アートな気分で田舎とふれあおう

よみがえれ、我が母校の木造校舎よ、ギャラリーに!
「西会津国際芸術村」と周辺の四季を写真と共に紹介します

行ってきました「第7回 西会津ふるさとなつかしCarショー」 その1

2010-05-31 00:36:46 | <イベント>その他

去年と一昨年は雨が降ったというので、天気を心配していたのですが、
今年はお日様が顔を出し、絶好のイベント日和となりました。

人口8000人の町に、昨年は10000人を越える人が集まったそう。
「ホントなの?!」と半信半疑に思っていたけど、
後から後からどんどん増えてくる人と車を見て、
「なるほど~、ありえる!」と納得しました。

今や、県内外のクラシックカーマニアには、有名なイベントなのですね。
















(2010年5月30日撮影)

第二回西会津アート・サロンin世田谷&ユリア・ヤナロヴァ作品展

2010-05-28 00:34:10 | <イベント>ギャラリーSpace S
西会津国際芸術村の作品展が東京で開催されます。


 第二回 西会津アート・サロン in 世田谷

  2010年6月5日(土)~19日(土) 13:00~18:00  [休廊日:6月14日(月)]


  にしあいづ絵画クラブの会員の方々の作品展です。





 同時開催/ユリア・ヤナロヴァ作品展 -おとぎばなし-

  ユリア・ヤナロヴァさんは、昨年8月ブルガリアより来日した
  西会津国際芸術村滞在のアーティストです。
  今回は、東京での初めての展覧会です。
  ユリアの独特のおとぎばなしの世界をどうぞご覧ください。




 オープニング・パーティー&「チグリ・ハープ」コンサート
   6月5日(土)15:00~ 3,000(コンサート:要予約)

 西会津「郷土料理の会」 3,000(要予約)
   6月12日(土)   12:30~
             18:00~
   6月13日(日)   13:00~



 主催: 西会津国際芸術村
 後援: ブルがリア共和国大使館
 協力: ギャラリーspacs S
 


会津若松ちょこっと観光(鶴ヶ城③)

2010-05-26 00:20:11 | 会津フォトギャラリー

春高楼の 花の宴
めぐる盃 かげさして
千代の松が枝 わけいでし
むかしの光 いまいずこ

秋陣営の 霜の色
鳴き行く雁の 数見せて
植うる剣に 照りそいし
むかしの光 いまいずこ

今荒城の 夜半の月
かわらぬ光 たがためぞ
垣にのこるは ただ葛
松に歌うは ただ嵐

天井影は かわらねど
栄枯は移る 世の姿
写さんとてか 今もなお
嗚呼荒城の夜半の月






「荒城の月」のモデルになったのは、
この鶴ヶ城なんだそうです。

幕末の会津の歴史と「荒城の月」の歌詞を重ね合わせて
鶴ヶ城を眺めると、とても感慨深いものがありますね。



(2008年9月22日撮影)

会津若松ちょこっと観光(鶴ヶ城②)

2010-05-25 22:05:17 | 会津フォトギャラリー

2008年、雨あがりのしっとりとした日に、
何年かぶりで鶴ヶ城を訪れた時の写真です。

コスモスの花が咲き、まだ9月だというのに、
城内は、所々ほんのりと紅葉し始めていました。


 



 

 

 

 

 

この翌日、9月23日は毎年「会津まつり」が行われています。



(2008年9月22日撮影)


会津若松ちょこっと観光(鶴ヶ城①)

2010-05-25 07:39:43 | 会津フォトギャラリー

“まちなか周遊バス”で、飯盛山の次は鶴ヶ城へ。



1週間~10日位前に満開だった桜は、すっかり葉桜になっていました。
見頃の時期に来たかったな~。残念・・・。




幕末戊辰戦争当時の鶴ヶ城の屋根は、赤瓦だったそうです。
現在の黒瓦から赤瓦へ、2011年完成へ向けて修繕工事が始まっていました。

戊辰戦争で痛手を負いながらも遂に落城しなかった鶴ヶ城ですが、
明治時代に解体され、現在の天守閣が再建されたのは昭和40年のこと。

幼い頃から何度も遠足で訪れた馴染み深い鶴ヶ城。
もっと以前からあるものだと思っていたけど、
実は私が生まれる数年前に再建されたものだったんですね。


<鶴ヶ城修繕工事のお知らせ>





「お城ボくん」なんていう、新しい市の観光PRキャラクターが登場!

