といっても2時間前にいただいた明石焼きの影響が少し残っているので、胃力回復の時間稼ぎのため日生の御山の展望台に上ってみます。

天気としては晴れているのに雪が舞ったりと不安定な感じでしたが、まあ眺望を楽しみましたが、その合間で起こった「幸せの鐘騒動」はとりあえず秘密のデキゴトにしておきます。
さて、山を下りて目指すのはお好み焼きカフェ桜デス♪

マイミクのm-nサンがヲススメのコチラに向かう前にグルッと日生の町をクルマで回ってみたのですが、シーズンまっさかりということでどちらもナカナカの混み具合です。
お店の駐車場にクルマを停めて店内に入ると周りの活況とは別世界のようにシーンとしています。 一瞬、「?」のマークが脳内をよぎりますが店内は小綺麗ですし、迎えてくれたヲネイサンもキチンとした感じなのでOKサインに替わります。

メインの鉄板の前に陣取り、メニューを見つつ、しばし悩みます。


悩んで頼んだのはカキオコのメガ盛りと海老オコであります。 せっかくのこの時期に海老オコの選択が正しいかは微妙ですし、ヲネイサンも「積極的には奨めない」とのことでしたが、海老オコも日生以外では食べられそうにないのでヨシとしましょう。 他に客はいないので、おそらくお持ち帰りと思われた2枚にお好み焼きの傍らでワシらのメガ盛りの「焼き」が始まります。 日生流は「焼き」を入れないスタイルとのことですが、軽く焼くことで牡蠣の少し水分を飛ばすのと油でコーティングすることで旨味を閉じこめるようです。 この時期の牡蠣であれば、元々水っぽくないので縮んだりすることもほとんどなくプリプリ感が伝わってきます。
(クリックすると大きくなりますが、ブラウザの「戻る ←」で帰ってきてくださいな)




牡蠣を焼いた後のオコゲをへつったのをいただきますが、牡蠣エキスタップリの味わいが驚きです。
1人前のお好み焼きのベースは記事もキャベツも計量してあるので同じサイズで、カキオコの場合、並→特盛り→メガ盛りは牡蠣の量の違いとのことです(ちなみにメガの牡蠣は並の倍量)。 海老オコとは大きさが異なるようですねぇ…

さて、カキオコの制作過程のアップは一面が牡蠣で覆われるという豪勢な勢いです。

「甘めですよ♪」と全面に塗られたソースの上に、かような模様が描かれていきます。

完成しました2年振りのカキオコの姿はワシの胃袋を刺激します。

真上からの撮影は、やたら写真を撮っているワシ達へ、ヲネイサンから「UFOみたいに撮れるのよ」とのアドバイスによるものです(笑)

さて、ワンポイント遅れて作成された海老オコの完成も近いようですが、まずはワシ達はカキオコをワシワシといただいていきます。


カキオコは言うまでもなく最高の出来映えで我妻ともども満足いたします。 海老オコは…まあ…ねぇ…
本題のカキオコですが、一晩寝かせた生地は山芋を適量入れているとのことで、地元のキャベツが出している野菜の旨味と合わせて絶妙のバランスが味わえます。 牡蠣の美味しさはいうまでもありませんが、メガ盛りにしたので何処を食べても牡蠣に当たるのが嬉しいですね♪
カキオコの魅力ですが、例えて言うと「ソースとマヨネーズをたっぷりと絡めた熱々のカキフライとキャベツを口いっぱいに頬張る!」というようなトコロですかね? 海老オコはインパクトこそ薄いのですが、逆に生地の美味しさが分かります。 いずれにのオコも休む間もなく一気に食べ切ります。
大変美味しくいただいたので、食後に頼んだコーヒーがイマイチだったのはご愛敬といたしましょう。
さて、食後はチラッと五味の市を探検することにします。

市場の中はそろそろ店じまいという感じでしたが、カキフライソフトのトコロだけ一部の若者により熱く盛り上がっておりました。


ということで、今回のツアーでメインの位置づけにあるカキオコに十分満足したワシ達は次の目的地へ向かうのでした。
(続く…)