”のん太の酒”

2008年01月07日 | グルメ&レストラン
終に完成! 出来ました! 

『 のん太の酒 』  

昨年の春、日経新聞に掲載されていた、長野の造り酒屋の広告、

「あなたのお米で お酒を造ります」

「限定 25名様」

という文字につられ、思わず申し込んでしまったことから始まりました

簡単に言うと・・・

30Kg相当のお米を送って、一升瓶約30本分の日本酒が出来上がる!
ってことなんですね。 お米の調達から関わるイベントです。

当然、私の場合・・・単に 酒好き&イベント好き ってだけで・・・
何の知識もなく。

し・か・も!


ドイツ駐在中なので、日本にいてあれこれ出来るわけでもなく・・・。

新潟にいる、酒好き&米ルートに詳しい有力な友人Yさんを巻き込み、姉夫婦も動員し、
遠隔地ドイツから指示を出し、契約~お米調達~支払~納品手続きまで、約半年かけて出来たのが、
写真にある 『のん太の酒』 です。

日本在住なら、清酒の仕込、上槽(しぼり)の見学、説明も聞けるそうですよ。
私、流石にドイツから見に行ってる時間もなく・・・。 


出来上がったのは4種類。

● 特別仕込み純米原酒 

● 特別仕込み純米原酒(生)= 要冷蔵

● 特別仕込み純米酒

● 特別仕込み純米酒(生)= 要冷蔵


申込時に、

「ドイツに居て、日本酒に飢えていて、年末年始に帰るのでぇ~」

とアピールしたので、先方の丸山社長様もご配慮下さり、帰国中の年末年始に
最優先で納品して頂きました。 (DANKE!)

・・・とそこで、(当然ながら)母が急に怒り出したんですね~。

だって、年末の忙しい時に、5箱もの大量のお酒が自宅に。
720mlx50本と、一升瓶が8本もあったから、さあ~大変。   

慌てた私は、義兄に頼んで急遽、酒屋の配達同様、配り周りました。



毎度ながら嵐のような帰国スケジュールの中、このとんでもない「お酒騒動」で、
ドタバタしましたが、終わってみると母もしっかり日本酒を堪能し。
「大事に飲むから、最後に2本置いて帰ってね・・・」 と。。。 


既にご賞味いただいた方、これから~という方もいらっしゃると思います。
ゆっくり・じっくり冷やしてお飲み下さい。
ドイツにも2本持参しています。ドイツ組には、宴会にてご紹介しま~す。


 

このイベント参加においては、沢山の方にご協力頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
また、引き続きご迷惑をかけているケースもありますが、これまた、よろしくお願い申し上げます。  




★尚、このお酒造りに関わる情報は以下のサイトをご覧下さい。
今年分の受付は、1月20日までだそうです。ご興味あれば・・・
(因みに、笑亀酒造・丸山社長様とのメールでのやり取りは、懇切丁寧で、素人の私でも気持ちよくスムーズに、この企画に参加させて頂くことが出来ました。)

笑亀酒造






リベンジ煮魚 -M レシピ-

2007年10月29日 | グルメ&レストラン

既に、初雪の降ったStuttgartです。

なのに、私の寝室のHeizung(暖房)、なんか全然温度上がらず。。。

え? 冬突入のこのタイミングで、既に故障?   心も寒い・・・。

 

さて、ドイツ赴任にあたり、色々とご相談にのって頂いていたM氏から、

「ドイツで煮魚が食べたくなったら・・・」

というフレコミで教えてもらった 「M レシピ」 なるものがあります。 

今も昔も、南ドイツでは魚料理が少なく、日本人としては、焼き魚や甘辛な煮魚の味が恋しくなることは、確かなんですね~。

(この、肉好きの私でさえ。。。です。) (^^;)

 

1回目・・・最初のアパートで、この ”Mレシピ” に挑戦した私。 

(あの頃は、魚を買うのも一苦労。ドイツ生活に慣れていない私でしたね~。今ではお買物は全然大丈夫ですよ~ん。)

部屋中凄い匂いで、 『 ありゃりゃ~。』 って結末で終わりました。 

 

2回目・・・本年7月にも挑戦しましたが、その時もやはり今ひとつ。。。

推測するに、調味料が古かったのと、陽気のせいか、燻製があまりよくなかった気がする・・・。

 

そしてこの度、3度目の挑戦! 

