世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

荷揚げポーターが行く(2017ネパールno16)

2017-04-28 | アジア


  クスムカングル(6367m)との説明でしたが、私はシャッターチャンスを逸してしまいました。次の写真、Sさんが雲の合間にのぞいた雪の山頂を写していました。こうして谷間から望める雪山は、その一瞬奇跡なのかもしれない。

 

 

 

 荷物を背負ったポーターが行きます。この人たちのことをシェルパとは言わないらしい。シェルパ=案内人とでもいえばいいのでしょうか。エベレスト登頂の話になると必ずシェルパという単語が出てきます。この地域には、多くのシェルパ族の人たちが暮らしていて、生活の糧にシェルパやポーターのお仕事もしていると言います。 

 このお二人親子かなあと、私は見ました。何キロ背負っているのでしょうか。ガイドさんが言いました。私のノートに「60、80~85、1K40ルピー」とメモしてあります。私なりに解析すれば、60歳の人でも80~85Kg背負う人がいる。1Kg40ルピー。円にすれば約40円、80kで3200円だ。さて、何Km歩けばいただけるお金なんだろう。 

 親子ポーターが私たちを追い越して進みます。驚き驚き。彼らは強い。 

 おやすみ処でした。ごろ寝で泊まれるのかも。窓を写した写真が次です。この食品、ポータの背やゾッキョによって運び上げられるんですから多分売値は高いよ。

 

 ポーターの荷物の解説です。① おでこにかける帯  ② 荷物に結わえて保持し両手で持ちます ③ 杖・・立って休む時荷物のつっかえ棒として利用もするのです。なお、荷物を入れる竹籠のことを「ドコ」というそうです。4枚前の写真と比べてみてください。私の独断解説ですから間違えているかも・・・ 
 テントが並んでいます。「おやすみなさい」はもちろん寝袋。 左の白い造りがトイレか、正面の緑の小屋が共同炊事場かな。このような山行きの旅人は、荷物を背負ってもらい、食材や食器を持った数人のポーターとともに歩き、お食事係のポーターが調理を担当するのだと聞きました。

 ルクラからここまで6km2時間と書いてある。私たちは、すでに4時間を超えている。一体これは誰が歩く時間なのだ。敬老会ご一行様では、倍の時間を要しても、さもありなんということでしょう。今日の宿パクディンまでは2Km1時間と書いてあります。私たちのペースで、まだ2時間も歩かなければならないのか。 

 シェルパ族のおばちゃんとお話ししているのは、私たちに同行のシェルパ「ニマ」さん。ガイドが言っていた。私たちと一緒のシャルパが二人で話し合う「シェルパ語(?)」は、な~んも分からんと。多民族国家のネパールには、いくつの言語があるんでしょうか。

   ニマさんの持っているビニール袋。これが気になっていたんです。リュックに入れれば楽だろうにと。ロッジについて教えてもらった。「湯たんぽ」ですって。そういえばロッジにつくと添乗員に聞かれた「湯たんぽ欲しい人申し出て」と。 


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-04-29 12:33:49
お疲れでしょうに、良くメモしていますね。添付のコメントを見ては、そうなんだ!と納得しています。
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