明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

全日程終了

2011-10-27 02:16:38 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
10月25日(火)18時00分 マツダ
広  島 000001000  1
ヤクルト 000000002  2
●前田(10勝12敗)

 「だからやめとけばいいのに!」と思わず叫んでしまったサヨナラの瞬間。マエケンの登板は結果的にサヨナラを食らっただけにダメージも多ければ、ただ『疲労感』と『虚脱感』が増すだけで何の意味もない登板。これだけはやって欲しくなかった!すでに奪三振のタイトルは決まっているし、ここにきて中4日登板に何の意味があるのか。本人が投げたいといっても説得するのも監督業。しかもこんな時に9回2死までノーヒットピッチングと絶好調。「無安打で代えるわけにはいかなかった」と監督コメント。大野コーチまで「本当は7、8回で代えたかった」と…。代えることを前提の登板ならハナから登板させるべきではなかった。なんとも後味の悪い最終戦だ。

 今日の敗戦で60勝76敗8引き分けで全日程が終了。今日のような策もない、ビジョンもない、行き当たりばったりの采配は年間通して展開されたわけで、選手は現有戦力でよく戦った方。
 来期の改革はまずスタッフ陣からと思った矢先に「コーチ陣全員留任」の発表が先日されたばかり。カープベンチで今年象徴的だったのは笑顔のなさ、これは特に監督に表情によく表れていた。よほどベンチの雰囲気が悪いことが見て取れる。その証拠に高コーチが指揮をとった2試合は非常にベンチが明るかった。監督と選手間の溝が大きいように感じる。相思相愛でカープ再建に乗り出したはずの野村監督と大野コーチも監督が起用法に口を出しすぎることで、すでに崩壊しているという情報も。
 おまけにここに来て栗原・廣瀬のFA問題も勃発。
 来期、戦力的には楽しみな反面、その戦力を活かしきれないだろうスタッフ陣を考えると早くもAクラス入りに黄色信号。そもそも、栗原が代打専門職の浅井・町田の指導をきけるだろうか、キャッチャー陣が植田の指導を受け入れることができるのか。かつてカープのキャッチャーで唯一3割を打った西山氏は今は宙ぶらりん。「よそにとられる前に」と言う考え方はないのか。そろそろ外部招聘も含めて球団には考えを改めてほしい。
 でないと、この先数年は優勝はおろかAクラスすら期待できない。

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