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カトログ !! ~ カトレヤ交配種のブログ (Hybrid Cattleya's Database) ~

洋蘭の女王カトレアのデータベース(主に大輪系交配種)&育種交配・実生の魅力をご紹介

7月10日(日)の我が家の様子

2005年07月12日 12時45分15秒 | ■我が家の栽培の様子(栽培記録)

■Blc. Toshie Aoki 'Bluemen Insel'
シースの中のツボミが順調に大きくなっています!


■Blc. Toshie Aoki 'Bluemen Insel'の開花例です。
このリップの濃厚なワインレッドがたまらなく美しいんですよねー!


■Blc. Chunyeah 'Good Life No.1'(=益生一号)AM/AOS,OSROC
この株は宝塚の片桐農園さんに分けて頂いた台湾業者さんの花見本用の株です。
入手時は7号の大鉢で、場所をとるので株分けしました。
しかし、この株の花着きの良さにはいつも驚かされます!
作落ちしたどんな小さな新芽にでも必ず、花芽を着けてくれるんです!
この画像、一応比較のため横に100円ライターを置いてみました。


■Blc. Chunyeah 'Good Life No.1'のウチでの開花例です。
株分け後で作落ちしててもこんな感じでわんさか咲いてくれました!
とても頑張り屋さんです!


■Blc. Chunyeah 'Good Life No.1'台湾業者さんの花見本株です。
この花容で160mmオーバー!凄いの一言です!


■Blc. Chia Lin 'Pau Ching Tien'’(=包青天)FCC/OSROC,AM/AOS
現在、約50mmのツボミです!開花が楽しみです!


■Blc. Chia Lin 'Shin Shyn' AM/AOS,SM/JGP'96,SM/JOGA,AM/OSROC
シースを破ってツボミが顔を出し始めました!
どうやら、この個体のなかでも、メリクロンによる変異なのか、
入手先によって、「系統」のようなものがあるようで
微妙に花容や「クセ」が違うようです。
この株は先祖の「Blc. Norman's Bay」の影響が強く出ているのか
夏にも咲くことが多く、株姿も比較的、大型で花色がやや明るいです。
これとは別に冬咲きで株姿も比較的、小型で花色が非常に濃い系統も存在します。


■Bc.Mount Hood 'Marey' AM/AOS
アメリカでは花径300mmに達したという噂もある
白花巨大輪花を着ける品種です!
現在、2本のバルブに立派なシースが着いています。
正直なところ現在のウチの冬期の環境ではこの花を
残念ながら、ちゃんと咲かせてあげることが出来そうにありません。
どなたかこの品種の価値を理解して下さって、
大切に育ててくださる方がおられましたら
送料のみご負担頂ければ無償でお分け致しますので、
メールにてご連絡下さい!
よろしくお願い致します。
※新しいご主人が見つかりましたら、締め切りにさせて頂きます。
※一部、葉焼けがあります。

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Blc. Chia lin 'Pau Ching Tien' 完全開花!

2005年07月11日 01時10分12秒 | ■赤・濃赤紫系
完全に開花しました!
大きい方の花でも花径130mmとやや小振りですが
リップが大きいので大きく見えます!
ただ、やはり季節的な問題と株の充実度の加減で
花の質は正直、あまり良くはありません。
具体的に言うと冬期に比べて
・花弁が薄い
・花保ちが悪い
等です。
高温のせいもありますが、ケース内で越冬させた株は
蛍光灯で補助的に光線を照射しているとはいえ
太陽光線には絶対にかないませんので
日照不足のために花の質が落ちているのだと思います。









この株のコンパクトさ!良いですなー!
本当に何度見ても美しい花です!良い香りもします!
これであと、
リップに大きな黄目が鮮明に入って
花型がもっと丸くて、花径が180mmオーバーになって、
着花数が平均3輪着いて、強健で、
花着きが良くて…(欲張り過ぎです!)
そういう「夢の品種」の創出を目指して、頑張ります!!

