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Blc. Califoria Girl 'Sweet Angel'の巨大輪!

2005年07月04日 12時33分19秒 | ■ピンク・パステルピンク系

■Blc. California Girl 'Sweet Angel' PC/JOS
交配はC. Horace × Blc. Nacoucheeで1983年登録です。
京都の五島園芸さんのオリジナル個体です。
柔らかく透明感のあるパステルピンク系の極大輪整形花。
見た目の弁質とは異なり、花保ちも良好です。
香りも良い主に冬咲きの品種です。
ちなみに、この画像の花は一輪咲きということもあり、
花径230mmオーバーの巨大輪!!
神戸の吉川蘭園さんで10年くらいまえに撮影させて頂いたものです。


■いきなり、魚の画像が出てきて「ギョッ」とされた方が(※ココ、笑うところです…)
おられましたらスミマセンでした!この画像は
アマゾン川原産の熱帯魚の改良品種「ハイフィンモルフォ ディスカス」です。
大阪で作り出された、ドイツコバルト系の
「ターコイズ ディスカス」とよばれる種類のディスカスです。
現在では入手困難になっている品種だそうです。
この画像の魚は僕が10年以上前に飼育していたものです。
この画像ではわかりにくいですが、
全身がターコイズブルーに輝く非常に美しい魚です。

ちなみにこの「ディスカス」という魚は熱帯魚の王様と呼ばれている品種で
飼育難易度も高く、プロのブリーダーの方々はイオン交換樹脂を使った軟水器や
R/O(リバースオスモシス)といわれる逆浸透膜方式の純水器を使って
飼育・繁殖をされていますが、僕の場合はそのような
高価で大掛かりな器具の導入は不可能でしたので
手間と工夫で何とか、「大河アマゾン」の環境を小さな水槽の中に再現し、
数回の繁殖に成功し、100匹以上の稚魚を得る事が出来ました。
そして、その稚魚の累代飼育に成功した時点で熱帯魚飼育は「卒業」しました。

ただ、熱帯魚飼育のノウハウでカトレヤ栽培に応用できる事や機具が意外とあり、
とても助かっています。
ワーディアンケースでのカトレヤの栽培は言ってみれば、
「大アマゾンの熱帯雨林」の環境を小さなケースの中に再現する。
ということだと思いますから、熱帯魚飼育と共通する部分が多々あっても
不思議ではありませんね。


■ターコイズ ディスカス
ホームセンターなどでも見かけることの多いスタンダードなタイプです。
ちなみにこの画像の魚はドイツのブリーダー「シュリングマン」という方の
ブリード個体で購入時に「証明書」という書類が付いていました。
カトレヤの世界にもこういった「証明書」みたいなものがあれば、
また、付加価値も付いて面白くなるような気がします。


■アルビノ ダイヤモンド エンゼルフィッシュ
ダイヤモンドのようにキラキラと輝く美しい鱗を持ったアルビノ(白変種)品種。
専門的なことはわかりませんが、アルビノのため染色体数が少なく飼育難易度は高い品種です。
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