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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

インテリジェンスから見た、がん秘密兵器説 ~甘利大臣はTPP交渉中、なぜ舞台を去ったのか(上)~

2014-02-26 | 外交・諜報・非公然活動

皆様、おはようございます。原田武夫です。
週末いかがお過ごしになられたでしょうか?

さて。
早速ですが本日(16日)より2日間連続で、再び東洋経済オンラインにてコラムを掲載して頂きます。

題材は日本人ならば誰しもが「???」と思っている”あの件”について、です。
どうぞゆっくりとご覧ください!!

・・皆様への心からのお願い・・
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皆様からのご支援が大きな力となり、我が国を変えていきます。

どうぞ宜しくお願い致します!!
(しかし・・・ビックリなお話、ですよ。これが世界の真実です)

http://toyokeizai.net/articles/-/26411

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/585377428200149?stream_ref=10


 

原田 武夫:原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)代表取締役
2013年12月16日

突然「表舞台」を一時的に降りた甘利大臣。筆者はただならぬものを感じた(撮影:尾形 文繁)

甘利明TPP担当大臣が、12月に入って(5日)、記者会見で自らが「早期の舌がん」であることを発表した。2週間ほどの入院治療とその後の1~2週間の自宅治療で職務に復帰できると診断されたのだという。

環太平洋経済連携協定(TPP)を巡る交渉は、特に日米間で大詰めを迎えている。その担当閣僚として激務をこなしていた甘利明TPP担当大臣の心労は、察してあまりある。当然のことながら、「激務によるがんか」と考えられた向きも多いのではないかと思う。

金融資本主義を維持しようという勢力

だが、私は違った。「またか」と思ったのである。無論、私は直接、甘利明TPP担当大臣に事の真相を質したわけではない。しかし「いよいよ交渉も大詰め」となり、言ってみれば政治家として一世一代の大勝負に出ることのできる瞬間に、「舞台から降りる」ということがあるのだろうか。しかも、結果的に断念されることになったものの、「年内妥結」に向け、あまりにも重要なタイミングで「疾患」が発見されたというわけなのである。「できすぎた話だ」とまず思ったのは、私だけではないはずだ。

米欧の「グローバル・エリート」たちは、グローバル・マクロ(国際的な資金循環)を廻し続け、それによって金融資本主義を維持しようとしている。当然、その行く手を遮るものが、突如として現れることはままあることだ。

そんな時、彼らはお手上げになってしまわないのである。そうではなくて、あくまでも自らに都合の良い「現実」を創り出すため、インテリジェンス機関(工作機関)を動かすのである。こうした活動のことを非公然活動(covert action)という。そして、こうした「非公然活動」の中に“都合の悪い相手国の政治家をがんにしてしまう”という工作活動が含まれていることは、実のところ、インテリジェンスの世界では「常識中の常識」になっているのだ。

実は、世界的に見ると、このことはすでに問題視されている。「事件」の現場となって来たのは、12月6日に上梓した小著最新刊『ジャパン・ラッシュ──『デフレ縮小化』で日本が世界の中心となる』(東洋経済新報社)でも指摘したとおり、私たち日本人からすると、どうしても縁遠く感じてしまう中南米諸国だ。

具体的にいうと、2012年2月27日付の英系有力紙「ガーディアン」が「がんは秘密兵器か?」と題して、次のような指摘をしているのである:

 

●中南米ではここに来て余りにも多くの指導者たち(下記)が「がん」に罹患し、多くの場合、命まで落としている。これはあまりにも不自然である。
―ネストル=キルチュネル・アルゼンチン大統領(結腸がん) 
―ジルマ=ルセフ・ブラジル大統領(リンパ腫がん) 
―ルイズ=イナチオ=ルラ=ダ=シルヴァ・ブラジル大統領(喉頭がん)
―フィデル=カストロ・キューバ国家評議会議長(胃がん) 
―エヴォ=モラレス・ボリヴィア大統領(鼻がん) 
―フェルナンド=ルゴ・パラグアイ大統領(リンパ腫がん)

●「反米の闘士」として知られていたが、最後は心臓発作によって今年(2013年)3月6日に命を落としたヴェネズエラのチャヴェス大統領は、2011年12月28日に軍に対して行った演説の中で次のように述べていた。

