とある乗り鉄の乗車記録

とある地方出身東京在住大学生の鉄道乗車記録など、鉄道に関すること。18きっぱーとして遠方路線完乗も

【コロナ禍度外視集大成遠征7日目】山陰本線完乗達成&境線・一畑電車完乗、そしてサンライズで帰京

2021-08-16 19:17:00 | 日記
こんにちは。

長々と旅した集大成遠征もいよいよ最終日。益田からまずは集大成遠征最大のテーマ、山陰本線完乗を目指します。



米子行き。キハ126形の石見神楽トレイン。
終点・米子到着をもって、意外とあっさりでしたが、山陰本線完乗を達成しました。
ただ、結局山陰本線が最後の完乗路線にはならず。


境線で境港を目指します。作者が縁で『ゲゲゲの鬼太郎』とコラボしたキハ40が走ります。車内の自動放送も鬼太郎の声優が務めており、妖怪によるやや不気味な雰囲気の列車。(って言ったら妖怪好きの方々に失礼ですね…)



目玉おやじだらけのキハ40車内。

境港からは松江駅行きのバスに乗り込み、そこから徒歩で一畑電車の松江しんじ湖温泉駅へ。

ここから一畑電車に乗り込み、まずは出雲大社前駅へ。
一畑電車2100系。元京王5000系。ここにもいました元京王5000系。ですがこの2103号車は車内がまさかの宍道湖一望仕様。イベント等で使える仕様だそうですが、通常料金でこれはエグい。素晴らしい。



川跡で大社線・出雲大社前行きに乗り換え。

5000系。見た目からはわかりませんでしたがこれも元京王5000系。そして車内のクロスシートは元小田急ロマンスカー用だそうです。


一畑電車7000系。一畑電車完全オリジナルの新型車。



出雲大社前駅に保存されているデハニ50形。戦前の時代から2009年まで活躍、その後映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』でも使用された、一畑電車のレジェンド。



出雲大社で、今後の社会人生活の成功を祈願。

そして最後は1000系(元東急1000系)で終点・電鉄出雲市へ向かい、一畑電車(北松江線・大社線)を完乗。一畑電車北松江線が我が学生生活最後の完乗路線となりました。

最後はやはりこれで締めましょう。


寝台特急サンライズ出雲。結局シングルでの帰京でしたが、本来はシングルデラックスで締めたかったというのが本音。(満室でした。やっぱり10時打ちせねばならんのな…)


寝台特急で食うメシは本来以上に美味い。

6年間の東京での学生生活の想い出とともに、時間を忘れて1人酒を飲む。寝台特急で飲む酒ほど美味いものはそうそう無い。


シャワーカードも無事入手。

お湯は6分間出ます。途中でストップできるので、毛量によりますが男性としてマトモな頭髪のうp主からしたら時間的には余裕。

ただドライヤーの効きは悪いです。女性の方は苦労するかもしれません。

そして終点・東京到着。うp主学生生活最後の旅が終わりました。7泊8日の旅は社会人になったらそうそうできるものではありません。そういう意味でも貴重な経験になったと思います。

最後の挨拶は改めて執筆したいと思います。今回はこれにて。

【コロナ禍度外視集大成遠征6日目】難所・小野田線を完乗、そしていざ山陰本線完乗へ動く

2021-07-16 21:14:00 | 日記
こんにちは。

前日のやらかしのショックを引きずりながらも6日目に臨むうp主。まずは厚狭から山陽本線で小野田へ。

厚狭で1泊したのは朝イチで小野田線完乗に挑むため。というのも、小野田線のうち、支線となる雀田~長門本山は朝7時台に2本、夕方1本の3往復しかない、完乗するには超難関の路線です。
まずは雀田へ向かい、最難関区間の長門本山へ。



1日たった3本しか列車が発着しない、超のつく難所・長門本山。太平洋を望み、いくつかの住居が並ぶ閑静な集落。喧騒とは無縁の地に立つ簡素なホームに1両編成で入線する旧型車両の姿は都会から来た鉄道ファンの心を洗う。