会津若松出身のアニメ監督、笹川ひろし氏(タツノコプロ)が考案したそうです。

来年、赤瓦に生まれ変わる鶴ケ城とロボットを融合したという「お城ボくん」は、維新歴元年「うじさと博士」の発明で誕生。
ギャラクシーチタン合金で覆われ難攻不落で、体内には起き上がり小法師部隊を配備しているという設定。
今後は、同城天守閣の瓦葺(ふ)き替え工事の期間中、天守閣内で来場者を出迎えるほか、キャンペーンなどで観光をPRする。









《おまけ》

 

鶴ヶ城の入り口から徒歩3分のところにある、
宮泉銘醸の「会津酒造歴史館」へ寄ってみました。

ここで、実際の仕込み蔵や会津名宝館、焼酎資料館を見学できるんですが、
時間がなかった為、お酒の試飲だけさせて頂きました。
一人からでもガイド付きで案内してもらえるそうです。

見学料:大人300円(団体や割引券で250円)



(2010年5月8日撮影)


会津若松ちょこっと観光(飯盛山②)

2010-05-24 07:24:41 | 会津フォトギャラリー

学校の遠足以来、久しぶりに登った飯盛山です。



少年武士慰霊碑


この中にあるのが、白虎隊少年剣士たちのお墓


白虎隊自刃の地

 
少年剣士が見つめる先には、会津若松市内が一望できます。

飯盛山まで逃げ延びてきた少年たちが目にしたのは、炎と黒煙に包まれた鶴ヶ城でした。
主君の元に馳せ帰るべき望みを失われた16~17歳の少年20名が、この地で自刃しました。
実際に炎上していたのは、その付近の侍屋敷で、城はまだ落ちていなかったのですが・・・。

20名のうち死に切れずに唯一人蘇生した飯沼少年により、
白虎隊の最期が世間に知られることになりました。
78歳まで生きた彼のお墓もまた、ここ飯盛山にあります。



カメラのレンズを望遠に換え、なんとか鶴ヶ城を確認することができました。



白虎隊を慰霊する神社


 
さざえ堂

堂内に入ると、上り下りするための螺旋階段があり、
参拝者は一度も対向する他の人に出会うことなく、また一度も同じ道を通ることなく、
一方通行で堂内を参ることができるという世界的にも珍しい建物です。



飯盛山中腹にある厳島神社境内の戸ノ口堰洞穴

追われるように戦場を退き、お城の安否を確かめようとした20名の白虎隊戦士が
帰城の途中、この洞穴を通過し飯盛山へと辿り着きました。

そして、その後の悲劇となりました・・・。


 





(2010年5月8日撮影)


会津若松ちょこっと観光(飯盛山①)

2010-05-23 00:07:59 | 会津フォトギャラリー

白虎隊の少年剣士たちが自害した場所、飯盛山。



お墓のある場所に行くには、階段を自分の足で登っていくか、
階段の右側にあるエスカレーターを利用します。

エスカレーター250円(“まちなか周遊バス”などの1日フリーパスで230円に割引)。
階段は、目の前に見えている部分だけなので、健脚な人なら自分の足で登れるでしょう。


階段下、階段の途中には、何軒ものお土産屋さんや食べ物屋さんが軒を並べています。

 

 

 

 




(2008年5月撮影)

会津若松観光(乗り物編)

2010-05-21 07:17:02 | 会津帰省日記etc・・・

会津若松駅を出て、まず目に入るのは、こ~んなレトロなタクシーです。

3時間貸切で、お好きな寺社仏閣2箇所他、希望の場所を巡れるとのこと。
普通のタクシーに3時間乗るより安いようです。

 英国タクシー


下の写真は、中田観音に来ていた『英国ボンネットバス』。
『英国タクシー』の定員は4人。
ボンネットバスは、5~9人で貸切可能です。




タクシー貸切は贅沢、若松市内だけ見れればいいし・・・。
なんて場合には、駅前市内バス乗り場から
“まちなか周遊バス”というのが出ています。
レトロ調ボンネットバスで、町の観光名所を30分間隔で運行しています。

一回乗車券:200円  一日フリー乗車券:500円

 ハイカラさん


今回私が観光客気分で利用したのは、
『ハイカラさん』とは逆周りのもう一つの周遊バス。
『ハイカラさん』と同じ乗車券で利用できる『あかべえ』です。

 あかべえ

(ホントは、こういうの↓に乗りたかったんですけどね)


