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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

大雪でも高級天ぷらを貪る総理――日本の未来は大丈夫なのか?

2014-02-26 | 気象・地震・天文・地学

皆様、こんにちは。原田武夫です。

西日本から東日本にかけて大雪であったあの日、安倍晋三総理大臣は支持者らと共に高級天ぷらを食していたのでした。
「不謹慎である」
いや、ただそれだけではないのです。
米国のケリー国務長官はその時、とある大演説を行いました。
それとの比較で、「リーダーシップ」とは何か、しかも付け焼刃のそれや、MBAスクールで学ぶそれではない、本当のリーダーシップとは何かを体得しているのはどちらかが分かるのです。

その理由は??
「結局は米欧の方がリーダーシップを発揮するから」・・・??
いえいえ、全く違います。

その「本当の答え」を知りたい方は・・・是非、こちらをご覧ください。
つい先ほど(26日朝)、アップロードして頂いたものです。

どうぞ宜しくお願いいたします☆
(※いつものとおり・・・「誠」の画面上で「いいね!」を是非押して頂ければと思います!!)

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1402/25/news007.html

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/10202926572788371?stream_ref=10


 

安倍総理が2月16日に行った「会食」がやり玉に挙がっている。関東・甲信で大雪が降ったにもかかわらず、総理は東京の高級天ぷら店で舌鼓を打っていた。こうした行動に批判の声が挙がっているが、筆者の原田氏は違う角度で見ている。それは……。

2014年02月26日 08時00分 更新
[原田武夫,Business Media 誠]

 安倍晋三総理大臣が2月16日に行った「会食」がやり玉に挙がっている。関東では14日から降り始めた大雪のため、山間部を中心に食糧供給すらままならない異常事態が発生した。「雪に弱い大国ニッポン」の実態が露呈したわけだが、その対策のため陣頭指揮を執るべき安倍総理はというと東京・赤坂の高級天ぷら料理店にて支持者と舌鼓を打っていたのである。「危機意識の欠如」「不謹慎」といった批判がインターネット上で飛び交い、マスメディアがこれに追随する展開になっている。

 私はこうした論調に追随し、この場で安倍批判をしたり、さらには「アベノミクス」糾弾をしようというわけではない。しかし今回の出来事を踏まえて、まったく違う危惧を抱かざるを得なかったのである。それは「この国における政治上のリーダーシップの選び方は本当にこのままでよいのだろうか」という根本的な疑念にもつながるものだ。

気候変動は脅威

 安倍総理が天ぷらを楽しんだ直後、米国のケリー国務長官はインドネシアで演説を行った。彼はその場でこう言い放ったのである。

 「気候変動はテロリズム、貧困、そして大量破壊兵器(WMD)にも匹敵するほどの脅威だ」

 米国政府は気候変動問題に対処するための追加的な施策について、国際社会に対して具体的な提案を行った。その立役者がケリー国務長官であるのは言うまでもない。

 「また何か怪しげなビジネスモデルを米国は作り上げつつあるのではないか。最後に日本に請求書が回ってきてカネを巻き上げられるだけなのではないか」

 このように感じる人が多いかもしれないが、それは違う。なぜならケリー国務長官の発言は、2016年に実施される大統領選挙に出馬する上での、「選挙戦略」の一部であると考えるべきだからだ。

 
大雪が降る中、日本の総理大臣は……(写真はイメージです)

 次回の米大統領選挙ではヒラリー・クリントン前国務長官が出馬し、「初の女性大統領が生まれる」と考えている人が多いように感じる。だが、ホワイトハウスの内部では全く違う動きがあることを指摘しておかなければならない。

 「ケリー=Mr.X=ケネディ」

 米国による現在の対日関係はこの三極構造で動いている。私が見る限り、日本の外務省はこのことに気付いていない。「Mr.X」は米国通であれば誰しもが知っている人物で、前回の大統領選挙で共和党から出馬し、オバマ大統領に敗北したロムニー候補とも深い関係にある。すなわちこの「三極構造」による動きは、次回の大統領選挙が「民主党VS. 共和党」といった通常の選挙ではなく、まさに「オール・アメリカ」が結集しなければならない選挙であることを物語るのだ。