朝2本あるので1本目で向かい、少し滞在したのち2本目(宇部新川行き)で宇部線と接続する居能へ向かい、小野田線完乗を達成。

小野田線で使われる123系(クモハ123形)は、国鉄形には珍しい1両編成の電車(基本的に国鉄形の電車は電動車が2両1組であるため最短でも2両はある)。もともとはクモニ143形という荷物車を旅客用に魔改造して誕生した系列です。かつてはJR東日本・中央本線辰野支線やJR東海・身延線などでも活躍していましたが、現在は小野田線と宇部線の一部の運用が残るのみ。

居能で宇部線に乗り換えて宇部へ向かい、山陽本線を下関へ。

中間車を先頭車化魔改造した食パンタイプの115系。先ほど乗った123系に面構えがそっくりです。
下関からは、いよいよ山陰本線完乗へ動きますが、時間があるので

415系に乗り込み九州へ。

門司から門司港行きに乗り換え。ただ行って戻ってくるだけでしたが、


九州鉄道記念館は改めてちゃんと行きたい。だったらその時乗れば良かったので結果的に門司港に行く意味はありませんでした。いつかまた来ます。絶対に。

さて下関に戻ったうp主。満を持して山陰本線に入ります。今回の遠征最大の目的は、日本一長い在来線・山陰本線の完乗。以前に京都~米子は乗車済みですが、山陰本線完乗は学生生活最後にとっておきたいという思いがあり、まさしく集大成ともいえる旅路に入りました。

キハ47による長門市行き。下関~益田は本数が少ないため意外と行程の編成が難しい区間。キハ47が中心で、まだまだ国鉄形が多くひしめくローカル線です。

長門市では次の益田行きまで3時間ほど時間を持て余しており、まずは山陰本線の一部・仙崎支線へ。





仙崎は金子みすゞの故郷。

長門市に戻ってなお時間が有り余ってるので、

長門市~厚狭を結ぶ美祢線を完乗。ただ行って折り返すだけ。折り返しでキハ120というと前日の備後落合事件を思い出させられますが、今回はそのまま戻るのが正解。
実は先程乗った仙崎支線、今回は長門市~仙崎の区間運用でしたが、列車によっては美祢線と直通運転しており、厚狭~長門市~仙崎で1つの系統としてダイヤがつくられています。

ばっちり暇潰しも済ませたところで、この日のアンカー。益田行きで終点・益田へ。この日は益田で一泊。

次回、集大成遠征いよいよラストになります。

【コロナ禍度外視集大成遠征5日目】山間部を攻めるうp主、盛大にやらかす。

2021-07-16 19:02:06 | 日記
こんにちは。

集大成遠征5日目は姫路からスタート。

播但線103系。ここも103系ファンのメッカ。前日乗車した加古川線の103系と違い、ノーマルな低運転台の車両。

さてスタートは姫新線。姫路と新見を結ぶ路線。

姫路~佐用はキハ127系。赤とんぼのイラストが特徴。

佐用から先はキハ120系。18きっぱーにはもはや顔馴染みの、JR西日本のローカル線用車両。


途中、津山では津山線キハ40の姿も。今回は乗らず。


計4列車を乗り継ぎ、新見に到着。姫新線完乗。
その後、芸備線完乗を目指すべく、備後落合行きに乗車。


しかしここで事件発生。
うp主、備後落合で寝坊し乗り換え失敗。
不可抗力で新見にリターンとなり、その後の旅程もあり結局芸備線完乗は断念。
新見から仕方無く特急やくもで倉敷へ。

その後は山陽線を西へ向かい、当初広島で拾う予定だった新幹線を三原で拾いました。この日は山陽新幹線で最も地味な駅の一つ、厚狭で一泊。

500系こだま。かつては『のぞみ』として大活躍しましたが、諸々の事情もあってN700系に置き換わる形で『のぞみ』から撤退。短編成化のうえ山陽『こだま』に充当され、0系を置き換える役割を担いました。

