能登半島

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桜の開花と休眠打破

2007-03-04 | 能登のお祭り
春に咲く桜は夏に翌春に咲く花のもととなる芽をつくります。夏を過ぎて気温が下がり始めると花芽の成長が止まり「休眠」状態となり、休眠した花芽は冬に一定期間低温にさらされることで再び眠りからさめ成長を始めます。これを「休眠打破」と呼び1年のうちで最も寒い1月~2月ころに起こります。桜以外にも温帯の落葉樹に起こる現象で、植物によって必要とされる条件(温度)は異なりますが、桜は冬の間に1日の平均気温が0~5℃程度の日が2週間くらい続くと休眠から目覚めるといわれ、休眠打破の後、花芽は春に向かい気温の上昇とともに成長し、やがては開花にいたります。

さくらの開花とは花が5~6輪開いた状態で、標高が100m高くなる毎に約2~3日遅くなります。満開は約80%以上が開花した状態で、開花から満開までの期間は約1週間程と言われています。開花予想は各気象台や測候所の定めた標本木を対象としたものなので前後2~3日程度の誤差が生じることがあります。
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