動物の命と植物の命 2009年02月13日 | 倫理 動物の命は大切にするのに植物に対しては余り気にしない人が多い。 どうしてなのだろう。 #社会 « ただ笑っていればいい | トップ | 見得ない人 »
4 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 本当に動物と植物だけでしょうか? (猫) 2009-03-06 23:00:05 ナメクジ・蜘蛛・ヤモリ・ゴキブリ・蚊・蝿…。動物の被差別階級者は居ると思いますよ。大体、じゃあ、「細菌やウィルスはどうなんだ」と言う所も出てきます。他にも、魚などは生け造りや踊り食いをしますし、貝などは地獄焼きなんていうのもあります、ですが、哺乳類動物で同じ事が出来るでしょうか?更に言えば、「動物は良くて人は駄目」と言うのを完全に共有できると思いますか?前提として「社会運営上」「社会生活上」と言う縛りを入れなければ、「人間なんかむしろ滅びた方が世界の為」と言う人は少なくないと思いますよ。人類対人類の罪以外にも、狼を絶滅させかけたりと、他の動物への罪も「生活の一環」以外にも「価値観」の元に行われてきたのですから…。(確か欧州だったはずです、家畜に被害が出るので狼退治は…。元々キリスト教においては羊が良い獣で、狼は悪い獣ですから羊を守る為の狼退治なんて、当時の価値観で言えば「当たり前」でしょうしね。)おそらく、「共感」や「理解」のし安さ+「社会的に植え付けられた偏見」辺りだと思います。また、自己防衛本能が働く場面かどうかもあるでしょう。「好意」と「嫌悪」、「共感性の有無・強弱」、「理解でき、それが見えるか」あとは「意思」と「命」と「種」の差別化の思想。この辺りが大きいのではないでしょうか?「嫌悪」があり、「共感性が低い」存在は容易に差別され、(蚊や蝿・ゴキブリ)植物はそれとは違って「意思」の有無が人によって考えが違うでしょう。まず、「生きたい」と言う感情を持っているのかどうかが「理解」し難い。物語で植物の意思をかかれる時に、しばしば、「世界のサイクル」を進んで維持している姿で描かれる場合があります。そう思う人にとっては「意思がある」とした上でも、「通常の動物」とは違う意思の方向性なのでしょう。その上で「命」自体に重きを置くのではなく、「生きたい」と言う意思に重きを置く立場であれば軽視されます。…大体、植物の実には命がないとする描き方から、私からすれば「植物に意があるなら」「間違っている」訳ですが、そう言う描き方をする童話は少なくありません。…貴方にとって、植物の命とは「どこに」「どう」宿っている物でしょうか?植物の「意思」は「どこが」「どう」持っているものでしょうか?…人間なんてそんな物ですよ。^^;複合的・階層的な幻想の中で生きているだけです。「正しさ」なんて求める物ではないと思いますよ。(複合的・多層的と言うのは、痛がっていると思うか思わないかが違い、更に痛がっていると思う人の中でも、趣向や価値観が違い…。と言うことです。「悪い事だ」と思っても「だからしない」「だけどする」「だからする」と色々な人が居ます。行動だけで前提の個性や考えや価値観が同一かは分かりませんし、ある世界観が同じでも、その世界観が関わる最終的な行動が同じでもない訳です。それを持って「複合的で多層的」と言っております。…これも一つの「世界観」に過ぎないと言えばそうですけどね。) 返信する 猫さん (bando) 2009-03-09 06:26:30 コメントありがとうございます。 見方とか考え方、振る舞いは人それぞれで仕方ないと思うのです。中には殺してしまったり苦しめていると思われるような対応を人として採らなければいけなかったりもすると思います。しかし、それでも生き物の個々の命をなるべく大切にして欲しい、全員の命に対して敬意を払って欲しい、と感じてこんな記事を書いたのだと思います。結局の所、正しさなんかは誰にも分からない。でも、いつもこのように感じていれば自ずと正しい方向に向かっていくような気がしています。 仕方なくしていることは許されると思っている方も多いと思います。しかし、私は仕方なくしている行為も許されてはいないと思っています。それらの行為も自分を苦しめる原因の一つになると感じています。みんなを尊敬し、感謝しながら生きていければ、少しはその苦しみが減るのではないかと思っています。何か打算的で嫌らしいかな。 返信する 僕は少し違う見方をしてます (まこっちゃ) 2010-08-26 22:47:53 たぶん、植物の命より、動物の命のほうが、「自分に似ている」からだと思います。つまり、その大切さをイメージすることの容易さの度合いの問題だと思います。 返信する まこっちゃさん (bando) 2010-08-27 11:44:26 コメントありがとうございます。そうかも知れないですね。イメージの容易さは人が行動を起こす時には確かに重要なポイントですよね。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
動物の被差別階級者は居ると思いますよ。
大体、じゃあ、「細菌やウィルスはどうなんだ」と言う所も出てきます。
他にも、魚などは生け造りや踊り食いをしますし、
貝などは地獄焼きなんていうのもあります、
ですが、哺乳類動物で同じ事が出来るでしょうか?
