチョコレートケーキと、日本で、多分一番食べたプラリネのミルフィーユ。


チョコレートケーキは、もちろんおいしかったけど、う~ん…。

違い? までは分からない


でも、ミルフィーユを食べた時、

『なんじゃこりゃ~

ですよ、ホントに


もともと好きだったエルメさんのプラリネのミルフィーユが…

パイ生地のおいしさ、プラリネの濃厚さ…

そう 濃厚~~っていうこのカンジ、伝わるかなぁ

前々から、フランスで食べるナッツ類は、味がしっかりしてるなぁとは思ってたんだけど、その旨味がぎゅ~っと良いとこ取りされてる…より引き出されてるというか

フランスの、良いパティスリーで使われてるナッツ類は、フランス産かイタリア産の良質なものがほとんど。

日本でも、同じものが輸入されてるけど、同じ味にはならないのかな。

もちろん、ナッツのおかげ…だけじゃないんだろうね。

一緒に使われてる、小麦粉とか、乳製品とか…。

その組み合わせとテクニック



ショーウィンドーに並んだお菓子たちは、見慣れたデコレーションだったけど、今日買わなかったお菓子たちは、どんな味がするのかな


あ、ケーキの数は、日本より少なかったかなぁ。

フランスは、“平日は、種類が少なめ、週末に増える”はピエル・エルメさんでも同じなのかな


Pierre Herme ~ピエール・エルメ~
72 rue Bonaparte 75006 Paris



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