C. White Spark‘Fire Cat’

※2015年07月05日内容更新

於：2006台湾国際蘭展　画像提供＝サンセットさん
■C. White Spark‘Fire Cat’
カトレヤ　ホワイト・スパーク‘ファイアー・キャット’
(C. Shellie Compton x C. Moscombe (18/06/1997))
旧属名表記 Lc. White Spark、Sc. White Spark
　セミアルバ系の有名優秀花にして、近年、優秀な親品種としても頭角を現している C. Shellie Compton と、スプラッシュ系花の銘親 C. Moscombe との交配。近年、数種のスプラッシュ系美個体が選抜・メリクロンされ流通している新世代のスプラッシュ系人気品種だと思います。ちなみに、台湾の本などの情報によると、よく出来ると花径18cmオーバーの巨大輪花を着ける個体もあるとされ、有名な別個体には‘Panda（熊猫）’等があります。
　画像の個体‘Fire Cat’は、他個体よりもペタルの赤色が広範囲に入る個体のようで、ゆったりとした印象の花容と相まって、よりゴージャスな美個体となっていると思います。

◎C. White Spark の親品種の交配
・C. Shellie Compton = C. Stephen Oliver Fouraker x C. Good Fairy (01/01/1977)
・C. Moscombe = C. Mosnor x C. Sedlescombe (01/01/1963)


※C. White Spark の親品種（於：四国巡礼さん温室（2007年12月下旬））
■C. Shellie Compton‘Touch of Class’BM/JOGA
カトレヤ　シェリー・コンプトン‘タッチ・オブ・クラス’
(C. Stephen Oliver Fouraker x C. Good Fairy (01/01/1977))
●C. Shellie Compton についての記事は、こちらをクリック！



※C. White Spark の親品種（於：須磨離宮公園　秋の洋らん展（2005年11月））
■C. Moscombe‘The King’
カトレヤ　モスコーム‘ザ・キング’
(C. Mosnor x C. Sedlescombe (01/01/1963))
●C. Moscombe についての記事は、こちらをクリック！


＜C. White Spark 別個体（一例）＞
・U Shin（ユー・シン）
・U-602
・Love Crystal（ラブ・クリスタル）
・Panda（パンダ）＝熊猫
・White Fox（ホワイト・フォックス）


於：日本・蘭協会月例会（2011/01/09　出展＝子安健司さん、花径約14cm）
■C. White Spark‘U Shin’
カトレヤ　ホワイト・スパーク‘U シン’
●C. White Spark‘U Shin’についての記事は、こちらをクリック！



※花径約14cm（画像悪くてスミマセン！）
■C. White Spark‘Panda’
カトレヤ　ホワイト・スパーク‘パンダ’
●C. White Spark‘Panda’についての記事は、こちらをクリック！


＜C. White Spark を交配親とした品種登録実績一覧＞
・C. Eva's Incógnita Futura (C. White Spark x C. trianae (04/10/2011))



（上記、記事中の属名表記は最新属名を採用しました。そのため一部、過去記事との表記の相違等が発生する場合がございます。）

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