木の芽時

自分で自分をどうすることも出来ない。
気分が、うっとうしくて目をつむっているのが
一番楽な気がして毎日ぼんやりしています。

何かがイヤだとはっきりしている事でもあるのなら
いいのですが、何がどうなっているのか・・・
周りで心配してくれるのが分かるのですが
話しかけられても、返事をしたくない。
食事もしたくないし、起きるのも寝るのも面倒です。
そう言う日が続いています。

今朝連れ合いのＭさんが帰ってきて
ちょっと読んでごらん　とまろんさんのページを開いてくれました。

自殺の記事です。
あまり考えられないのよ　と私は言って
ぼんやりした頭で読みました。
このところテレビも見ませんでしたし
新聞も読みませんでしたから
何が起きているのか分かりませんでしたが
農水大臣が自殺したのだと、

その事でまろんさんが書いておられました。
それを読みながら、そう言えば前には
毎日そればかり考えていた、と思い出しました。
でも、今はそう言うことも考えられない。

まろんさんは、言います。
木の芽時には不思議な働きがあって
気圧や、大きな環境の影響を受けやすい。
でも、きっとその時期が過ぎると、
また落ち着いた環境が戻ってくる。
辛い事はわかる。でも
今の状態がいつまで続くわけではない。
止まない雨はないんだよ、と。（こういう事かな？）

どれくらい前から不調になったのか・・・
多分３月頃かな、わからない。
何かしようと思ってもスムーズに行かないことばかり
このうっとうしさもいつか終わる。
そうかも知れないね。

今、これを書くことも出来たし・・・
そう言うことかもしれない。
もう少し待ってみよう。
木の芽時、そんな言葉そう言えばありました。
　

やっほ、出来ました。

のんた２号様

あやちゃんと、息子さん達の歌聞いてください。
五月の連休に撮ったものです。

奥様に、お届けします。
紙芝居のお礼です。　でも、
これで聞いて貰えるかどうか・・・
（教えて貰ったとおりにやってみたのですが、
　果たして、うまくいくでしょうか？　にんじんクラブ　堀田）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

下の３曲です。
http://upload.isitex.net/download.php?file=612a687cf7a8a645550e78712771ce66

http://upload.isitex.net/download.php?file=a7e1543cbf725eebd145f676c56d4dde

http://upload.isitex.net/download.php?file=d5fc035f18088105dea5059e9e9a69ae

歌いながら

今日の散歩は、田圃のコースでした。

青空が高くてお～い、と読んでみたりしながら歩きました。
所々に蓮田があって水がたたえられて鏡のようでした。
道祖神さんに手を合わせ、のんびり歩きました。
久しぶりのような気がします。
こんなに、楽な気分は。

このところ、身体がだるかったり、眠くなったりして
あまり散歩にも来ていませんでしたが、
今日は薗部さんが誘いに来てくれました。

緑地公園から杉山神社へ向かうところは
細い道で車は通りません。人も今ではまばらに通るだけです。
昔は荷馬車が通ったところです。

そこまできたら
いきなり薗部さんが歌をうたいだしました。

ちんからほい　ちんからほい
ちんから峠のおうまは　ほい
・・・ねえ、この歌なんて言う歌だった？

私は聞いたことがあるような、ないような？
・・・知らないわねえ・・

じゃあ・・はあるの　小川はさらさら行くよ
　　　　　きいしの　スミレやれんげの花に

そこからは私も一緒に歌っています。

　　　　　すうがた　優しくいろ美しく
　　　　　さあいているねと　ささやきながら・・

一つ歌ったらもう、なんと言うこともなく歌えます。
メダカの学校、とかチョウチョとか・・花とか
だれも通らない事をいいことに
子供に返ったように歌って歩きました。

最近ではあまり歌わない歌でしたが
次々に口をついて出てきて歌いながら
楽しい時間を過ごしました。

映画を見に行ってきました

Ｍさんの知り合いの俳優さんがでている、
と言うのでその映画を見に行ってきました。
眉山という映画です。

映画は久しぶりで、前回は見ることが出来なかったのですが
今度は、なぜかうまく見ることが出来ました。

四国の徳島のお話です。
綺麗な眉の様な形をした山がある町で
病気になった母のお世話をする娘の話でした。
その母の弟？の役がＭさんの友達です。

皇后様がご覧になられて、
良かったと言ってくださったと知らせていただいて
出かけたのですが、私には阿波踊りがとても印象に残りました。

皆さんが、本当に楽しそうに、嬉しそうに、身体が跳ねているように
踊っていました。
色とりどり、男の人も女の人も、躍動していて、
何かしら、自分も動き出しそうな気がしました。

