地元岩井戸公民館主催の「歩こう歩こう鉢伏山」が行われました。
今年は能登町の小木中学校と柳田中学校の3年生が参加しました。
暑さを心配していましたが、当日は「曇り」という絶好のお天気。
時折通る風で、気持ちのよい森歩きでした。
地元の方からホウ葉の風車のレクチャーもありました。
昔の人は、山にあるもので器用に手作りしていたんですね。
森を見渡すと、青い木々の中に枯れて茶色くなった木が目立ちます。
ナラ枯れの被害から、生物多様性について考えていただきました。
道中、いろんなものがいつもよりも気になるご様子。
こちらの生徒さん&先生は動物の糞を熱心に観察中です。
「お~い、こっちにもあったぞ~」と見つける度に召集がかかっていました。笑
渡りの蝶、アサギマダラもいました。
鉢伏山の山頂へ登りました。
帰りは急な坂道もあり、ロープを使う場面も。ちょっとだけ冒険気分を味わっていただきました。
お昼はブナ林の中で食べました。
食後は木登りして遊ぶ子や、ごろんと寝っころがって過ごす子もいて
思い思いの時間を過ごしました。
地元の子は、森に詳しい子が多いのです。
「この葉っぱは食べられるよ。」「これは叩くとパーンてなる葉っぱ。」
「笹笛はこうやって吹くんだよ。」とこちらも関心してしまうほどです。
おじいちゃんやおばあちゃんから聞いた森の知恵袋が、しっかりと伝わっています。
大人になっても、地元の森で遊んだ記憶が楽しいものであってほしいです。