傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

菅・岡田執行部:16人の会派離脱願をどうする?・・・公党やらの「ケジメ」を!

2011-02-17 19:27:21 | 民主党(菅政権)

民主党の比例選出衆院議員16人が会派「民主党・無所属クラブ」からの離脱願を提出。
さて、社民党と協調できても、「2/3条項」が絶望的になり、菅・岡田執行部どうする。
公党やらの「ケジメ」を見せて「離党」なり「除名」させ、菅政権を自壊しますか?

小沢一郎氏の処分について、本ブログ「民主党執行部は、小沢処分で精神不安定状態に」で、
”「菅政権の火急的かつ最重要課題は、予算成立であり、「ネジレ国会」対策が、偏狭な原理主義の幹事長に、国対が「青二才の使い走り」では、海千山千の生き馬の目を抜く政治の世界では子供ですね。」”
と、菅・岡田執行部は幼稚とし、
”「小沢一郎氏の今後の思惑発言は、予算成立、統一選、社会保障と税の一体改革、TPP開国、鳩山前総理の「抑止力」発言の真意、マニフェスト見直しと、菅・岡田執行部にはボディーブローのように効き、日々、安眠できない夜を過ごすことになりますね。」”
と、小沢一郎氏処分しても、難題が山積しており、菅・岡田執行部は安眠できないと書きました。

小沢一郎氏処分について、岡田幹事長がブログ『小沢元代表の処分-公党としてのけじめが信頼回復には必要』で、公党として「ケジメ」と従来の民主党との主張との整合性の観点から、小沢一郎氏の処分決定したが、処分には配慮した正義漢ぶった内容ですね。
やはり、岡田幹事長は偏狭な原理主義の政局音痴ですね。
原理主義者の弱点は、物事を単純化し、あれこれと悩まないことであり、やることが正論と自信過剰ということです。
要は、高慢であるが、その自覚がないことです。
経営の神様と言われる松下幸之助氏の理念は「素直な心」で、大きな耳で、衆知を集めることでしたが、岡田幹事長は、結論をもって人の話を聞くだけで、自論を曲げない気質ですね。

公党としては、「ケジメ」も、整合性もあるが、政権与党としても使命もあり、最大の責務は有権者との約束の履行努力です。
最大の責務の遂行に、挙党態勢、選挙の連続敗戦の責任は党内問題として二の次でも許されるが、有権者との約束不履行は許容の限度があります。
岡田幹事長のブログ内容は、一見、正論めいていますが、一局面での見解に過ぎず、多面的でなく、危機察知能力もなく、独りよがり独断ですね。
「数は力」を軽視した岡田幹事長は、規則がどうのこうと離脱願を受け付けないと強がり言っても「数の力」に負けるのです。
比例区選出の新人議員でも、与謝野議員でも、数は数で同じです。

さて、菅・岡田執行部は、16人の会派離脱願をどのように処理するのか興味がありますね。
公党やらの「ケジメ」を見せてもらいたいですね。
それにしても、菅・岡田執行部は、みえみえの姑息な小細工など幼児性が露呈しましたね。
社民党への急接近など「へ」のツッパリにもならないですね。
会派離脱願で、神経戦の火蓋がきられ、菅・岡田執行部、ポスト菅の野望グループも安眠できませんね。

昨年7月に、本ブログ「反小沢:「中興の祖」の小沢一郎氏の心配事を「大衆迎合」と反論・・・・子供体質の自家中毒症状」で、民主党の「中興の祖」の小沢一郎氏の心配事を、当時の枝野幹事長が「大衆迎合」「無責任」と批判するのは、民主党執行部は子供体質の自家中毒症状で書きましたが、菅・岡田執行部の幼稚さが顕在し、菅政権は自壊するしかないですね。

この度の会派離脱願は、菅首相の暴走と反小沢路線に終始したことへの結果に過ぎないです。






1 コメント

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もう選択肢は一つしかない (コウ)
2011-02-18 11:19:21
国民にとって不幸だったのは菅直人がすべてにおいて「器でなかった」ということに集約されるのではないだろうか?

もう内閣総辞職して党内統制を図るしかない
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