“彼ら(注:ここでは米国を指す)ががんを拡散するための技術を開発し、これを我々が今後50年間も知らないままとなるということが、それほど不思議なことだろうか。・・・(中略)・・・蓋然性というレヴェルでも、中南米勢の指導者たちに何が起きてきたのかを説明するのは極めて難しい。それは本当に最低限の不思議さの漂う出来事なのである。・・・(中略)・・・フィデル(同:カストロ・キューバ国家評議会議長)は私にいつもこう言っていた。『チャヴェス、気をつけたまえ。彼らは技術を開発済みだ。貴方はとても不注意だ。食べる物、そして彼らが貴方に差し出す食べ物に気をつけなさい。・・・ほんの小さな針で彼らは貴方が何も知らない間に刺すのだ』”

 

これだけでも十分ショッキングな記述なのであるが、「ガーディアン」紙の指摘はここで終わりではない。「実は米国こそ、こうした不可解な死亡事案の元凶なのだ」と次のような話を列挙して糾弾しているのである:

 

●情報公開サイト「ウィキリークス」が公開した米秘密公電によれば、2008年の段階で米中央情報局(CIA)は在パラグアイ米大使館に対して訓令を発出し、同国勢の大統領候補4名すべてのバイオメトリック・データ(DNAなど)を集めるよう指示していた

●1960年代の米国において「ブラック・パワー運動」のリーダーであったクワメ・トゥアは1998年57歳に前立腺がんで亡くなったが、生前に「自分(クワメ)は米中央情報局(CIA)によって毒を盛られた」と語っていた。少なくとも1970年代後半より同人は飲酒や喫煙をしておらず、健康には人一倍気を使う人物であったと証言されている

●ジャマイカのレゲエ歌手であり、現地における宗教的思想運動である“ラスタファリ運動”の旗手としても知られていたボブ・マーリーは1981年に36歳で亡くなった。同人はがんに罹患する前、1977年にサッカーに興じている最中につま先を負傷し、その後、治癒することが無かったことで知られている。一部の証言によれば、同人はサッカーをプレイする際、後に米中央情報局(CIA)長官となるウィリアム・コルビーの息子カール・コルビーより渡されたブーツを履いていたが、その中に発がん性物質によってコーティングされた銅線が仕込まれていた

●在トリニダード=ドバゴ・キューバ大使館のウンベルト・リヴェロ大使は、カストロ前国家評議会議長が米中央情報局(CIA)及び亡命キューバ人たちから600回にわたって暗殺を企てられたことがあると述べた。同大使によれば、その1回においては猛毒性のタリウム塩が同前議長の靴の中に仕込まれていた

 

このように「米国が――その他の国々もだが――、そのインテリジェンス機関を用いて“都合の悪い外国人リーダー”をがんや別の病気に罹患させ、この世から消してしまう」という情報は、国際世論においては決して珍しくはないのである。率直に言うと、この問題について我が国の大手メディアは、一切口をつぐんでいる。その代りにこうした“グローバル・スタンダード”の議論をすると、やれ「陰謀論」だ」と十把一絡げにし、真実を明らかにしようとはして来なかったのである。そうするのは、ただ一重に超大国である米国に対する、えもいえぬ恐怖心を抱いているがゆえなのだ。

だが、時代は変わった。――2014年1月に行う恒例の「2014年 年頭記念講演会」においても詳しくお話したいと思っているのだが、これまでの「金融資本主義」というシステムそのものが音を立てて変わり始めているのである。

そしてそこで最も矢面に立たされているのが、ほかならぬ米国なのだ。そうである以上、我が国のこうした大手メディアによる「気遣い」はもはや無用の長物なのである。いや、もっと正確にいうと、インテリジェンス機関に関連したこのような「不都合な真実」について、米国自身が明らかにしようとかつて努力をしたことすらあるのである。だが不思議なことに、そこで明らかにされた事実は、ネット社会において完全に忘れ去られてしまっているのだ。(以下、(下)に続く→(下)を読む)。

 

http://toyokeizai.net/articles/-/26411


 

インテリジェンスから見た、がん秘密兵器説 ~甘利大臣はTPP交渉中、なぜ舞台を去ったのか(下)~

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/87762ae5766c20801288e3fcadd3c277



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