キリッとビールで乾杯して、あ~だ、こ~だと喋っているうちに、店のネイサンがヒレ酒を持ってきてポッと火を点けてくださいます。
ヒレ酒をほんの少し蒸らしている間にお通しが到着、キリキリッとビールを飲み干しましょう。
お通しの皮刺しをマゼマゼして、ヒレ酒をクピクピといただきます。
コチラではフグ刺し=てっさは個別皿にて提供されますのでビミョーな争奪戦や遠慮の塊が発生しないのが気楽ですね(笑) 皿の半分に酢橘をサッとかけまわして最初のロットにして、移った香りくらいで残りのロットをいただきます。
ここでとらふぐの唐揚げデス♪ 遠慮なく手を使って骨をしゃぶる勢いでいただかないといけません。
コースにはないのですが、少しノンビリしましょうということで、白子の塩焼きを挟みます。
この時期ですから、一応断面狙い…何が何だか分りませんねぇ(嘆)
てっちり用の紙鍋&焼き台がセットされます頃には、ヒレ酒のつぎ酒も二回りほどしていますので、新しいモノをいただきます(酔)
焼きふぐには皮焼きも添えますが、薬味におろしニンニクがあるのが意外でした。 まあ、このニンニクは無くてもよいかなぁ…ほんの少しだけ香りづけ代わりに使います。
ちなみにワシは鍋奉行&焼肉奉行を自称しておりますが、今般、焼き魚奉行も名乗ることにいたしまして、炭火でほどよく焼いたものを各人に配ります。 ふむ、焼くことによって生とも鍋とも違う味と食感が新鮮ですし、少しばかりの懸念があった皮焼きもクセが無く、つまり、皆様の箸が停まる理由もないわけで、焼き上がるのと同時くらいにアッと言う間に完食いたします。 両婦人もソレナリに健啖ですし、変な遠慮もなく楽しく美味しく時間が過ぎていくわけデス♪
そして、てっちりセットにはまだピクピクと動いているパーツも多々ありますが、こうなっては元には戻らないので美味しく食べてあげるしかありません。
時間をかけた昆布出汁に骨付きのぶつ切り身から投入し…うんぬんかんぬん…大変美味しくいただきました(旨)
正直なトコロ、てっちりそのものよりも期待しているのは雑炊なのですが、チト酔いも回ってきておりますので鍋奉行の看板とプライドを箪笥にしまって、店のネイサンにおまかせいたします(頼) いやはや手馴れた手つきに絶大な安心感が漂っております。
我妻なぞは翌朝の告白で「一番美味しかったのは雑炊!」なんて言ってましたから、やはりネイサンにまかせて正解でした。
流石に両婦人はナントカ各1膳…我妻は2膳がやっと…ということで、こんなに美味しいモノを残すなんてありえませんので、残りは味変をしながらワシがキッチリいただきます。 んっ、ご婦人方(含、我妻)…デザートは別腹ですか(驚)
ということで、大変美味しくいただきまして、ナニヨリ両婦人にご満足いただけましたので、で少しばかりとらふぐ亭のご紹介をしておきましょう。 あっ、別にナニカもらったわけではありませんし、写真を3枚ばかり載せるだけです(笑)
まっ、絶対額としてはソレナリのお値段ではありましたが、CP的にはソレナリにヲトクかと思います。 そしてチェーン店ではありますが、ナニヨリ店のネイサン等々のスタッフの方の対応がでステキで、気分よく呑み喰いがてきるのが嬉しい店でありました。
4年に1度くらいは我妻を連れてこないとですねぇ…
とらふぐ亭 伊勢佐木町店 (ふぐ / 伊勢佐木長者町駅、関内駅、日ノ出町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.9