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実生苗 育成経過報告 4

2005年07月08日 12時37分49秒 | ■「実生」関連

■Uさんから頂いた交配名「R33」です。7月2日(土)の状態です。


■約2ヶ月前の4月24日(日)の状態です。


■上の2つの画像を見て頂いてのとおり、
これまではあまり外見上の大きな変化が見られなかったのですが
株元に小さな新芽が見え始めました!
これからまた、新たな成長段階に入るようです!

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~印象に残る「カトレヤ」たち~ 05年7月7日七夕号

2005年07月07日 12時16分13秒 | ■その他

■Blc. Peggy O'Neill 'Royal Lady' FCC/JOS
交配はBlc. Elizabeth Hearn × Lynn Spencerで1978年登録です。
言わずと知れた、パステルピンク巨大輪系の有名銘花です!
花容が安定しない等、メリクロンでの増殖にやや難があるとのことで
現在でも高級品種として、その価値を保っているとされる貴重な品種です。
この画像の株はオリジナル分け株で花径約170mmでした。
とにかく、その美しさは筆舌に尽くせない素晴らしい花です。


■Lc. Pirate King 'Crimson Glory' HCC/AOS
交配はLc. Lee Langford × Lc. Quadroonで1962年登録です。
花径140mmくらいで主に冬咲き、芳香強めの厚弁大輪花を着ける品種です。
非常に濃い花色は好き嫌いの別れるところですが僕的には大好きな花色です!


■Lc. Pirate King 'Crimson Glory' HCC/AOS大株です!


■Blc. Pamela Hetherington 'Coronation' FCC/AOS
交配はLc. Paradisio × Bc. Mount Andersonで1970年登録です。
こちらも言わずと知れた、パステルピンク巨大輪系の有名銘花です!
この画像の株はオリジナル分け株で花径約200mmでした。


■Blc. Pamela Hetherington 'Coronation' FCC/AOSの超大株です!
神戸蘭友会の名人Sさんの作品です。


■Blc. Chia Lin 'Pau Ching Tien'(包青天)
昨日の記事でご報告した花です。1輪はほぼ開花しました。
花径は125mmとやや小振りですが、もう少し展開してくれると思います。
美しくて、カッコよくて、大好きな花です!

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Blc. Chia Lin 'Pau Ching Tien'(包青天)咲き始めました!

2005年07月06日 12時20分37秒 | ■我が家の栽培の様子(栽培記録)

■Blc. Chia Lin 'Pau Ching Tien'(包青天)FCC/OSROC,AM/AOS
(ブラソレリオカトレヤ チアリン ’パウチンティエン’)です。
='包青天'
='Bao Ching Tien'
='Pauchiten'(※須和田農園さんのカタログではこう表記され「パウチーテン」となっています。)
='PCT'
='P.C.T.'
(※正直なところ個体名の表記・読みは統一されていないようです。)

咲き始めました!!
現在、8分咲きで110mmです。
なんとか無事に咲いてくれそうです。
まだ、色が完全にはあがっていません。
冬期に咲いた時ほどではないと思いますが、
もっと、濃厚で深みのあるワインレッドになります!
いつもこの花が咲いてくれる時、
生きている喜びを感じます!
生かされていることに感謝します!
本当に美しい花です。
僕もこんな素晴らしい花を創りたいです!
(※この品種の詳細は品種紹介のコーナーを御覧下さい。)


■Blc. Chia Lin 'Pau Ching Tien'(包青天)


■Blc. Chia Lin 'Pau Ching Tien'(包青天)


■Blc. Chia Lin 'Pau Ching Tien'(包青天)
株姿です。コンパクトで立葉。場所をとりません。助かります!


