（※拡散、希望致します！）
こんにちは。原田武夫です。
昨日から1泊で北京に行っておりました。つい先ほど成田に着き、都心に向かっているところです。
そんな中・・・・「一人でも多くの愛すべき同胞に真実を伝えたい」という想いでアップロード致しました。
トリチウム汚染水との闘い＝最終章に向けての始まりです！
是非お読みください。
そして多くの方々に希望の暁鐘が打ち鳴らされ始めていることを伝えて下さい！！
Pax Japonicaへの道のり、共に駆け抜けて行こうではありませんか！！
http://blog.goo.ne.jp/shiome/e/2a1848e14f1400ab1352a6efceca5bfb
https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/769796563091567
（出典：共同通信）
14日、廃炉・汚染水対策事業事務局は「『汚染水処理対策技術検証事業(トリチウム分離技術検証試験事業)』に係る補助事業者の追加公募のご案内」を公式ホームページ上で公表した。同事務局は資源エネルギー庁からの委託を受けて株式会社三菱総合研究所の中に設置されているものである。
今回の「追加公募」は実に“第10次”、すなわち10回目となる公募である。このこと自体、2011年3月11日に発生した東日本大震災によって引き起こされた東京電力・福島第一原子力発電所から日量400トンも流出し続けているトリチウム汚染水問題について、依然として解決の道筋すら立っておらず、深刻な事態が続いていることを物語っている。
今回の「追加公募」が特筆に値するのはこれまでの公募には全く無かったカテゴリーを設けた点にある。「実用開発初期段階の技術で、実験室における試験を中心としたもの」についても応募を受け付けるというのだ。これまでは既に装置として出来上がっているものだけを対象として来たわけであるが、今回の追加公募でこうした新カテゴリーが加えられたことで、国内外の大企業たちが次々に応募してきた既存の技術では問題の抜本的な解決はままならないという厳然たる事実が白日の下にさらされたというわけなのだ。
この点について菅直人・民主党政権下で「福島第一原子力発電所事故『官邸助言チーム』事務局長」を務め、そもそも東京大学において原子力工学を専攻した経験を持つ空本誠喜・前衆議院議員はその著書（「汚染水との闘い ―福島第一原発・危機の深層」（ちくま新書））の中でこう書いている：
「サリーやALPSによる除去処理では、セシウム137やストロンチウム90のような放射性核種は取り除くことはできるが、水素の放射性同位体であるトリチウム（三重水素）だけは簡単には除去することはできない。
政府は、トリチウムの処理方法について、放出、浄化、貯蔵、埋設の四つの選択肢を検討しているが、決め手に欠く状況である。
・・・（中略）・・・
最終的なトリチウムを含む処理水の処理については、まだまだ時間がかかる。トリチウムを含む処理水は低レベル汚染水として、当面は増え続け、貯蔵タンクを増設していかなければならない。タンクや配管などからの漏洩のリスクも高まる一方だ」
「処理出来ない以上、トリチウムは希釈して海洋に放出するしかない」と実に無責任な議論を述べる人物が我が国においては依然として後を絶たない。またそれ以上に驚愕なのは「トリチウムの健康被害はよく分からないところが多いのだから、大事ではなく、騒ぎ立てるべきではない」などと公然と言ってのける人物もまた大勢いることである。正直唖然としてしまう。
なぜならばこの問題が我が国の力によって実質的な解決に向け少しでも動かない限り、国際社会の中でも我が国に対して非友好的な勢力がどれほど強力なバッシングを展開するのかということを私たち日本人は2020年に開催される東京夏季五輪の選定プロセスにおいてまざまざと味わったからである。セシウムやストロンチウムについても問題なしとは全く言えないが、しかし事実上全く手つかずであるトリチウムについてはある意味未だましなのである。そのトリチウムが希釈されるからといって海洋に向け大量放出されれば、こうした勢力が一体いかなる反応を示すのかは火を見るよりも明らかなのだ。
このコラムの熱心な読者の皆様は十分ご存じのとおり、弊研究所はこの問題を抜本的に解決する技術が我が国のとあるヴェンチャー企業（以下「A社」）によって開発されているという歴然たる事実に着目し、側面支援を続けてきた経緯がある。その間、心無い者たちからの様々な誹謗中傷にさらされることになったわけであるが、我が国をその根底から突き崩しつつあるこの重大問題が真の解決を迎える日が一日でも早く到来することを祈念し、そうした活動を鋭意続けてきた次第である。
その間、我が国を代表する大学研究機関との共同研究により、トリチウム水と同位体である重水を用いたこの技術に関する検証実験は成功裏に行われるに至った。いわゆる「再現性」についても全く非の打ちどころがないレヴェルにまで実現されている。熱心な読者の皆さんの一部からは「関連データを公表してもらいたい」との声がしばしば寄せられるが、大変恐縮ながらそれは然るべき日までは叶えることが出来ない。なぜならばこの技術は余りにも重大なものであり、我が国の根底を揺さぶりかねないものであることから、様々な利害関係者の思惑が絡み合う中、うかつにそのデータの一部を公表してしまうと問題の解決のために用いられるどころか、むしろそれを抹殺する方向へと世論誘導されてしまう危険性があるからだ。そうした「事の性質」に鑑み、今しばらくご猶予頂ければと思う。
ただし一つだけはっきりしているのは、この問題を抜本的に解決するための技術はこのA社の研究開発によるものしかないということを、我が国の総理官邸以下、関係者や専門家たちは皆知っているという事実である。そのこと自体が驚きに値するわけであるが、そうした彼らも今回遂に重い扉を少しだけ開け、実験室において「トリチウム汚染水を実際に用いての検証実験」の手前にまで遂に到達したこの技術に光を差したというわけなのだ。
そう、いよいよここからが「決戦」なのである。
最後に一つだけ付け加えておくならば、この技術を用いてトリチウム水と同位体である重水を分解した場合、炭酸ガスを放出することなく水素が発生することが分かっている。「水素社会への移行」を打ち出したものの、実際には低コストかつ炭酸ガスを放出させない形での水素の大量生産を実現する技術が無いのが我が国の実情なのである。ところがこの技術を用いるならば日量400トンも排出されるトリチウム汚染水により、炭酸ガス（＝温暖化効果ガス）発生を伴うことなく水素を大量に取り出し、これをもって燃料電池車を走らせることが出来て来るというわけなのだ。その瞬間、「フクシマ・フクイチ」が「美しき福島」へと大きく変貌することは間違いない。
この問題について我が国に残された時間は僅かである。我が国の最高位において決断することの出来る者の意思を大きく動かすべく、引き続き弊研究所としても非力を尽くして参ることにしたい。読者の皆さんにおかれても、ご声援・ご支援のほど、衷心よりお願い申し上げる次第である。
原田武夫記す
（2014年11月16日 中国・北京にて）
続報・福島第一原発からトリチウム汚染水が消える日 （連載「パックス・ジャポニカへの道」）
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（※拡散希望！） 皆様のその「想い」が・・・大きな、大きな世界史の山を動かします！
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いよいよ私が為すべきことを為すべき時が来たように強く感じています
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（※拡散希望！） 気になる内容は・・・ 「日本デフォルトとフクイチ」
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（※拡散希望） イノヴェーションを阻むもの （続・「トリチウム汚染水が消える日」）
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