自己最長日程に入った5日目にして大きくやらかしてしまったうp主でした。芸備線はいずれ絶対にリベンジしたいと思います。

【コロナ禍度外視集大成遠征4日目】阪急・阪神完全制覇達成&“やり残した”2路線にリベンジ

2021-07-13 23:49:00 | 日記
こんにちは。

集大成遠征4日目。近鉄・阪神の大阪難波駅からスタート。

スターターは阪神1000系。



近鉄アーバンライナーplusと伊勢志摩ライナーにも御挨拶。アーバンライナーはnextの方に乗りましたが初代リニューアル型のplusには乗れず終いでしたね。まぁ座席はnextに準じてるので大して意味はありませんが。伊勢志摩ライナーは一度も乗らず終いでしたね…

さて阪神なんば線を行き、降りたのは武庫川駅。


リニューアルした阪神5500系モダン・ジェットカー。

乗り込むは阪神武庫川線。武庫川~武庫川団地前を結ぶ路線。阪神で唯一残していた路線です。最後の赤胴車が走っていた武庫川線ですが、それは残念ながら引退。現在は5500系の武庫川線仕様が、様々なカラーリングを見に纏い活躍中。うp主が乗り込んだのは『阪神タイガース号』。野球好き、阪神ファンにはたまらない列車。





武庫川線完乗をもって阪神も全線完乗達成。
さて武庫川団地には、

引退した赤胴車が団地のシンボルになる、とのことで、いざその姿を拝まん!と思いきや、


まだ展示には至らず。無念。


さて武庫川に戻り、今津経由で阪急へ。




阪急もラスト1路線を残しています。阪急甲陽線。夙川~甲陽園を結ぶ支線を完乗し、阪急も完全制覇。この瞬間、関西大手五大私鉄(近鉄・阪急・阪神・南海・京阪)を全て完全制覇しました。関東在住なのに関西のほうが先に完全制覇とはどういうことなのか、というツッコミはここでは無しで(東武とか大変なんじゃ…)。



阪急甲陽線完乗後は今津線経由で宝塚へ。


宝塚からは意外にも宝塚以北は乗っていないJR福知山線完乗へ。
まずは223系『丹波路快速』で篠山口へ。

篠山口から福知山行きの普通に乗り換え、福知山線完乗達成。


福知山駅、出口によって京都丹後鉄道のロゴが違う。

京都丹後鉄道のホームにまさかの113系。どうやら113系の京都丹後鉄道での運用もあるらしい。どういうことなのか。

さて福知山から福知山線を折り返し、谷川で下車。乗り込むのはもちろん、

加古川線。西脇市~谷川のローカル区間は125系の独壇場。


西脇市で乗り換えるは103系3550番台。見た目105系ですが103系です。加古川~西脇市は125系もいますが103系のほうが主力。
実は加古川線と福知山線は2018年の夏に播但線を攻略した後に乗る予定でしたが、播但線での寝過ごしによって乗り継ぎに失敗したため完乗を果たせなかったという苦い思い出があります(計画変更で山陽電鉄本線と神戸高速線に乗れたのでマイナスではないが)。約2年半の時を経てリベンジと相成りました。