■Blc. Chia Lin 'Pau Ching Tien'(包青天)
フラッシュで撮影してみました。やはり、花色の発色がイマイチです。


■花茎の整型に使う「アルミワイヤー」です。
一般に園芸用として売られている銀色のものでは妙に目立つように思いますので
グリーンに塗装されたものを使っています。
ちなみにこれは100円ショップ「ダイソー」で購入しました。
太さ2mm長さ4.7mで105円(税込み)でした。

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~印象に残る「カトレヤ」たち~05年7月5日号

2005年07月05日 12時28分34秒 | ■ピンク・パステルピンク系

■Bc. Mount Anderson 'Louvre'
交配はC. Bow Bells × Bc. Deesse1962年登録です。
極厚弁の巨大輪系品種です。
濃色花ブームのためでしょうか?
最近はあまりみかけなくなってしまいました。
花径は良く出来ると200mmを超える立派な花です。
花保ちも非常に良く、株は花径のわりにそんなに大きくならず、
育てやすい強健種です。


■Blc. Triumphal Coronation 'Mille-Feuilles'
交配はLc. Drumbeat × Blc. Pamela Hetheringtonで1982年登録です。
言わずと知れた銘花同士の交配から生まれた銘花です!
もうひとつの銘個体に「Seto」がありますが、
「Seto」と比較すると、Lc. Drumbeatの性質を多く受け継いでいるように思えます。
花径はSetoよりはやや小さ目の160mm前後です。
精悍なイメージのカッコいい花です!


■Blc. Jimmy Nagata 'Orchidlibrary'
交配はLc. Nigerdale × Bc. Languedocで1987年登録です。
愛知の永田園芸さんのオリジナル品種です。
銘花Blc. Pamela Hetheringtonに勝るとも劣らない素晴らしい花で
花径も上手く育てると200mm近くにまでなることも少なくないようです。
正直なところ、僕的には花色は鮮やかで濃い点が
Blc. Pamela Hetheringtonよりも勝っているとも思えます。
ちなみに僕の地元神戸ではほぼ毎年、お正月前後にちょっと高級なフラワーショップで
7号の黒いプラ鉢に大きめのバークで植えられた見事な本種をみかけます。

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Blc. Califoria Girl 'Sweet Angel'の巨大輪!

2005年07月04日 12時33分19秒 | ■ピンク・パステルピンク系

■Blc. California Girl 'Sweet Angel' PC/JOS
交配はC. Horace × Blc. Nacoucheeで1983年登録です。
京都の五島園芸さんのオリジナル個体です。
柔らかく透明感のあるパステルピンク系の極大輪整形花。
見た目の弁質とは異なり、花保ちも良好です。
香りも良い主に冬咲きの品種です。
ちなみに、この画像の花は一輪咲きということもあり、
花径230mmオーバーの巨大輪!!
神戸の吉川蘭園さんで10年くらいまえに撮影させて頂いたものです。


■いきなり、魚の画像が出てきて「ギョッ」とされた方が(※ココ、笑うところです…)
おられましたらスミマセンでした!この画像は
アマゾン川原産の熱帯魚の改良品種「ハイフィンモルフォ ディスカス」です。
大阪で作り出された、ドイツコバルト系の
「ターコイズ ディスカス」とよばれる種類のディスカスです。
現在では入手困難になっている品種だそうです。
この画像の魚は僕が10年以上前に飼育していたものです。
この画像ではわかりにくいですが、
全身がターコイズブルーに輝く非常に美しい魚です。

ちなみにこの「ディスカス」という魚は熱帯魚の王様と呼ばれている品種で
飼育難易度も高く、プロのブリーダーの方々はイオン交換樹脂を使った軟水器や
R/O(リバースオスモシス)といわれる逆浸透膜方式の純水器を使って
飼育・繁殖をされていますが、僕の場合はそのような
高価で大掛かりな器具の導入は不可能でしたので
手間と工夫で何とか、「大河アマゾン」の環境を小さな水槽の中に再現し、
数回の繁殖に成功し、100匹以上の稚魚を得る事が出来ました。
そして、その稚魚の累代飼育に成功した時点で熱帯魚飼育は「卒業」しました。

ただ、熱帯魚飼育のノウハウでカトレヤ栽培に応用できる事や機具が意外とあり、
とても助かっています。
ワーディアンケースでのカトレヤの栽培は言ってみれば、
「大アマゾンの熱帯雨林」の環境を小さなケースの中に再現する。
ということだと思いますから、熱帯魚飼育と共通する部分が多々あっても
不思議ではありませんね。


