アートな気分で田舎とふれあおう

よみがえれ、我が母校の木造校舎よ、ギャラリーに!
「西会津国際芸術村」と周辺の四季を写真と共に紹介します

福島のアンテナショップへ

2011-03-29 07:49:44 | その他
昨日の会社帰りに、私も福島の為に少しでもお役に立てればと、
福島のアンテナショップ『福島県八重洲観光交流館』へ行って買い物をしてきました。

震災後は、商品が入ってこなくなり品薄状態ではありますが、
沢山のお客様が入れ替わり立ち代わり訪れていました。

無言で買い物される方、スタッフに「頑張って!」と声を掛けられる方・・・。
こんなに福島を応援してくれる人がいるんだ!と、私までも嬉しくなりました。

福島の情報交換の場でもあるので、またちょくちょく立ち寄りたいと思います。


※三万石、柏屋、かんのやなどのお菓子屋さんは、
 現在工場が稼動停止中とのことで、会津に帰った時も商品が入っていませんでした。
 会津の太郎庵の商品は、限られた商品ですが入荷しているようです。



頑張っぺ、福島!頑張っぺ、日本!

2011-03-28 22:11:33 | その他

ave 福の歌~頑張っぺver.~



福島県を愛する人の、福島県の為の応援SONG。

初めてこの曲を聴いたとき、涙が出ました
そして、たくさんの元気と勇気とパワーをもらいました!

頑張っぺ、福島! 頑張っぺ、東北! 頑張っぺ、日本!

「福島」の部分を他の地域に替えて、
福島以外の被災地の方々、被災地を応援する方々にも
この故郷への愛の歌、応援の歌が届きますように!!




明日から帰省します

2011-03-24 23:55:12 | 会津帰省日記etc・・・
彼岸の3連休、西会津へ帰省予定でしたが、
交通手段がない為やむなく中止になりました。

震災後、22日から高速バスが運行し始めたというので、
早速チケットを予約し、明日休みを取って3日間実家へ帰ります。

地震、津波、原発問題・・・、被害のニュースを見るたび、
こちらまで辛くなってしまう毎日です。
しかし、被災地では、家や家族を失った人々が、
少しずつ前へ向かって歩き出しているといいます。

関東地方では、計画停電の影響もあっていまだ混乱気味の日々。
自粛ムードも続いています。
でも、私自身はなるべく“普通”であり続けようと思っています。
被災者ではない私達が、そこに停滞していたり、
後ろ向きになってはいたのでは、被災地の復興の為にはなりません。
いち早く日常を取り戻し、日本を元気にしなくては。
(もちろん節電しながらですが)

「福島でしょ。大丈夫なの?」と周りから言われながら、
西会津の実家へ帰るのも、私の“普通”です。

風評被害・・・、これも福島県民にとっては辛く悲しい問題ですね。


東北地方太平洋沖地震

2011-03-15 08:45:00 | その他
地震があった日、東京では電車が全線ストップ。
何時間もかけて歩いて帰宅する人もいましたが、私は会社で夜を明かしました。

地震直後、会社の窓からは、近くのビルで黒煙があがっているのが見えました。
東京でも天井が崩落したビルがいくつかあったとのこと。
当然、自宅がどうなっているか気懸かりでしたが、
幸いにも調味料が散乱していた程度で、食器棚も本棚も無事でした。

実家がある会津は、震源地の太平洋から離れているため被害はなかったようで、
何度もかけ続けてようやく繋がった電話に、ホッと胸を撫で下ろしました。
しかし、朝帰宅してテレビをつけて、太平洋沿岸地方のいくつもの町が壊滅状態という
信じられない光景を見て愕然としました。それに加え、原発問題。
被災地の方々のことを思うと、とても胸が痛みます。

東京では今、地震の影響でメーカーから商品が入荷しないため、
スーパーやコンビニの食料品棚は、ガラガラの状態です。
不安に駆られた人々が買い溜めに走った為、よけいに拍車をかけています。

ガソリンも不足し、東京電力の計画停電が始まり電車が運休したり本数が減ったり。
会社に行く手段がなくて自宅待機するしかない人も多く、
また、停電の間はお店は営業ができないし、会社でも仕事になりません。
そういうわけで、計画停電初日の昨日は大混乱。
実際には、予定通りの停電は、一部の地域を除いてなかったようですが・・・。

乾電池も店頭から消え、買いそびれてしまった私は、
もしも夜に停電になったら、どうやって過ごそうかと頭を悩めています。
停電でない地域で待機して、停電が終わってから帰宅しようかとか・・・。

被災地から遠く離れた首都圏でも、今回はかなりの影響が出ています。
しかし、被災地の状況を思えば、こんなことは些細な悩みですね。
節電、その他、私達一人一人にできることがあれば、
みんなで協力していかなければならないと思っています。

会津と高遠そば

2011-03-06 17:31:42 | 会津帰省日記etc・・・
3月3日に仕事で長野県へ行ってきました。

仕事のあとに寄った小さな温泉町に「会津屋」というお店がありました。
サルがお店の中に入らないようにと鍵が閉まっていたので、
福島県の会津と関係があるかどうかは確認できませんでしたが、
考えると長野県と会津って、とても縁が深いんですよね。

会津地方には、大根のおろし汁で食べる“たかとそば”というのがあります。
正式には“高遠そば”といい、長野県の高遠(現・伊那市)からきていると知ったのは、
つい数年前に東京で見たテレビ番組からでした。

江戸時代初期に高遠藩のお殿様だった保科正之が会津藩へ転封し、
正之公が蕎麦好きであったことから、高遠の蕎麦文化が会津に伝わったそうです。

しかし、“高遠そば”のルーツである高遠では、
この食べ方は完全に忘れ去られた存在だったとのこと。
高遠の観光視察団が親善交流を結ぶ会津若松に行ったときに、
高遠そばの歴史を初めて知り、逆輸入して十数年前に高遠で甦った、
というから驚きです。

うちの実家の方では、“たかとそば”というと、
確か辛い大根のおろし汁に醤油だけだと記憶しているのですが、
正式には、大根のおろし汁に味噌を入れ、更にお好みでネギなどを加えるようですね。

実は私自身は、子供心に大根おろしの辛さが嫌で、
“たかとそば”を殆ど食べたことがありませんでした。
家族も“たかとそば”より、鶏肉で出汁を取ったつゆで食べる方を好んでいるので・・・。

でも、ルーツを知り、大人になった今なら、
子供の頃とは違った思いで“たかとそば”を食べられそうです。
今度実家でそばを食べるときは、味噌を加えて試してみます。




 「高遠そばと保科正之」
  将軍の子として生まれながら高遠で育ち、
  そば文化を会津に伝えた名君保科正之