SIM会長から、何年も前にもらったファンフライ機。
おいらも飛ばさないので、羽根の破れたところなどを修理して、
HIN氏にあげた。
月曜日、できたので、飛ばそうということになったが、風が強く、
一回は断った。やめたほうがいいと。
3時間くらいして、また電話
「先生、エルロンが逆、どうしたらいいかわからない」
ということで、行って、プロポのリバースを設定。
まともに動くようなって、風も少しは収まったと自分たちで判断して飛ばしにいく。
ほんのテスト飛行のつもりだったが、これが大間違い。
まず、最初に点検すべき重心。してなかった。
あの機体は、後に重い電池を載せていた。
ということはかなり、前が重かったはず。
しかも、今度つけたのは、YS53の4サイクルエンジン、
2サイクルより、かなり重い。
多分、重心はかなり前のはず。
三須に行って、エンジンをかけた。
すこぶる快調。
力もある。
離陸、でも風がある。
浮き上がる。上昇。
大丈夫と思い、反転して、こちらに戻そうとした。
おかしい、エレベーターが効かない。
アップを引いても、上がってくれない。
見る見る斜めに高度を落とし、アスファルトの堤防道路に激突。
粉々。
ほんの20秒の命か。
何百倍の時間を費やして作った機体が、一瞬に・・・
申し訳ない。激突の激しさがわかる。
呆然とたたずむHIN氏。ヾ(●´▽`●)ノ
回収した機体を調べたが、サーボは動く。
考えられる要素は
多分、離陸は風がまともに当たり、エレベーターに風も当たり、効いたのだろう。
でも、反転してくる時は、追い風なので、それだけ、エレベーターに当たる風がなくなる。
重心位置が前であろうことを考えると、持ち上げ切れなかったか。
初めての経験。こんな舵の効かない事は。
飛ばすことばかりに気を取られて、重心位置など大事なチェックをしてなかった。
ヾ(_ _。)ハンセイ…。
原因はわからないが、多分、そんなとこか。
「風の強い日には、飛ばすな。特に初飛行は」
といういい教訓になった。
でも、本当に、がっくり来た。
初心に戻って、謙虚になろう。飛行機をなめたら,アカン。