更に言えば、「動物は良くて人は駄目」と言うのを完全に共有できると思いますか?
前提として「社会運営上」「社会生活上」と言う縛りを入れなければ、
「人間なんかむしろ滅びた方が世界の為」と言う人は少なくないと思いますよ。
人類対人類の罪以外にも、狼を絶滅させかけたりと、
他の動物への罪も「生活の一環」以外にも「価値観」の元に行われてきたのですから…。
(確か欧州だったはずです、家畜に被害が出るので狼退治は…。
元々キリスト教においては羊が良い獣で、
狼は悪い獣ですから羊を守る為の狼退治なんて、
当時の価値観で言えば「当たり前」でしょうしね。)
おそらく、「共感」や「理解」のし安さ+「社会的に植え付けられた偏見」辺りだと思います。
また、自己防衛本能が働く場面かどうかもあるでしょう。
「好意」と「嫌悪」、「共感性の有無・強弱」、
「理解でき、それが見えるか」
あとは「意思」と「命」と「種」の差別化の思想。
この辺りが大きいのではないでしょうか?
「嫌悪」があり、「共感性が低い」存在は容易に差別され、(蚊や蝿・ゴキブリ)
植物はそれとは違って「意思」の有無が人によって考えが違うでしょう。
まず、「生きたい」と言う感情を持っているのかどうかが「理解」し難い。
物語で植物の意思をかかれる時に、しばしば、
「世界のサイクル」を進んで維持している姿で描かれる場合があります。
そう思う人にとっては「意思がある」とした上でも、
「通常の動物」とは違う意思の方向性なのでしょう。
その上で「命」自体に重きを置くのではなく、
「生きたい」と言う意思に重きを置く立場であれば軽視されます。
…大体、植物の実には命がないとする描き方から、
私からすれば「植物に意があるなら」「間違っている」訳ですが、
そう言う描き方をする童話は少なくありません。
…貴方にとって、植物の命とは「どこに」「どう」宿っている物でしょうか?
植物の「意思」は「どこが」「どう」持っているものでしょうか?
…人間なんてそんな物ですよ。^^;
複合的・階層的な幻想の中で生きているだけです。
「正しさ」なんて求める物ではないと思いますよ。
(複合的・多層的と言うのは、痛がっていると思うか思わないかが違い、
更に痛がっていると思う人の中でも、趣向や価値観が違い…。
と言うことです。
「悪い事だ」と思っても「だからしない」「だけどする」「だからする」と色々な人が居ます。
行動だけで前提の個性や考えや価値観が同一かは分かりませんし、
ある世界観が同じでも、その世界観が関わる最終的な行動が同じでもない訳です。
それを持って「複合的で多層的」と言っております。
…これも一つの「世界観」に過ぎないと言えばそうですけどね。)
見方とか考え方、振る舞いは人それぞれで仕方ないと思うのです。中には殺してしまったり苦しめていると思われるような対応を人として採らなければいけなかったりもすると思います。しかし、それでも生き物の個々の命をなるべく大切にして欲しい、全員の命に対して敬意を払って欲しい、と感じてこんな記事を書いたのだと思います。結局の所、正しさなんかは誰にも分からない。でも、いつもこのように感じていれば自ずと正しい方向に向かっていくような気がしています。
仕方なくしていることは許されると思っている方も多いと思います。しかし、私は仕方なくしている行為も許されてはいないと思っています。それらの行為も自分を苦しめる原因の一つになると感じています。みんなを尊敬し、感謝しながら生きていければ、少しはその苦しみが減るのではないかと思っています。
何か打算的で嫌らしいかな。
植物の命より、動物の命のほうが、
「自分に似ている」からだと思います。
つまり、その大切さをイメージすることの容易さの度合いの問題だと思います。
そうかも知れないですね。
イメージの容易さは人が行動を起こす時には確かに重要なポイントですよね。