6月24日(月)晴れ
昨日工事現場へ行き、「監視カメラ」なるものにご対面しました。随分神経を逆撫でしてくれるなあと思い、ちょっとしたパフォーマンスをしました。まあ、ささやかな返礼とでも言いましょうか。
本日の工事現場の様子
こんなモノはとっとと撤去してもらわないとならないので、抗議&要請書もきっちり出しましたよ。
2013年6月24日
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部
廃棄物対策課長 山本昌弘様
鮫川村村長 大楽勝弘様
仮設焼却炉ゲート監視カメラの撤去要請書
6月23日焼却炉建設地ゲート横に監視カメラが設置されていることを確認しました。環境省はHPで積極的に情報を提供し住民の理解を得たいと説明し、また試験焼却を公開し監視委員会に安全性を確認してもらうなどとしながら、このような監視カメラの設置は相反する行為であり到底容認できません。
住民を威圧し愚弄する本監視カメラを早急に撤去するよう強く要請致します。
■監視カメラの不当性・非倫理性について
今や全国的に広く周知されることとなりましたが、本実証事業は秘密裏かつ非民主的な方法で押し進められてきました。
①地権者18軒の同意のみでその他住民への説明は予定していなかった
②地権者との賃貸契約もせずに勝手に工事を進めていた
③仕様書の「煙突含め公道から見えないように設計すること」との記述
④住所も非公開としていた
⑤公開質問書、公開討論会への拒否
⑥青生野地区での密室説明会(他地域住民およびメディアの排除)
⑦住民の理解を得て進めると説明しながら一方的に説明会を打ち切り工事を進めてきた
⑧工事現場を立ち入り禁止とし、許可なく侵入した場合警察に通報すると通告している
⑨塙町では未だに説明会を開かず、自治体を通じての申請しか受け付けないなどと事実上説明を拒否、要請がないところは説明すら行わない
⑩地権者をはじめ多くの住民が強く反対しているにも関わらずこれを無視
⑪放射性物質の焼却は厳禁とされる国際ルールを無視
⑫建設地周辺に居住する子供や若者も考慮しない
この他にも上げようとすればきりがありません。
要するに、不当なことをやってきたのは事業主体である環境省であり、環境省が住民に受け入れられない焼却炉建設を一方的に推し進め、放射性物質の濃縮と再拡散、更に住民を二次被曝の危険に晒そうとしている訳です。監視をするのは住民側であり、監視されるのは事業者の方だということをはき違えないようにして頂きたい。守るべきは住民の安全であり、焼却炉ではないはずです。
私達は直ちに監視カメラを撤去するよう強く要請します。もしくは、カメラの向きを180度回転させて、事業者のやっていることを監視・撮影し公開するよう要求します。
本要請について早急な回答を求めます。
鮫川村焼却炉問題連絡会