『ハイカラさん』は一年中30分間隔で運行していますが、
『あかべえ』は4月から11月に1時間間隔で運行しています。


この“まちなか周遊バス”、普通の市内バスに比べて本数が多い為、
観光客でない一般の人が利用するのにも便利です。


SLばんえつ物語

2010-05-19 07:16:55 | 会津フォトギャラリー

今年も運転が始まりました。

4月から9月の休日・お盆期間中、磐越西線の新潟~会津若松間で、
一日一往復「SLばんえつ物語」号が走っています。
(「SLばんえつ物語」運行案内)

SLに乗るため、SLの写真を撮るため、
多くの人たちが県内外から訪れているようです。

1999年に運行を始めてから、道端や田んぼの畦道などに、
三脚を立ててカメラを構えている人を多く見かけるようになりました。

写真は、3年前に偶然野沢駅に到着したSLに遭遇した時に撮ったものです。

下りでは、停車時間が10分あるため、この間に乗客が一気に列車から降り、
ホームは記念撮影する人々でごったがえしていました。
野沢駅のホームにこんなに沢山の人がいる風景、初めて見たような・・・。

汽笛を鳴らしながら勢いよく蒸気を噴きあげる貴婦人の姿に、
身震いするほど感動してしまいました。





客車エンブレムは、「森と水とロマンの鉄道」のイメージと
飯豊山系に生息するイタチ科のほ乳類「オコジョ」を組み込んでいます。




(2007年5月撮影)

ローカル列車で小旅行

2010-05-18 21:22:03 | 会津フォトギャラリー

何年かぶりで、野沢駅から会津若松までローカル列車に乗りました。



ディーゼル列車なので「電車」とは言わず、
かといって地元の人は「列車」とも言わず、「汽車」といいます。

私が通学で利用していた当時の汽車は、一番前に赤いディーゼル車、
客車は茶色でデッキがあり、ガッチャンと手動でドアを開閉しました。
いかにも汽車と呼ぶにはふさわしいものでしたが、
あれから〇十数年、今となっては昔懐かしのお話です。

当時、数車両あった客車も、車社会の今では、たった2両になってしまいました。


こちらは、会津若松とは反対方面、9:27発新津行き。


私が乗ったのは、9:58発の「快速あがの」会津若松行です。


それと、別の日に乗った13:16発の会津若松行。

時間や行き先によって、車両が違うんですね。
比較的新しい車両もあれば、なんだか随分年季の入った車両もある。
一両目とニ両目がまったく違う車両だったり・・・。
きっと、どこかの路線を走っていたお古でしょう。

野沢から若松までは、所要1時間弱。
以前は、この1時間がとっても長く感じたものですが、
久しぶりの汽車の旅は、なんだか短く感じました。

日曜日の昼過ぎの汽車は、私が乗った前の車両には乗客がたった4人。
(後ろの車両は新しいボックス席のせいか、途中から乗り込む人は皆後ろへ)
三脚とアナログカメラを持った観光客らしきおじさん、
若い青年、お年寄りのご婦人、そして私。
老婦人以外は、皆窓の外の風景に見入っていて、
喜多方からどっと大勢の人が乗り込んでくるまでは、
春うららの、とってものどかで静かな空気が流れていました。

久しぶりに田舎の汽車に乗り、都会で乗る電車とは全く違うものを感じました。
若い頃は、鉄道パスを使ってヨーロッパを何ヶ月も旅したことがあるのですが、
今では、海外でも日本でも、時間と料金優先で、
高速バスや車を利用することの方が多くなってしまったものな。

ガタンゴトン揺られるローカルな鉄道の旅、情緒があっていいですね。



会津若松駅で出発を待つ、郡山行「快速あいづ」。

会津のマスコットキャラクター、「あかべえ」模様の車両が人目を引き、
私以外にも、数人の人が記念写真を撮っていました。




「あいづ」といえば、以前は上の写真のような“特急”列車でした。
会津若松~上野間を走っていたので、上京した当時はよくお世話になりました。

その後高速バスが開通した為、利用することもなくなっていたのですが、
いろいろとご苦労があった模様で、複雑な運命を辿っているようです。

東北新幹線開通後は、利用客が減少したせいか、
上野間の路線が廃止され、郡山間の運行になったり、
“特急”だったのが、乗客増員のため特急料金なしの“快速”になったり、
かと思うと、上野間の特急列車として、期間限定で何度か復活してみたり・・・。

料金的には新幹線と変わらないはずですが、
多少時間がかかっても、根強いファンがいるのでしょうか?


 

「あいづ」の隣に停車中の回送列車にも、よく見ると「あかべえ」。
会津若松駅の改札も、「あかべえ」。

あ、知らない方の為に・・・、
「あかべえ」とは、会津の民芸品「赤ベコ」をモチーフとしています。