旅で見つけた小さな刺しゅう

好きなもの・・・色々な国を旅すること、山歩き、美術館巡り、手芸、紅茶。足の向くまま、気の向くまま日々の事を綴っています。

ニードルポイントのクッション

2016-04-26 14:52:15 | 刺繍
もうすぐゴールデンウイークですが、毎年仕事。サービス業の宿命ですねー。ニコニコ対応で良いものか?今年は気が重いです。刺し終えたニードルポイント。インパクトのある柄なのでクッションに仕立てました。48×48サイズ




刺した後でキャンバスを一度水洗いしますが、びっくりするくらい、くたっとなるので形を整えながら陰干しします。
かなり乾いたところでアイロンをかけます。アイロン台にバスタオルを敷き裏面を上にしてアイロンを中央から放射線状にゆっくり均等に力を入れて丁寧に乾かします。キャンバスに鉛筆などでチェックポイントを書いて定規で左右上下同じ長さになっているか確認しながらアイロンをかけていくと歪み具合がわかります。少しずれていたら、スチームをかけ微調整します。少し時間がかかりますが柔らかくなり仕立てやすくなります。




後は赤のベロア地。縁は2センチ幅のポンポンフリンジを付けパワー注入のつもりであえて“ど派手”にしてみました。



今から還暦の準備? 「こらっっ

ではまた次回・・・

ニードルポイント タペストリーと手作り木枠

2016-04-10 19:21:03 | 刺繍
新年度になり、勉強しなくてはいけないこともあるのですが、ニードルポイント タペストリーをやっと刺し終えました。Ehrman tapestry のキットでデザインはケイフ・ファセットです。ちまちま刺してたので半年もかかりました。








ニードルポイントの木枠は既製の物もあるようですが、私は手作りしてみました。ホームセンターの丸棒、角材、ねじで作れます。丸棒は180cmの物しか売ってませんでしたので急きょ2セット作る事にしました。直径2.5cmの丸棒2本を100cmと80cmにカット。90cmの角材2本も50cmと40cmにカット。これで大サイズ100×50 小サイズが80×40の木枠が出来ます。ねじも店員さんが親切に教えて下さいます。今は1個から買えるので便利です。



木のカットはホームセンターでしてくれましたが、ねじの取り付けは自称日曜大工が得意な弟に依頼しました。良~く見ると曲がってる。「本当に得意なん」とは、言えませんよね。
正確に言うと私は買い物だけでした。




木枠作りまでは結構順調に進みましたが、実際にキャンバスを張って刺し始めるまでは試行錯誤。日本刺繍はF号の木枠に画びょうとタコ糸でパンパンに張りますが、ニードルポイントキャンパスは厚く弾力がありますので、面倒ですが生地を縫い付けて張った方が良いようです。くるくる回らないように布の端は筒状にして丸棒を通し、内側に戻らないように突っ張り棒でゆるみを抑えます。もっと研究した方が良いかな?



裏面です。テントステッチで刺しているので、余り歪みもないですが、スチームアイロンで形を整えながら仕上げます。これを何に仕立てようかと迷っています。

ではまた次回・・・

ぶらぶら ボッティチェリ、ダ・ヴィンチ、フェルメール

2016-04-04 16:16:47 | 日記
 今年は日伊国交150周年。展覧会や音楽会などイベントが沢山あって楽しみです。ボッティチェリ《聖母子》 キリストの手に茨があります。想像したくないですが、これからの苦しみを暗示しているそうです。 



《ヴィーナスの誕生》と《春》こんな超代表作が来るはずありません。これはクリアファイルです。作品は来てないのにショップにはグッズが色々あり、テンション上がって購入してしまいました。学生時代、西洋美術史研修旅行でウフィッツ美術館の《ヴィーナスの誕生》をはじめて観た時はあまりの美しさに鳥肌が立ちました。今でもあの時の感動は忘れられません。ですが・・・このクリアファイル持って回るのは少し恥ずかしいですね。





うわっこちらを見ている~。 この方が“神”ボッティチェリ氏。




ダ・ヴィンチの《糸巻きの聖母》エディンバラでは時間がなくて観ることができなかったのですが、まさか日本でご縁があるとは・・・! 崇高で穏やかで心が洗われる。30分以上待たされた事を忘れてしまいます。それにお肌がつるんつるんです。行列がなかなか進まなかったので手稿や素描などもゆっくり観ることができました。『ぶら美』の山田五郎さんのお話やおぎやはぎさんのジョークが役に立ちました。




日伊とは関係のないフェルメールとレンブラント展 。《水差しを持つ女》日本初公開。ウルトラマリンが存在感抜群です。巨匠レンブラントの《ベローナ》。ショップではデルフト焼のモチーフのシールを購入しました。

折角素晴らしいものを鑑賞しているのに、年々自制心が無くなり我が強くなってきました。気が付くとデカい私が真正面にいて反省したり学んだり、こんな素敵な時間が持てる事に感謝しなくてはならんのですが・・・

ではまた次回・・・

イニシャル入り手提げ

2016-04-01 21:46:31 | 刺繍



湖水地方 ウインダミア湖の畔ウオーターヘッドにある広島から送られた八重桜です。



DMCのクッションが1つ出来るサイズの麻布で手提げを作りました。手提げの底が<わ>になってます。



内袋は北欧風の小花の柄をチョイス。リバーシブルの予定で見返しなし、ポケットも真剣にミシンがけをしましたが目がチカチカする~。

ではまた次回・・・