郵便不正事件の村木厚子被告の元上司の塩田幸雄元部長が香川県小豆島町長に無投票当選で就任。
厚生労働省の官僚時代に政治家の窓口役で、(独)福祉医療機構に天下り、そして、小豆島町長に就任ですか?厚顔無恥!
郵便不正事件の極悪で、真犯人と噂され、検察は見逃すのですか?
ブログ「日々坦々」様のエントリーで、松田光世氏のツイートを紹介しており、郵便不正事件の村木厚子被告の元上司の塩田幸雄元部長が香川県小豆島町長に無投票当選を知りました。
松田光世氏(どらえもん)のツイートで、
”「村木厚子さん冤罪事件で、どらえもんが真犯人だと指摘してきた塩田元部長が香川県小豆島町長に無投票当選。二十四の瞳が泣いている。」”
”「塩田元部長をめぐっては、障害者福祉部長時代に香川県選出自民党国会議員(現在は落選中)からの要請で、地元に障害者福祉施設を国の予算で建設し、業者から付け届けを受け取っていた件で、大阪地検特捜部が「現在、内偵中」と厚労省幹部。」”
と発信しています。
松田光世氏は、郵便不正事件(村木厚子さん冤罪事件)の真犯人を塩田幸雄元部長と言及しています。
当方も郵便不正事件の極悪は、塩田幸雄元部長と決めつけ、政管の利権構造が真相ではないかと推察しています。
本ブログ「郵便不正事件:公判で、自民党議員の名前が出る・・・背景に政管の利権か?」で、公判で、塩田幸雄元部長が元自民党議員(木村義男)から金銭を授受を明らかになり、塩田幸雄元部長と元厚生労働副大臣の木村義男元議員が事件の主役と書きました。
塩田幸雄元部長と政治家の関係については、
産経新聞が、昨年7月3日に、記事『【郵便不正】「俺はフィクサー」元厚労省部長が政治家の窓口に』で、
”「元部長が「政治案件」の窓口役だったことは職員の間で広く知られていたという。」”
”「部長は、平成18年、局長級の政策統括官を最後に退職したが、執務室には故郷・香川県の巨大な地図が掛けられ、「『退官したら知事選に出てほしい』と地元からよく頼まれるんだよ」とうれしそうに話していた。」”
と報道していました。
「日刊ゲンダイ」も、昨年6月に、記事「「やっぱり!自民党大物議員の名前が出てきた !」で、
”「そこで浮上しているのが、自民党のある大物議員の名前だ。
・・・・・
「倉沢容疑者が自民党の大物議員の事務所に頻繁に出入りしていたという情報があります。労働省に強いこの議員は、省内事情にも通じ、今や厚労族のドン的な存在。厚労行政は、彼の了解がなくては動かないといわれるほどで、なじみの店に厚労省幹部を呼びつけて、“あーせい、こーせい”と指示することでも有名です」(厚労省関係者)。」”
と報道していました。
「自民党のある大物議員」とは、元厚生労働副大臣の木村義男元議員なのでしょうね。
木村義男元議員は、香川県さぬき市津田町出身で、父は元衆議院議員の木村武千代の世襲議員で、厚生政務次官、衆議院厚生委員会常任委員長、厚生労働副大臣を歴任していますね。
村木被告の公判で、検察側が、塩田幸雄元部長は木村義男元議員から金銭の授受を開示しており、松田光世氏のツイート、
”「塩田元部長をめぐっては、障害者福祉部長時代に香川県選出自民党国会議員(現在は落選中)からの要請で、地元に障害者福祉施設を国の予算で建設し、業者から付け届けを受け取っていた件で、大阪地検特捜部が「現在、内偵中」と厚労省幹部。」”
が進展するか関心事ですね。
検察は、昨年、村木元局長を逮捕した時点で、メディアが塩田幸雄元部長は木村義男元議員との関係を報道していますから、当然、把握しているのに、村木元局長を逮捕・起訴したのは、別な思惑があったと邪推しますね。
塩田幸雄元部長は、厚生労働省時代に、”「故郷・香川県の巨大な地図が掛けられ、「『退官したら知事選に出てほしい』と地元からよく頼まれるんだよ」とうれしそうに話していた」”と広言し、知事ではないが香川県小豆島町長に無投票当選するとは、香川県出身の木村義男元議員の地元での政治力は健在ということですか?
それにしても、塩田幸雄元部長は厚顔無恥の極悪で、世の中、検察の恣意的で逃げ切りを許すのでしょうか?
検察の「正義」など「羊頭狗肉」で、検察の捜査の劣化ではなく、「不正義」ですね。
「参考」
神戸新聞の記事「元厚労省部長が無投票初当選 香川県小豆島町長選」
”「任期満了に伴う香川県小豆島町長選が13日告示され、無所属新人で元厚生労働省障害保健福祉部長の塩田幸雄氏(58)が無投票で初当選した。塩田氏は郵便制度悪用に絡む厚労省の公文書偽造事件で起訴された元同省局長村木厚子被告(54)=休職中=の当時の上司で、公判に証人として出廷した。
塩田氏は当選後、記者団に対し、事件に関連し町民に批判があることに触れ「いろいろな意見に謙虚に耳を傾けなければならないが、40年間してきた仕事にはその一つ一つに誇りを持っている」と力説した。
同町では、国の補助を受け香川県と共同で建設する新内海ダムをめぐり、建設反対派の町民が3月、同町監査委員に公金支出の返還を町長へ勧告するよう求める住民監査請求を行うなど、対立が続く。この問題については「水不足、安全面から必要性をきちんと町民に説明していきたい」と述べた。
塩田氏は、同町出身で1975年に旧厚生省入省。環境省総務課長や厚労省政策統括官などを歴任した。」”
この塩田氏は、現在小豆島町長に無投票で当選しており、これも報酬だったのでしょう。
すでにホームページからは削除されていますが、魚拓で残っていましたのでお知らせします。
http://megalodon.jp/2010-0322-0541-35/jp.sevenload.com/videos/393FY1e-