ワシは1年半振りの訪問になるが、これまで我妻を誘っても「藤沢にもやし炒めを食べにいくの?」と同行に難色を示していたのだが、他からよい評判を聞いて心変わりした模様。
落ち着いた感じの店内は土曜の開店間もないのでワシらが最初のお客らしい。
オーダーを済ませるとほどなく厨房からフライパンを叩く小気味のよい音がするので目をやるとゴハン粒が盛大に宙に舞い上がっているのが見えて期待がふくらむ。
実は前回来たときに、こちらの鍋使いならば炒飯は絶対に美味しいはずと読んでのオーダーだ。
まずは炒飯の大盛りからスタート。

写真を撮っている内に続いて、豚汁ともやし炒め入り春巻きの登場。


炒飯はホロホロとしていて、椎茸がとてもよい感じで味を出している。
もやし炒め入りの春巻きも美味しいが、お上品に囓ると中身が一度に引きづられて皮が残ってしまうので、是非とも一口で召し上がっていただきたい。
さて、再び厨房からフライパンの音が耳に心地よく響いてきて、ほどなく「名物・もやし炒め」の登場。
玉子とニラ、豚肉少々をお供に大量のもやしが「一丁上がり!」という感じでドーンとくる。

割にサラッとはしているが、炒めはラードなのでアッサリ派にはピーナッツ油でのアレンジがお奨めかもしれない。
で、続きましてベーコンもやし炒めです。

ちなみに、この時点で炒飯はほぼ食べきっており、我妻のライスを少々いただく。
やはりもやし炒めには白飯がよく似合う。
オーダーの際に「炒飯の大盛りはかなりな量ですよ」と言われて「じゃあ、(我妻用の)ライスは小にしてください。」などと言ったのが悔やまれる。
よほど「ワシにもライスください」の声を出そうかと思ったのだが我慢する。
豚汁は大根を細かく刻んだものが主体で、濃いめの味のもやし炒めの口直しには丁度よい。
こちらのお店はもやし炒め以外にも洋食系のメニューが豊富で心惹かれるのだが、当分はもやし炒めの誘惑には勝てそうにないかも…
皆様も藤沢方面に行かれる際は、こちらへのお立ち寄りをご検討くださいませ♪