加古川駅、加古川線用ホームに至る前に改札があります。キセル対策でしょうか。姫路も播但線・姫新線ホームは改札内改札あり。似たような駅構造。


新快速で姫路に向かい、この日は姫路で1泊。

姫路城へ繋がる駅前通り。

さて姫路1泊ですが山陽電車に立ち寄り。

阪神9500系による特急で飾磨へ向かい、山陽電鉄網干線完乗へ。

網干線は山陽電鉄3000系。なお山陽網干とJR山陽本線の網干は全くの別物。


締めは山陽電鉄5000系。山陽姫路と阪神大阪梅田を結ぶ直通特急に使われる、山陽電鉄のフラッグシップ。

うp主の最長日程は4日間。ここからは未踏の領域ですが、次回、うp主に事件が発生。

【コロナ禍度外視集大成遠征3日目】103系天国の和田岬線&和歌山電鐵・水間鉄道完乗、南海完全制覇成就

2021-07-12 23:10:00 | 日記
こんにちは。

3日目、地下鉄で梅田に出た後、まずはJR神戸線で兵庫へ。

221系快速。221系は225系の増備で京阪神の快速での活躍は少なくなりつつあります。

さて、兵庫で乗り換えるといえば勿論、

和田岬線。正式には山陽本線の一部で、今年2月に東海道本線美濃赤坂支線を乗った時と同じく、本線は完乗していながら支線を完乗していなかったパターン。和田岬の工業地帯への通勤路線であり、平日や土曜日は朝・夕を中心にそれなりの本数が用意されるも、日曜日は圧倒的に本数が減ります。乗車当日は土曜日。本来なら翌日に神戸方面を攻略する予定でしたが、前述の通り日曜日は圧倒的に本数が少ないため、この日のうちに早起きして攻略に向かいました。
和田岬線完乗をもって山陽本線も正式な完乗を達成。
使用車両は103系。和田岬線に使われるのはこの103系1編成のみ。稀に検査による代走で207系が入ることもありますが、それ以外は確実にこのスカイブルーの103系が担います。したがって、この和田岬線は実質103系天国といえる路線です。


連結部分に窓があったり無かったりするなど、その中身からは103系を寄せ集めた苦労が垣間見えます。

国鉄時代から走り続ける103系。扇風機も健在。

兵庫~和田岬をひたすら往復する103系。現役最長の6両編成。新車導入の便りは無く、もしかしたら最後に生き残る103系は和田岬線かもしれません。




和田岬線攻略後、223系快速で再び大阪へ。321系普通にもご挨拶。そして大和路快速で新今宮へ。

新今宮で南海を拾い、一路和歌山へ。実は本来の行程の目的地は和歌山方面。和歌山方面に行く前に和田岬線をねじ込む無理矢理ぶり。


南海12000系『Southern Premium』と泉北12000系『泉北ライナー』。同型車が合い見える。

南海12000系特急サザンの特別車に乗り込み、一路和歌山港へ。和歌山港線は徳島行きの南海汽船に時間を合わせて運行しているため本数が限られており、意外と攻略難易度は高め。

今回は南海汽船には乗りませんが、和歌山港到着をもって南海和歌山港線を完乗。


Southern Premiumの相棒を務めていたのは南海8300系。

8300系の荷物スペース。元々、関空となんばを結ぶ空港急行に用いられることが多い8300系。関東では京成3100系などでも見られるこうした荷物スペース。大きな荷物を持っていても安心のこの設備は見事。


南海1000系。南海本線の主力の一つ。どちらかというと普通列車の運用が多いか。

さて和歌山市に戻ってからは紀勢本線で和歌山へ。

227系1000番台。和歌山~和歌山市は2度目の乗車。
和歌山から乗り込むのは

和歌山電鐵。猫の『たま駅長』が活躍したことでも知られる路線。現在は2代目『ニタマ』が駅長として活躍中。

なお、顔見せてくれず。残念。



和歌山電鐵を往復した後は阪和線を乗り継ぎ関西国際空港へ。


これにてJR関西空港線を完乗。
そしてそのまま今度は南海空港線を完乗へ。


空港急行の2トップ、南海8000系と8300系。
関空と一つ手前のりんくうタウン駅はJRと関空が共用。成田にも同じことが言えますが、国際空港へのアクセスはJRと大手私鉄の呉越同舟。
そして南海空港線完乗をもって南海電車も完全制覇達成。南海のことをよく知ったのは2019年夏に初めて乗ってからでしたが、それから2年足らずで全線完乗。

さて空港急行で向かうは貝塚。ここから水間鉄道へ。

水鉄1000形。元東急7000系。ここにもいました元東急。

水間観音駅に水鉄501形在り。

水間鉄道の涙ぐましい利用促進政策。昼間は180円でどこまでも乗れる『昼間割引きっぷ』を発売。なお水間鉄道はICカードも利用できる路線ですがICを使ってしまうと普通に運賃が引かれてしまうので注意(貝塚~水間観音300円)。うp主、往路をICで乗り込み無事120円を損しました。
水間鉄道も無事完乗。貝塚に戻り、あとはなんばに戻るのみ。今回はなんば2泊。朝早かった分終了も16時頃と比較的早めの3日目でした。


空港急行としては比較的レアな南海9000系と南海1000系。

ちなみに、行程を早く終わらせたのは夕方になんばグランド花月で吉本の公演に行ったからです。


4日目は次回。まだまだ続きます。