 ところが日本はというと、こうした「三極構造」を全く知らない者たちが政治・経済のリーダーになっているので、完全に流れから取り残されている。最近、にわかに高まってきた「ケネディ駐日大使バッシング」がその良い例である。2013年の秋、Mr.Xからこのように言われた。

 「ケネディ大使との関係構築に、日本のリーダーたちは励んでもらいたい。なぜなら彼女の息子がケリー国務長官の下で働いており、そのケリー国務長官がこのまま行くと次期大統領になるからだ。ケネディ大使に尽くすことはイコール、次の合衆国大統領に対して先行投資していることになるのだ」

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リーダシップに必要な条件

 話を元に戻す。ケリー国務長官の発言は、全て「現職の国務長官」としてはではなく、「次期大統領候補」として行っていると考えなければならない。すなわちその発言に一切、無駄なことはなく、全てが「合衆国大統領になるため」であることを踏まえておくべきなのだ。

 そう考えた時、今回の突然の「気候変動は大量破壊兵器に匹敵する」との発言が気になって仕方がないのである。この問題に立ち向かう者だけが、大統領の座に就くことができるのではないだろうか。

 確かに米国の大統領は民主主義のルールに従い、「選挙」によって決められる。かつて孟子はこう言った。

 「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」

 ここで確認してもらいたいのは、選挙においてもよく語られるこの言葉が“天の時”から始まっているということである。そう、単に「時」ではなく、「天の時」なのであって、自然環境、そして宇宙が織り成す全ての外部環境の中で与えられた絶好の時こそが全ての出発点なのである。

 そして目先の「天」は気候変動である。気候の行方を誰よりも早く知り、そのことを利用して地の利、すなわち最適地を一番に獲得し、人の和を創っていく者こそが、今後、リーダーに選ばれるというわけなのだ。そして現代的な用語で語ってはいるものの、ケリー国務長官による今回の決然とした言葉はそうした世の東西を問わず、古くから伝えられてきた本当のリーダーシップの要諦を踏まえたものである。

日本が抱えている本当の危機

 翻って日本はどうか。この国には「陰陽道」という伝統があった。陰陽師・安倍晴明の活躍を描いた小説が映画化されているので、どこかでこの言葉を聞いたことがある人も多いだろう。

 「陰陽道」とは、現代の言葉で言うと「天文学」と「地学」である。すなわち「天の利」と「地の利」を見ることであり、そのトレーニングを受け、時の天皇に仕えたのが「陰陽師」と呼ばれる職業集団であった。いや、もっと言えばリーダーそのものである歴代の天皇自身が「陰陽道」の達人であったという記録すらある。すなわち日本において、「天の利」を理解できるリーダーが最大かつ絶対的な条件である、といった伝統があるのだ。

 ところが、これは明治維新によって明らかに断絶した。その後、「デモクラシー」が導入され、リーダーとは大衆による人気投票で決められるべきものとなってしまった。そしてそこではルックス(外見)や弁論術などが問われ、本来ならば伝統的にリーダーの絶対的な資質とされてきた「天の利」を理解できる能力は一切考慮されてこなかったのである。

 そしてその行く末が「大雪で危機になっているのにもかかわらず、これを“天の利”と察知することのできない総理大臣」なのだ。「愛国」「国防」などと弁論で熱く語ったとしても、それは本来、日本のリーダーシップにとって二の次のことだ。もっといえば、そうした国が抱えるリーダーを巡る状況は米国などグローバルな水準からいっても、およそリーダーシップの本旨から見て悲惨なものであると言わざるを得ない。

 地球の気候変動は、今後も続くかもしれない。そうした中で日本が問われることは何か。それは誰しもが「リーダーを選ぶ方法としては当たり前」と信じてきた民主主義のルールではなく、本当のリーダーが違うやり方で選ばれるかもしれない、ということだ。そしてそのことを海の向こうでは次のリーダーシップがいち早く気付き、言葉と行動に移していることが、大雪が見舞われる中で日本が抱えている危機の本質なのだ。

 

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1402/25/news007.html


 

トヨタが愛知県内の4工場の操業を停止

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/3655f6ae9052906aa0bb8e4143374d03



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