070705えっ！うそ～！？すかんち VS 筋少【ライブレポ】

すかんち VS 筋少＠渋谷CCLemonホール


ステージにはでっかく「すかんち」のネオン。
まずはすかんちのステージから。

【すかんちセットリスト】
恋のミラクルサマー
タイムマシーンで行こう
ラブレターの悲劇
フローラ
恋人はアンドロイド（Vo.ドクター田中）
好き好きダーリン（Vo.Shima-chang）
伝説のスカンチンロールショウ（ローリー＆Shima-chang）
恋のミリオンダラーマン
恋のマジックポーション


あまり曲は知らなかったけどローリーかっこよかった！！
最初だけしばらくMCが噛み噛みで

ロ「きんちょうさんとは…、きんちょうだって、筋少さんとは」

とか言っちゃってて大丈夫か？！と思ったけど、曲が始まってしまえば関係ない。
ギターもかっこよく、ミュージカルっぽい発声が美しかった。
Shima-chang、ふわふわのひらひらで可愛い。

すかんちも２５周年だそうで

ロ「普通、復活すると何人かいなくなったりするもんですが、すかんちは増えました」

ドクター田中さんは一度脱退していたのが、復活と同時に戻ってきたらしい。

MCで「CCレモンホール」は、しっかりいじっていた。

マジックポーションでは文明さんも前に出てきて転がったりしていた。
あんなに激しく動く文明さんを初めて見た。


一時間ほどの演奏で終わり。休憩。
休憩中、“筋少久しぶりだけどうまく乗れるかしら～”と、ちらっと思った途端に、なんか急に「プチ鬱の淵」に落ちてしまって、
怖い怖い息できないここ出たいここ出たいここ出たい……とか思って、本当に外出ようかと思ったあたりで筋少さん登場。
大きな声を出して、だんだん大丈夫になった。救ってもらった感じだった。


【筋肉少女帯セットリスト】
イワンのばか
仲直りのテーマ(新曲)
踊るダメ人間
君よ!俺で変われ!
香菜、頭をよくしてあげよう
日本印度化計画
高木ブー伝説（「俺は高木ブーだ！」の一言だけ）
戦え!何を!?人生を!
サンフランシスコ
モーレツ ア太郎

最初からイワン！
ぐるんぐるんギターを回す橘高さん。

MC
・今日の音源はCD化されるから大きな声を出せ
・九年前に最後のライブをした場所。
・版権とか絡んだ生々しい喧嘩
・戻ってきたらCCレモン

オ「あえて昔の名前で、渋公に帰って来ましたー！！！」

ブースカ登場。

ブ「ぼくブースカ！すかんちを見に来た人にはなんのことだかわからない。円谷さんとの版権も大丈夫だよ。仲直りを祝して一曲歌っていいかな？」

客から手拍子。

ブ「手拍子いらないんだよー！」
「よかれと思ってしたことが～……♪ここで手拍子欲しいんだよ！」

ワガママ！

ブ「新曲、今の曲早くすりゃできんだよ～」
オ「売れるかブースカ？！」
ブ「湘南之風くらいにはね」
オ「次は筋肉少女帯と湘南之風でCCレモンホールか？！」

そして始まった新曲が、本当に"今の曲早くした"やつでビックリ。
「仲直りのテーマ」
でもちゃんとかっこよくなってた。
みんなで「仲直り！！」って言うところが可愛い。

オーケンは「ダメ人間」の後、もうぐったり。

オ「ダメ人間ジャンプは三番だけにしますとHPで通達すると、今決めました～。無理です～、飛べません～、コンドロイチン飲んでるんです～」

まあ、喋りの憎たらしい…。

オ「今日のチケットも完売！うちの７５になる親父もすかんちさんを見てみたいと言うくらいの、親父それ死んじゃうからやめなよ、いや見てみたいローリーさんてのはギター弾く人だろう？って。とにかく、それぐらいのプレミアチケットだぜー！！」