■ターコイズ ディスカス
ホームセンターなどでも見かけることの多いスタンダードなタイプです。
ちなみにこの画像の魚はドイツのブリーダー「シュリングマン」という方の
ブリード個体で購入時に「証明書」という書類が付いていました。
カトレヤの世界にもこういった「証明書」みたいなものがあれば、
また、付加価値も付いて面白くなるような気がします。


■アルビノ ダイヤモンド エンゼルフィッシュ
ダイヤモンドのようにキラキラと輝く美しい鱗を持ったアルビノ(白変種)品種。
専門的なことはわかりませんが、アルビノのため染色体数が少なく飼育難易度は高い品種です。

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7月2日(土)の我が家の様子

2005年07月03日 14時35分39秒 | ■我が家の栽培の様子(栽培記録)

■Blc. Taiwan Queen 'Orchis'
大量に発生し出した新根が勢い良く伸びています!
下の先週の画像と比較すると良く解ります。


■Blc. Taiwan Queen 'Orchis'
先週、6月26日(日)の状態です。


■Blc. Taiwan Queen 'Orchis'の昨年の開花時の様子です。
植え替えで作落ちしても160mmの大輪!優秀な子です!


■Blc. Chia Lin 'Pau Ching Tien'('包青天')
今週くらいには開花するのではと思っていたのですが
気温の高いこの時期にしては意外とツボミの膨らむのがゆっくりです。
現在、約50mmくらいです。
運が良ければ、神戸蘭友会の例会に持参出来るかもしれません。
無事に開花してくれることを祈ります!


■Blc. Chia Lin 'Pau Ching Tien'('包青天')
上の画像の株の先週、6月26日(日)の状態です。


■Blc. Chia Lin 'Pau Ching Tien'('包青天')
もうひと株の様子です。
現在、約30mmくらいです。


■Blc. King of Taiwan 'Orchis'
3本発生した新芽の内、1本は既に完成してシースも出ています。
残り2本の新芽が現在、成長中です。
本来なら3本も発生した場合は1本は摘んでしまうのですが、
本種の場合、新芽に奇形が出やすい傾向があるようですので
念のために3本共、育てました。


■以前に栽培していた食虫植物たちです。
特に、お気に入りは
「ハエトリ草」(デオネア マスキプラ=Dionaea muscipula)でした。
栽培に3年くらいチャレンジしたのですが、
どうやら、高地栽培されているために高温に弱いようで
毎年、夏を越せないで消滅してしまって諦めました。
元気の良いハエトリ草をプランター一杯に群生させるのが夢だったのですが…
その点、カトレヤの交配種は「丈夫」です!



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~印象に残る「カトレヤ」たち~05年7月2日号

2005年07月02日 22時31分37秒 | ■セミアルバ系

■Lc. Cynthia 'Model'
交配はLc. Schroderae × C. Enidで登録は1927年です。
とても古い品種ですが、営利用栽培品種として現在でも活躍中です。
花径は140mm前後で厚弁で花持ちも良いようです。


■Lc. Mildred Rives 'Orchidglade' AM/AOS
交配はLc. Rita Renee × Lc. Bou Philippoで登録は1976年です。
コンパクトな株に大輪花を咲かせる春咲き品種です。
株は強健で栽培も容易です。
この画像の花は180mm近い極大輪!でした。


■Lc. Zuiho 'Michi'
交配はLc. Edgar Omura × C. Enidで登録は1984です。
神戸蘭友会の例会に出品されていた大株です。
花径160mmオーバーの大輪が十数輪とツボミもまだ十数個着いていました!
とにかく見事でした!


■Lc. Stephen Splendor
交配はLc. Stephen Oliver Fouraker × Lc. Persepolisで登録は1986です。
セミアルバの銘花同士の交配から生まれた美花。
花径160mmくらいの大輪花でした。
ちなみに、Lc. Zuiho × Lc. Stephen Oliver Fourakerという交配で
1984年登録のLc. Stephen-Zuihoという品種もあります。


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