C子ちゃん
友達のC子ちゃん。
彼女はソニンを、おっとりしたような可愛い子である。
私とは、姪っ子と叔母ってくらい歳が違うけど仲良しだ...。
それは動物好きだから.......。
C子ちゃんは猫を飼っているけど、もちろん犬も大好きで
うーの写真を見ただけで「うーしゃん、うーしゃ~ん.......うひゃ~」って壊れて行く。
外を歩いていて猫に会うと
「にゃぁ~」って挨拶する←しかも大きい声(猫ひろしもびっくりなのだ)
ある日、会社にヤモリが出たことがある(どんな会社だ?)
私とC子ちゃんは「可愛いね」って大喜び!
私「ヤモリって家を守るから家守(やもり)なんだよね~」
C子「そうですよね~ルルルルル....」←ルルルって謎の呪文を唱えてたよ
そんなC子ちゃんは昔ペットショップでバイトした事があるらしい。
そのペットショップは自家繁殖で繁殖犬も散歩させたりして
環境は悪くなかったみたいだけど....。
ただ、リタイヤした繁殖犬はバイトの子達も引取ってたりしたようで、
C子ちゃんも店を辞める時に7歳の繁殖犬を引取った。
名前は「さくら」、犬種は
「ブルドッグ」.............ブヒブヒ......。
なんで、ブルドッグ?「ニッチモサッチモ、ブルドッ~グ♪」ハッ!
C子ちゃんに引取られた、さくらちゃん。
「若くて可愛いお姉ちゃんと散歩するブルドッグ」の光景......
近所でも評判になり、さくらは、みんなに可愛がれたらしい。
ただ、その後、悪性腫瘍が見つかり、手術のかいなく10歳で虹の橋へ...
繁殖犬......嫌な言葉だ。
さくらは犬生の最後の3年間はC子ちゃん家の家族として可愛がれたのよ....