
上の画像は、今日の近所の桜です。樹木によって開花の早さに差がありますが、数日前に比べて今日の暖かさでずいぶんと花が開いてきました。
少し離れた位置にある、一本立ちの桜は、まだ一分咲き程度でした。
この桜は、昨年も被写体にした樹で、周囲の建物の雰囲気と似合い、満開になるとなかなか見応えがあります。
その桜と狭い道を一本を隔てて大きな欅の樹があります。といっても現在の姿は上部が折れてしまい、往時の半分の高さも無い状態です。
この欅は、かつて「八幡神社」がここに在り、神社が創建された1252年当時に植えられたものとのことで、樹齢は750年を超えることになります。
八幡神社そのものは、明治時代になって近所の諏訪神社の本殿隣に移築されましたが、この欅はそのままの場所に在ります。
1955年7月の立川市の調査では、周囲6m、高さ28mほどの大きさがあったそうですから、高層建築が少なかった当時は、かなり目立った存在だったと思います。
違う方向から欅を撮ってみました。2階建ての民家と比べると、その大きさがお分かりいただけると思います。
上部の幹が折れてしまったことについての詳細は分かりませんが、台風などの風害によるもののようです。先日、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮の大銀杏が風で倒れてしまいましたが、こちらはしっかり根を張っています。
桜の開花が進んでおり、次の公休は近所の桜が満開の写真を撮りたいと思います♪
このあたりは、なんのかんのといいながら、まだまだ自然豊かな土地柄ですよね。
冬枯れから一斉に芽吹くこの時期、血が騒ぐというか、なにか居ても立ってもいられないような気持ちになります。
四季のある国に育った日本人特有のものかもしれませんね・・・
いや、木の芽時なのはワタシだけかしらん
今年はボチボチとそんな昔ながらの風景写真も撮りたいと思ってます。
血が騒ぐと湯気もたってしまいますから、今週末はお近くでゆっくりと桜のお花見などされてお休みされてはいかがでしょう?