明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

ドラフト会議

2011-10-28 20:18:20 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
 昨日のドラフトの結果、以下の選手の交渉権を獲得

 1位 野村 祐輔(明治大学) 投手
 2位 菊池 涼介(中京学院大学) 内野手
 3位 戸田 隆矢(樟南高校) 投手
 4位 土生 翔平(早稲田大学) 外野手
 ※育成枠で4名指名

 野村、土生と言えば忘れもしない2007年甲子園準優勝の広陵のエースとキャプテン。特待生問題が大きく取り沙汰された夏の甲子園で県外出身の選手を多数有する広陵と純県内選手の公立高校・佐賀北高校の決勝は圧倒的に佐賀北にエールが送られる中、4点リードの8回にまさかの満塁HRを浴びるなどで逆転され広陵は優勝を逃した。HRを浴びる前、1死満塁で1ストライク3ボールから野村が投げたど真ん中の球を球審がまさかの「ボール」の判定で押出し。この判定に広陵中井監督が会見の席で異例の辞任覚悟の審判批判をしたのは記憶に新しい。
 
 その野村と土生が再び広島を舞台に活躍するのを想像すると頼もしい。野村は東洋大学藤岡・東海大学菅野と並んで「ビッグ3」と呼ばれ、競合が避けられないだろうという見方の中、藤岡と東海大甲府高校の高橋に3球団が指名に踏み切り、カープは野村の単独での一本釣りに成功。
 2位の菊池は大学内野手ではトップクラスの評価ということでひそかにこちらにも期待。ただし、カープの次世代内野陣はサード堂林、ショート安部、セカンド庄司といった具合に揃ってきているのでどこに割って入っていけるかも注目。

 それにしても、今年のドラフトも4人の指名でカープが一番に終了。相変わらずお金をかけない獲得スタイルに変わりなし。「カープは若手を育てるのがうまい」とよく言われるが、いわゆる「鳴り物入り」の選手でない磨けば輝く「原石」を発掘することはうまいが、決して「若手の育て方」がうまいとは言えない。その証拠にドラ1で獲得しても1軍登板のないまま退団した選手は数知れず。8年前のドラフト獲得選手などはもはや白浜くらしか残っていない。要するにそれが「選手層の薄さ」に反映している。

 今回の野村に関しては「鳴り物入り」の部類に入るが、去年の斉藤佑樹同様で野村は投球フォームも綺麗で完成された感がある。これ以上の「ノビシロ」については若干不安はあるがその不安を振り払うピッチングに期待したい。
 マエケン、福井、野村、今村の若手で投手王国の復活を期待したい!

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