能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

第七回 竹取物語

2010年11月07日 | ― 竹取物語
11月7日に第七回になる竹取物語を行いました。
紅葉の山の中で元気にネマガリタケの刈り取りです。

今回の解説は竹取物語のメッセージに加え、この森で”見える”様々な課題を問いかけました。

山や森に関わる保全とはつねに百年単位の視野を必要とするのです。

行事の多いこの日ですが地元の若手10人が集まりました。ホントにありがとうございます。

このチーム、作業の進捗がすごく早かった!

またたく間にネマガリタケの群落を駆逐です。

おつかれさまでした。

木を走る人も現れて森の中での時間を楽しんでもらえたようです(笑)。

今回は「ブナの移植」がもうひとつのテーマでした。
これまでの経験から種から芽を出すのはたいへん難しいのですが
ブナの幼樹を移植することは活着がよいことが分かってきました。
そこで林道のノリ面に生えたブナの幼樹を探して出して

鉢伏山の頂上へ植えることにしました。ノリ面ではやがて枯れるか刈り取られる運命です。
またその地域に生えているブナをその地域に植えることは遺伝子の交雑を防ぐ上でも大切です。


この写真が百年後に「この大木を植えた人たちの写真」として後世に残るかもしれません(笑)。

雪が積もる冬は中断ですが、来年も「竹取物語」続けますよ~!

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