オ「すかんちさんとは縁もゆかりもあって（オーケンがポンプさんと電車やったとか、内田さんとShima-changと同じだったとか、メンバーがいろんなところで絡んでるらしい）だから…エロい関係です！四十を超えた大人のエロい関係です！」

オ「ローリーさんとも会うんだけど、だいたいバラエティー番組で、前に会った時が『クイズタイムショック』で、ライブで会いたいねーって言ってたんだけど、それが実現して素晴らしいことだぜー！！」

オ「筋少とすかんちというのは、TOTOとジャーニーが一緒にやるようなもんだぜー！（客、いまいちピンとこず）もっと別の例えがあるか。じゃあ、KISSとエアロスミスが営業で来たようなもんだぜー！！」

オ「次の曲あたりはCDに入っちゃうんじゃないのー？！十代くらいだと“CDに声が入るんだわー！”とかキャーッてなるんだけど、四十近くなってくると“入ったからってわかんないわよ～”とか言っちゃうんだけど、大きな声を出せばいいじゃない！生きていた証になるじゃない！！」

そして「君よ俺で変われ」。
思ったほど声出すとこない！

「香菜、頭をよくしてあげよう」のあとのメンバー紹介。
橘高さんがいないー。

告知関係。

オ「ツアーやります！その前に夏の野外フェスで倒れて長期入院すると思いますが」

オ「四十すぎてこんな高い声出してるのはイアン・ギランと二井原さんと俺くらいだよ！吉田照美も意外と出してるよな」

・追加公演
・ニューアルバム発売決定

オ「タイトルは仏陀Ｌツー！嘘！！」

仏陀Ｌ２！
それはそれで。

オ「結構ウケたね。俺もっと面白いの考えたんだけど忘れちゃった。寺子屋天国ってのも考えたんだけど、なんだったっけなー」

オーケンのピン芸人レベル高くなってるよね。

オ「タイトルは、新人でーーーす！！！」

客席が「え？え？」という感じ。
私は「新人でーす」がタイトルかと思っていた。

オ「失笑起きたよ！」
橘「だからあれほどやめろっていったのに！」
オ「だってもう刷っちゃったもんな」

客席から「ええーっ？」

オ「あ、冗談だと思われてたみたい！ロックバンドがニューアルバムのタイトル発表して、失笑で冗談だと思われるってやっぱりすごいな筋少、すごいわ！」
オ「慣れるから！慣れるから！クリムゾンキングの宮殿だって最初は“クリムゾンキングの宮殿～？”って思われたと思うんだよ！“原子心母～？”って、慣れるから！それからお話を伺うから！！」
オ「曲行こうか？！おろおろしちゃったから、もう曲行って忘れよう！」

すごい展開だった～。

そして「印度」。
橘高さんのピックが飛ぶ！

オ「ギター橘高文彦、新人！ベース内田雄一郎、新人！」

最後の「日本を印度にしてしまえ！」のところだけ「俺は高木ブーだ！！」に変わっていた。

そして「戦え何を人生を」「サンフランシスコ」「モーレツア太郎」。

アンコール。
椅子があるっていいかも…。


アンコールセッション。
ローリーに肩を抱かれて出てくる内田さんが何だかおかしい。
捕まってるみたい。

セッション候補には「紅」や「蝋人形の館」が上がり、蝋人形は結構最終候補まで残って、もう少しでデーモン閣下に電話するところだったらしい。

オ「それで、結局すごく無難なところに」

セッション曲は「学園天国」。
楽しかった！！

ロ「２５周年でしたが、３０周年、４０、５０年とやっていきたいと思います！」
オ「だんだんメンバーが欠けていってもね」
ロ「そしたら幽霊になって駆けつけます！」
オ「ゾンビになって駆けつけます！」

最後はみんなで手をつないでお辞儀。
可愛かった～。


楽しい夜でした！！