中野で“聖マッスル”

中野と言えば、ブロードウェイ。ブロードウェイと言えば、まんだらけ。
ということで、本を買い取ってもらうためにまんだらけへ。
もちろん、まんだらけには何度も行ったことはありますが、
買い取りは初体験。
紙袋にいっぱいの漫画本を詰めてちょっとドキドキしながら行ってきました。

でだ、今回のオイラは凄いのであるよ。
ナ、ナ、なんと目玉商品があったのですよ。
それは、
「聖マッスル」の１＆２巻！！！
“セントマッスル”と読みます。

えっ？知らないって。そうだよね、知らないよね。
1976年頃にマガジンで連載されていた、ふくしま政美（原作は宮崎惇）の古代ヨーロッパを舞台にした
なんとも気持ち悪い絵のヘンテコな漫画。
何年か前にちょっとブームになって、復刻で豪華版なんかも出ておりますが、
オイラのは、当時のKCコミック。
相当に日焼けしているけど、腐ってもKCでありますよ。
とにかく、これがどれだけの価値があるのか？
それともないのか？　どうなの？

係の店員に促されて査定の窓口へ。
すると査定のおにいちゃん、それを見たとたん
「おおっ、聖マッスル、ですか、、（ニコ）」
これは期待出来る、なので聖マッスルは後回しで、他のモノから。
いや～、漫画なら全部引き取ってくれるのかと思いきや、
やっぱり日本は資本主義なんですよ、まんだらけと言えども市場原理が導入されておりました。
古いとかじゃなくて、動きがないものや在庫がいっぱいあるものは、もちろん値段は安いし、
それに買い取り拒否されちゃうんですね。
意外に沢山の本が拒否されちゃいましたよ。
ショックだったのは、岡崎京子のほとんどが拒否された事、いい漫画ばかりなんだけどね。

で、査定がプレミヤ担当に替わって、ついに聖マッスルです。
さっきのおにいさんと違って、怪しい風格があるおじさん（にはちょっと若い）であります。
色々見られて、
　1巻、、1000円
　2巻、、1200円　　でありました。
やった～、うれし～！！！

あっ、待って、分かってるって、こう言いたいんでしょ、
『ネットオークションだったら、もっと高く売れたのに！』って。
そんなの分かってるよ、言われなくたって、わ、か、り、ま、す。
でもさ、面倒くさいの嫌いなの！　いいじゃん！　フンっだ！

ということで、なんだかんだで計4200円。
いいお小遣いになりました。

帰りは、ブロードウェイを見て回ってきました。
まんだらけだけじゃないよ、レコードも雑誌もなんだって買ってくれる店があるんです。
「こんな雑誌まで売れるんだ！」がいっぱい。
よし、今度はサブカル雑誌だ！オイラいっぱいもってるぜ！！！
しかし、ホント、もう捨てるものはないね、何でも売っちゃおうぜ！
ついでに、地下のソフトクリームも何年か振りに食べちゃった。

あっそうそう、買い取り拒否された漫画本ですが、
今度はブックオフに持って行ってみます。
それも初体験だったりして、、、、