以前登った大姑娘山。その時お世話になったポーターさんのお母さんの刺繍の髪飾りをパチリ。
先ず日本から上海経由で成都に行きます。わーッ バイクと自転車が凄い
成都といえば三星堆博物館ですが、世界中を巡回していて目玉の展示品は出張中。ならばお次はパンダちゃん。🐼だら~っとしていて大らかでずっと見てても飽きません。
車窓から。農村はのどかで時間もゆっくり進みます。
成都からガードレールもミラーもない崖っぷちをガンガン飛ばして車で約5時間。日隆に到着です。四川大地震の震源地に近い所なので、途中岩がゴロゴロの山道です。谷底に転落しても誰も助けに来てくれないだろなあ~ 建物はチベットらしくカラフルで装飾も凝った作りになってます。救急病院。
チベットの子供はよく働き、とても辛抱強い。物が豊富な先進国に生まれたことが幸せだとは限りませんよね。チベットの人は心がとても温かで豊かです。
翌日から登山開始。3600メートルのベースキャンプがある老牛園子まで5時間ゆっくり歩きます。
翌日は高度順応日です。日隆に来る途中4523メートルの巴朗峠まで車で一気に登ってきたためにメンバーが一人高山病で突然倒れ顔面を殴打。意識は回復しましたがそのまま成都の大学病院へとんぼ返りでした。ベテランの方ですがこんな事もあるのかと、ビックリしました。私も手足が痺れ頭痛もあり怠かったのですが慌てず呼吸の事だけ意識しました。お陰で後は頂上まで体も軽く順調でした。
ポーターのお嬢さん。視力も歌唱力も抜群です。私には全く見えない遠い山の稜線にいる人が誰なのかがわかるようです。綺麗な歌声でそのお山に向かって呼びかけると男性の歌声が・・・ お嬢さん達キャッキャッと盛り上がってました。モンゴルのホーミーの様に振動しているのでしょうか?世界中には普通に凄いですね~の人が沢山います。ちょっと手先が器用だったり体力があるとか何の自慢にもなりません。
大海子。内陸部で海が無いので憧れでこの名が付いた湖。空気も水も澄んでいて清々しい。心が洗われます。
エーデルワイスだらけ。足で踏みつけながら歩いたり、休憩時もお尻に敷いて申し訳ない。
アツモリソウも見つけました~。
高山植物の宝庫なので、フラワートレッキングだけでも満喫出来ます。
世界でも珍しい青いケシの花。沢山咲いてます。
ベースキャンプに2泊アタックキャンプに1泊して夜明け前から頂上を目指します。休憩中に朝陽が昇りそうです。
頂上付近からの絶景。鳥肌が立つような美しさ。超感激神秘的で仙人が雲に乗ってスイスイとやってきそうな山並でした。エベレストが発見されるまでは、同じ四川省のミニヤコンカが世界最高峰だと思われてましたので急峻な山々が聳え立つ山域です。
「ヤッホー」と心で叫ぶ。聖なる山ですからタルチョがはためき、チベットに来たのだと改めて感じました。
下山はゆっくりとベースキャンプまで戻ります。そしてこの高原は宝の山なんだとか。正真正銘の冬虫夏草はこの辺りで採れるそうで、村には沢山稼いで冬虫夏草御殿を建てた村人もいるそうです。興味津々です。
早速、私達も売人を紹介していただきこのテントに招き入れ交渉致しました。「ふんふん。なるほど…」
下山は高山病で体調不良の方が数名いましたのでお馬さんに乗って楽々下山でした。体幹が鍛えられ少しお腹が締まったような私のお馬さんのお世話は石川遼君似の少年でしたよ~。
四姑娘山が見える最後のスポット。壁に残る雪の形が女性の顔の様に見えます。
クタクタ ご苦労様でした。
チベットのバター茶の実演。ドンモという攪拌器です。お茶は一見ミルクティーの様ですが、口当たりは少しベタっサラっ。味は余り無くやや塩っぽく葉っぱの粉が少しザラザラ。
昼食のチベット料理。薬膳料理のようでした。
帰りに見送りに来てくださいました。この髪留めはどうなっているのでしょうか?刺繍がしてある布を編み込んだ髪で巻、それを紐でまた巻、飾りに止める? 複雑ですね~。私も欲しいのでどこに売っているのか尋ねると、この村にはもう刺繍をする人がいなくなり、大きな街で注文をしないと手に入らないそうです。つまり特注です。残念
下の村からベースキャンプまでお馬さんを数頭連れて来て下さいました。よく見ると刺繍のお母さんでは?一緒に下山して直ぐに民族衣装に着替えておもてなしをして下さったのでした。有難うございます。
成都まではまた崖っぷちを車で下ります。途中の村の通りでお祭りかと思ったら、お葬式だそうです。大八車に乗せて村を走ります。爆竹が鳴り響いてとても賑やかなお葬式でした。この様な昔ながらのお葬式は中国でもほとんど無くなり珍しいそうです。貴重な儀式を見る事が出来ました。
帰国前夜、川劇を観て帰りましたが仮面が次々と変わる技の継承人は他言無用なんだとか。でも席が近かったので何となくバレてますヨ~って感じでした。優雅な舞踊や曲芸等とても美しく楽しかったです。
チベットの皆さんはとても恥ずかしがり屋で働き者でやさしい方々でした。次はもう少し歴史や文化を勉強して観光でまた是非訪れたいと思います。