だって既に冬の気配のこの寒さですから。 アツアツご飯と煮魚って気分です。  

 

(材料)

 ●Heilbutt(オヒョウカレーの燻製切り身)1切れ

 ●調味料は、醤油、出汁、砂糖、みりん、酒、生姜(日本製)・・・

 

      Heilbutt 買ってきた状態。 触るとグニョって感じ。

  

 

まず、これまでの課題は、

① Heilbuttは、燻製の匂いが強く、その匂いが全然消えない。

(ドイツ人は燻製ということで、このまま食べるらしい。。。)

 

② かなり油っぽく、高カロリーか?

もともと 「相当煮詰めないと・・・」 というアドバイスがあったものの、初回調理では、想像を絶する強烈な匂いに包まれ・・・。 数日間、部屋の匂いが消えず、大変な状況となりました。 

(恐るべし、燻製Heilbutt! かなり恐怖です・・・)

 

そ・こ・で! 料理研究家(?)の私としては、このたびは念入りに・・・。

 

● 日本産の生姜を入手 

● 日本酒も調達し、醤油、出汁もちょっとこだわる 

 

生姜がたっぷり入った湯で、1時間くらい茹で、臭みと脂身を除去。 

 

②一度湯で洗って{出汁+醤油+砂糖+たっぷり生姜}の煮汁で煮込む。 

 

③仕上げに、日本酒みりんケチらず入れて、更に煮込む。  

 

 

    煮込み始め。 高価なので一切れしか煮ません。

 

何故かこの魚、煮込んでも、煮込んでも荷崩れしない点、かなり好感が持てます。

ポイントは、生姜をたっぷり使うことと下茹で でしょうか? 

今回は脂身も取れ、甘ダレもいい感じに出来ましたよ。 ちょっと感動。 

 

  じゃ~ん! 出来上がり!

 

     左の黄色は、たくあん じゃなく、生姜

 

 

                      

 

 ・・・ ということで、翌日、ちょっと贅沢な ”のん太定食” にしてみました。

 

   煮魚、切干大根、山芋の千切り、中国粥 + 自家製漬物 

 

美酒を片手に、ご満悦のひと時でした。

ドイツ在住の皆さんは、是非一度やってみてくださいね~。 

 (但し、切り身は結構高かったりします。。。)    

 

 

 

 

 

 

 


こんな お好み焼きもあり?

2007年10月17日 | グルメ&レストラン

 

ドイツに来てから、ず~っと不思議に思っていた素朴な質問の一つに、

「ジャーマンポテト は何処で食べられるか?」 

ってのがあったんですね~。 

 

日本だと ”ジャーマンポテト” は、結構美味しいでしょ。 

薄切りポテトに玉ねぎとかベーコンとかが混ざってて、クリームソースと一緒にオーブンで程よくカリカリにさせ、アツアツのミニフライパンにのってサービングされる、あのジャーマンポテトです。

でもね~、本場ドイツのレストランでは、あまり見かけたことはなく・・・

で、やっと見つけたんです。 それらしきものをスーパーで。。。

 

    Bratkartoffeln / Fried Potatoes って書いてありました

 

これ、インスタント食品のようなんですが、勇気出して買ってみたんですね。

 

 

帰宅後、かなり期待を込めて、調理に取り掛かりました。

 

が・し・か・し。。。

 

開封直後、かなりいけてない匂いと味に、調理を一時STOP。 

後悔と反省。 

 

このまま捨てるのも、勿体無いしなぁ~。 

 

と悩んだあげく、残っていた野菜と一緒に、破れかぶれで、 

 

ごちゃ混ぜ焼きにしてしまえ~。 っと・・・。

 

その食材とは、例の”とんがりキャベツ”   と ”玉ねぎ”。

  

 

 

そして、出来上がったのが、これ!

      お~っ!  ドイツ風お好み焼き 発見か!

 

・・・ きっと お好み焼きソースが美味しいからだとは思いますが、

なかなか手軽な、”なんちゃってお好み焼き” に大変身しましたよ~。

不思議な発見もあるものです。 

 


 料理研究家? -Spargel-

2007年06月27日 | グルメ&レストラン

Spargel (シュパーゲル) = ホワイトアスパラ の時期も終わろうとしています。 

今年は、「にわか料理研究家」になって、色々と試作しましたよー。

だって、ドイツ式(=バタークリームソース)は、すぐ飽きるし、カロリー高だし。。。

 

     ホーランデーズソース  

 

日本人なら誰もが挑戦。やっぱり  マイ・レシピ  が一番です!

 

・・・ ということで、私の人気ランキングを発表しま~す。

 

ジャジャジャーン  

 

No.1   No.3   No.5 

 

 茹でアスパラとめんつゆ (かつお風味)

 

 アスパラ・さくさく一夜漬 (ゆず風味)

 

 パスタ・あ?・Babyアスパラ?

