明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

石原に続くキャッチャーは…

2013-04-16 23:22:47 | 2013年
4月16日(火) マツダ
広島 6 - 3 DeNA
バリントン、ミコライオ、●今村(1敗4ホールド)

 緊急事態発生。2試合連続でノックアウトした野村が肩の張りを訴えて2軍落ち。日曜日の登板で散々な内容だった戸田、開幕以来登板ごとに失点を重ねる横山も降格。代わりに上がったのが上野。新聞報道ではこの後中村恭や武内あたりも上がる予定だがいずれも不安な面々。実質バリントン、久本、マエケン、大竹の4人しかいない。開幕前には安定していると評判が高かった投手陣が早くも崩壊の危機。

 ということで、今日はバリントンが先発でなおかつお得意様のDeNAが相手となれば落としてはいけない一戦。その期待に応えるべくバリントンは好投。8回を2失点。奪われた2点は菊池のトンネルでランナーを出した後、さらにヒットで1、2塁。次打者のレフトフライをエルがバンザイ(記録はヒット)で一気に2者生還。結果を見ればなんとも痛い菊池とエルのミス。

 4回。2点を先制された打線はエルと栗原のタイムリーで同点とする。さらに6回。1、2塁からセンター前に抜けそうな石原の打球をセカンドが好捕、三塁から一気にホームを狙った梵が本塁突入。タイミングはアウトだったが判定はセーフ。中畑退場劇もあったがとにかく勝ち越し。

 9回勝ちパターン継投でミコライオがマウンドに上がるも金城に同点タイムリーを浴びてリードを守りきれず延長突入。

 さらに延長10回。今村が先頭バッターに四球を与えると2死1、3塁となった後まさかのワイルドピッチで決勝点を与える。さらに気落ちしたところでタイムリーを浴び3失点でここまで。痛い敗戦。


 ところでここまで気になることがあるので試合終了後調べてみた。キャッチャー白浜である。
 ここまで今日を含めて白浜がマスクを被った時の失点である。

 3/29 1回 0失点
 3/31 2回 1失点(延長でサヨナラタイムリー)
 4/ 2 1回 4失点(9回に4点奪われ、その裏に3点奪うも結局4点が響いて敗戦)
 4/ 3 7回 6失点(先発マスク)
 4/14 1回 0失点
 4/16 1回 3失点(今日の試合)

 もちろん実際に失点しているのは投手だが、ここまで数字が悪いのは偶然ではない。

 今日の試合も今村のワイルドピッチが決勝点となったがキャッチャーは何が何でも後ろに逸らしてはいけない場面。実際阿部クラスのキャッチャーなら横にはじくような投球ではなかった。これでフォークボールを投げれなくなった今村はストレートしか投げることができなくなり、そこを狙い打たれてさらに失点を重ねた。

 石原の次のキャッチャーを育てたい気持ちはわからなくはないが、白浜はすでにプロ10年生。出るべき選手ならすでにスタメンをはっていてもおかしくない。白浜の限界はここまでのような気がする。であれば磯村あたりを1軍に帯同させ、経験を積ませる方がまだ将来を考えれば得策である。

6勝8敗1分

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