ではまた次回・・・
先ず日本から上海経由で成都に行きます。わーッ バイクと自転車が凄い
成都といえば三星堆博物館ですが、世界中を巡回していて目玉の展示品は出張中。ならばお次はパンダちゃん。🐼だら~っとしていて大らかでずっと見てても飽きません。
車窓から。農村はのどかで時間もゆっくり進みます。
成都からガードレールもミラーもない崖っぷちをガンガン飛ばして車で約5時間。日隆に到着です。四川大地震の震源地に近い所なので、途中岩がゴロゴロの山道です。谷底に転落しても誰も助けに来てくれないだろなあ~ 建物はチベットらしくカラフルで装飾も凝った作りになってます。救急病院。
チベットの子供はよく働き、とても辛抱強い。物が豊富な先進国に生まれたことが幸せだとは限りませんよね。チベットの人は心がとても温かで豊かです。
翌日から登山開始。3600メートルのベースキャンプがある老牛園子まで5時間ゆっくり歩きます。
翌日は高度順応日です。日隆に来る途中4523メートルの巴朗峠まで車で一気に登ってきたためにメンバーが一人高山病で突然倒れ顔面を殴打。意識は回復しましたがそのまま成都の大学病院へとんぼ返りでした。ベテランの方ですがこんな事もあるのかと、ビックリしました。私も手足が痺れ頭痛もあり怠かったのですが慌てず呼吸の事だけ意識しました。お陰で後は頂上まで体も軽く順調でした。
ポーターのお嬢さん。視力も歌唱力も抜群です。私には全く見えない遠い山の稜線にいる人が誰なのかがわかるようです。綺麗な歌声でそのお山に向かって呼びかけると男性の歌声が・・・ お嬢さん達キャッキャッと盛り上がってました。モンゴルのホーミーの様に振動しているのでしょうか?世界中には普通に凄いですね~の人が沢山います。ちょっと手先が器用だったり体力があるとか何の自慢にもなりません。
大海子。内陸部で海が無いので憧れでこの名が付いた湖。空気も水も澄んでいて清々しい。心が洗われます。
エーデルワイスだらけ。足で踏みつけながら歩いたり、休憩時もお尻に敷いて申し訳ない。
アツモリソウも見つけました~。
高山植物の宝庫なので、フラワートレッキングだけでも満喫出来ます。
世界でも珍しい青いケシの花。沢山咲いてます。
ベースキャンプに2泊アタックキャンプに1泊して夜明け前から頂上を目指します。休憩中に朝陽が昇りそうです。
頂上付近からの絶景。鳥肌が立つような美しさ。超感激神秘的で仙人が雲に乗ってスイスイとやってきそうな山並でした。エベレストが発見されるまでは、同じ四川省のミニヤコンカが世界最高峰だと思われてましたので急峻な山々が聳え立つ山域です。
「ヤッホー」と心で叫ぶ。聖なる山ですからタルチョがはためき、チベットに来たのだと改めて感じました。
下山はゆっくりとベースキャンプまで戻ります。そしてこの高原は宝の山なんだとか。正真正銘の冬虫夏草はこの辺りで採れるそうで、村には沢山稼いで冬虫夏草御殿を建てた村人もいるそうです。興味津々です。
早速、私達も売人を紹介していただきこのテントに招き入れ交渉致しました。「ふんふん。なるほど…」
下山は高山病で体調不良の方が数名いましたのでお馬さんに乗って楽々下山でした。体幹が鍛えられ少しお腹が締まったような私のお馬さんのお世話は石川遼君似の少年でしたよ~。
四姑娘山が見える最後のスポット。壁に残る雪の形が女性の顔の様に見えます。
クタクタ ご苦労様でした。
チベットのバター茶の実演。ドンモという攪拌器です。お茶は一見ミルクティーの様ですが、口当たりは少しベタっサラっ。味は余り無くやや塩っぽく葉っぱの粉が少しザラザラ。
昼食のチベット料理。薬膳料理のようでした。
帰りに見送りに来てくださいました。この髪留めはどうなっているのでしょうか?刺繍がしてある布を編み込んだ髪で巻、それを紐でまた巻、飾りに止める? 複雑ですね~。私も欲しいのでどこに売っているのか尋ねると、この村にはもう刺繍をする人がいなくなり、大きな街で注文をしないと手に入らないそうです。つまり特注です。残念
下の村からベースキャンプまでお馬さんを数頭連れて来て下さいました。よく見ると刺繍のお母さんでは?一緒に下山して直ぐに民族衣装に着替えておもてなしをして下さったのでした。有難うございます。
成都まではまた崖っぷちを車で下ります。途中の村の通りでお祭りかと思ったら、お葬式だそうです。大八車に乗せて村を走ります。爆竹が鳴り響いてとても賑やかなお葬式でした。この様な昔ながらのお葬式は中国でもほとんど無くなり珍しいそうです。貴重な儀式を見る事が出来ました。
帰国前夜、川劇を観て帰りましたが仮面が次々と変わる技の継承人は他言無用なんだとか。でも席が近かったので何となくバレてますヨ~って感じでした。優雅な舞踊や曲芸等とても美しく楽しかったです。
チベットの皆さんはとても恥ずかしがり屋で働き者でやさしい方々でした。次はもう少し歴史や文化を勉強して観光でまた是非訪れたいと思います。
ではまた次回・・・