 

 アスパラのバターレモンソース(+ちょい醤油)

 

 水餃子 & アスパラたっぷりスープ  (中華風)

 

毎週、切り落としの安売りアスパラを買い、1回に3つの味付けを準備。

 

    地道な努力の日々  本も買った

 

「きゃ~、大失敗 ~」    

「あら? 私って天才?」   

 

・・・と、あ~でもない、こ~でもない、とブツブツ言いながら一人で研究しましたよ。 
(食に関してのみ、自分でも信じられないくらい必死になれるし、集中できるから不思議。。。)
(このパワーを仕事と恋愛に回すことが出来れば、もっと変わってたのかも。私の人生・・・) (^^;) 


何より、大切なポイントとしては、

 

① 新鮮なホワイトアスパラを入手! (スーパーではなく、農家から採れたてを買う)

② 目が離せない茹で加減。 アルデンテが肝心!

 

このたびは、Spargel用の鍋、(縦に長く、深いお鍋)まで購入してしちゃったですぅ。 

 

      一応、Spargel & Pasta って書いてあったから・・・(^^;)

 

気になるアスパラのお値段は、5Euro~10Euro/1kg(太さによって違う)。
日本に比べればお安いと思うのですが、調理の段階で、皮の部分をかなりむいて捨ててしまうことを思うと、ドイツでは決して安い食材ではないような気もします。

 

近所の”Spargel Keller”の特設レストランも、6月23日をもって終了してしまいました~。


サバ焼き!

2007年05月14日 | グルメ&レストラン

女性の飲み会、第二弾!

春のビール祭りに、またまた日本人女性7人で出没しましたーーー! 

Stuttgartの町では、年に2回、春祭り、秋の収穫祭 と称して、いわゆるビール祭りが開催されます。 ドイツで一番有名な ビール祭りは、ミュンヘンのオクトーバーフェスですが、そのStuttgart版だと思って下さい。しかも年に2回もです。  

ま、実際は、そこら中でビール祭りやワイン祭りが季節ごとに行われているので、1度行けば十分。って人もいますが。。。 Stuttgartの場合、必ず「移動遊園地」が併設されます。それと出店の数々。 見てるだけでも本当に楽しい気分。まるで映画の中にいるみたい。

      お菓子/射的屋 

今回の私達の目玉は、「サバ焼き」。 ドイツ在住歴が長く、お祭り通の ”Zさん” 一押しのサバ焼き。 はじめ、話で聞いても、ピンとイメージできなかったんですけど~、「百聞は一見にしかず・・・」。 

  看板  突然人気店!

意外にも、日本風で美味しかったんです。焼き魚にありつけるという我ら、

 箸 + お醤油 + もみじおろし + レモン を持参するほどの力の入れよう。

「きゃーーー、美味しいぃ~。」     

私は一人無口になってガブつきました。(超感動!)

サバ焼きを売っているたった1軒のお店だというのに、実はテーブルはガラガラ。 匂いを嫌うドイツ人には、あまり人気がないようです。 突然の日本人の美人客多数(?)に、店主も気をよくしてか、自家製のシュナップス(さくらんぼと梨)を振舞ってくれました~。 

   「叔父さん、絶対レモンもつけて売ったほうたいいって!」

とにかく、「この店が存続できるよう、秋もまた来ましょうね!」 と誓い合いました。 また、美味い食べさせ方の秘訣(かなり日本的ですが)を、勝手にあれこれとコメントしたり・・・。 とにかくとても楽しいく美味しいサバ焼き体験でした!

食事の前後で、乗り物にも乗りましたよ。 「移動遊園地」 侮れません。

① 日本より、乗ってる時間が2倍~3倍と長い。(操作する人の気分らしい)

② 加えて、超怖い。(日本人なら気絶者も続出? というくらい凄まじい迫力)

③ 観覧車など、設置位置が相当高い。しかも囲いやフードなし。。。

        

乗り終わった晩に、風呂場の鏡の前で、肩にできたアザ発見! そう言えば、肩がちょっと痛い・・・か???  ある友人から、「首が回らなくなった!」 との報告もあり。。。 (^^;) とにかく凄い迫力だったんです。 相当、肝の据わった人でないと、乗ってはいけませんね。

一般のドイツ人お祭りフリークは、いつもの無愛想なドイツ人と思えないほどに、テント小屋の中で、はじけていました。 

      名物のチキンの丸焼き

昨日の5月13日(日)で、終了してしまったので。。。これからは一気に解体。あんなに大掛かりにセットしたのに、3週間だけなんて・・・

次回は、また秋にレディース結集です!