この前のブログで、産む事について考えさせられる出来事があった詳細を次のブログで書きますと言っていましたので、今回はそれについてです。
ちょっと暗い話になってしまうので、今妊娠している方は読まない方が良いかもしれません。
それをお医者様から指摘されたのは12週目の事。。。
モニターを見ていた先生の表情があんまり良くない。。。
更に、上司の先生を呼んで、先生2人で何やら小声で話し合っている。。。
不安に駆られながら、先生が口を開くのを待っていました。
「ちょっと。。。2人の間に成長差がみられます。 双胎間輸血症候群の可能性も出てきました。 後、気になるのが、大きく成長している子の方が首あたりに浮腫(むくみ)があります。」
もうこの地点であたし半泣きです。
双胎間輸血症候群は一卵性妊娠の基礎知識として知っているけど、浮腫みがあるのが何で心配なの??
「ほとんどの場合は異常がない場合が多いのですが、可能性としては、染色体異常の場合も考えられます。」
「???染色体異常??」
「ダウン症の可能性があるとゆー事です」
この時はもうあたし号泣です。
どうしよう??どうしよう。。。
そんな事、想像もしてなかった。。。
とりあえず、落ち着け、落ち着けあたし!!
胎児を細かく見てくれるとゆークリニックを病院から紹介されました。
そこで細かく検査をすれば、染色体異常かどうかが判ると言うのです。
このクリニックは事情が深刻なだけに、夫婦同伴でしか受診できず、相方に無理矢理会社を休んで一緒に行ってもらう事になりました。
その日は病院から帰る道すがら涙止らず、とりあえず相方が帰ってくるのを待って、会社から帰ってきた相方に、事情を説明しました。
相方はどういう返答をするんだろう。。。??
もし。。。
もし、検査が陽性で堕ろせと言われたら。。。??
あたしは納得できるだろうか??そう言った相方を軽蔑するだろうか??
相方の返答は冷静でした。
「とにかく、異常のない確率の方が高いねんから、そんなに心配する事はない。検査の結果が出てから真剣に考えて話し合おう。」
。。。
良かった。。。相方はやっぱり良い旦那様だ。
しかし、あたしは。。。??
検査の結果が陽性だったら。。。??
どうするつもりなの。。。??
もし、ダウン症の子でも育てるとゆーのなら、検査をする必要はないのではないか。。。??
でも、あたしは一刻も早く結果を欲しがっている。
それは。。。
これ以上考えてると頭がおかしくなりそうでした。
もし、何も知らずに生まれたのが障がいがある子だったら、育てられる。。。育てられるかどうかは分からないが育てなければいけない。
しかし、それを生まれる前に知ってしまったら。。。??
怖かったです。本当に逃げ出せるものならば逃げ出したかったです。
自分は非情な人間なのだろうか??
子を産む資格があるのだろうか。。。??
そんな事を悶々と考えながらその夜はなかなか眠れませんでした。
次の日は紹介された専門のクリニックに相方と一緒に行きました。
クリニックが近づくにつれて不安に押しつぶされそうになってしまい、相方に
「もう、帰りたい。。。」
と弱気な発言をすると相方がぎゅっと手を握ってくれました。
そして病院に入り、細かい検査がされました。
通常なら
羊水検査と言って、お腹から羊水の一部を取って染色体を検査する方法なのですが、この検査は16週からでないと検査が不可能なので、週数の浅いあたしは絨毛検査と言って、胎盤になる前の絨毛とゆー組織の一部だけ採取し、染色体を検査するとゆー方法でした。
長い注射針をお腹に刺して取った組織を調べて結果が出るのが3日後。。。
結果が出るまでが長く感じられました。
その反面、結果を聞くのが怖かったです。
そして、結果。。。
陰性でした。
染色体異常は見受けられませんでした。
心底ホッとしましたあたし。
とっても嬉しかったです。
しかし、もし、染色体異常だと診断された時の後の自分自身の判断は未だに答えは出ていません。
あたしはどうしたのだろう。。。??
今もこの事が心に引っかかってます。
しかし、ダウン症ではないと判断されただけで、もしかしたら別の障がいを持って産まれてくる可能性は十分あります。
あたしにもその他の人にも。。。
2人の成長差は小さい方のお子のへその緒が胎盤の端の方にくっついているので、栄養が取りにくいのだそうです。双胎間輸血症候群では今の所なさそうです。
しかし、これからなる確率もないワケではありません。
とりあえず今は2人とも元気に育っているので、頻繁に経過を見て行きましょうとの事でした
生まれる前から心配ばっかりかけさせるお子達。。。でも、あたしの精一杯で見守って行こうと思います。
最後にこの記事をご覧になって不快に感じた方がいらっしゃったらごめんなさい。