ストーリーはあまり繋がらないので
プログラムを見ながら、話をしています。

今夜はＭさんとその話で盛り上がっています。
私は、阿波踊りを見に行きたいと思っています。

きれいさっぱりと

ヘルパーさんに手伝って貰って食事を作ります。
何度も、お鍋を焦がしたり、味付けが出来なかったりしたので
一緒にやって貰っているのです。一人では無理なので。

でも、自分で出来ることは出来るだけやろうと思います。
それでいつもは、茹で野菜にして食べます。
何でも茹でたり、電子レンジでチンしています。

それから塩やソースで味付け。
シンプルです。

トマトやキュウリも洗って丸ごと食べます。
洗うことはとても好きですね。
モーツアルトを聴いて育ったトマトが
また届いてそれも洗いました。

冷たい水で、野菜を洗うと生き生きとして
気分まで、さっぱりしますね。
こんな風に、私の頭の中もパカッと取り出して、
すすけたところや縮んだところの黒ずみを
ごしごしと洗い流したいですね。

どんなにさっぱりすることか。

アヤメ

庭の縁にアヤメの株をを義父が植えておいてくれた。
はたけの一畝くらいあるので、今頃になると隣近所の人が見に来る。
毎年一緒にお茶を飲んで眺める。

でも、今年はそれは出来ない。
昨日、誰かが、切って持って行ってしまった。
全部、ない。
機械で刈り取ったように綺麗な切り株が残っている。

いつ？と聞かれてもわからない。
お隣のタチバナさんも知らないと？？？。

ああ～。
でもどこかで、誰かがみているかもしれない。
紫の楚々とした姿を愛でてくださっている人がきっといるかも知れない。

きっと、外に出られない人が見ている、と
ヘルパーさんが言う。
そうだといいです。

ぶっかけうどんスペシャル

今日は日曜日。
Ｍさんがいます。
それで朝、早く起きて散歩に行きました。
荻生田牧場の所まで歩いて、野蕗を
摘んで来ました。

荻生田牧場には、ホルスタインの乳牛がいます。
放牧していてひろいのです。
子牛を眺めたりしながら牧場を一回りすると
蕗は、私の帽子いっぱいになりました。

Ｍさんと散歩は、久しぶりの事です。
摘み草をしたのも久しぶりです。

こんな日は、何をしてもスムーズです。
Ｍさんも、
久しぶりついでにぶっかけうどんスペシャルを
作ってやろうか？と言いました。

お昼は、ぶっかけうどん。
茹でた蕗の葉っぱが刻んで入っていました。
何だか苦い様に思いましたが、
な、スペシャルな味だろ？　と言うので
そうね、と応えておきました。
温泉卵を入れたい、とは言いませんでした。

喫茶店に行く

このところ、とても眠くて寝てばかりいました。
一日中、ぼーっとしていたようで、
サザンカ日誌に今までにないこと、と書いてありました。

自分では原因は分かりません。
疲れることはしなかったと思うのですが
疲れた感じで気力がでませんでした。

昨日、診察を受けてお話を聞いて頂きました。
新しい薬を処方して貰って帰るとき
「おいしい紅茶でも飲みに、出かけてみてはどうですか？」
と先生がおっしゃいました。

今朝、ボイスレコーダーを聞いたら
その事が入っていて
Ｍさんが、喫茶店にでも行っておいで、と言うのです。

にんじんクラブの近藤さんが、
一緒に行こうと、来てくれて出かけました。
そう言うところには、久しぶりに行きました。
細長くて家の丸いテイポットと違ったので、
注ぐときにこぼしてしまいました。
残念。でも、今日はあまり緊張しなかった。

（今日は、うまく指が動きませんので、近藤さんに
打って貰っています。
パソコンでも、ワープロでも毎日やろうとしていることは
少しでも毎日やることがたいせつかもしてません。）

居眠り姫

この頃、夕食を食べると居眠りをします。

夕食の時間が６時半なので、
それから２，３時間寝ている。
何となく、食べ終わってソファに座ると
そのままで、ねてしまうようです。

大体は、Ｍさんがそのころ帰って来ますので
起こしてくれます。

そうすると、今のところ夜の方が過ごしやすいです。
あたりが静かになると呼吸がゆっくりになるのが分かります。
そうすると、話をする事がスムーズにいきます。
新発見です。

Ｍさんは、居眠り姫、と呼ぶことがありますが
私は、その呼び方が、気に入っています。

ヨモギ団子

お料理好きで、漬け物名人のワタナベさんが、
暇なら、ヨモギ団子を作りましょう、と誘いに来てくれました。

町内会で何人か集まって作るんだけど・・・と言われて
ちょっと尻込みしてしまいましたが、
大丈夫、私がついている。と言ってくれたので
出かけることにしました。

市民センターの調理室、です。
何人かみえていましたが、近所の人の人もいて
よかった。

私はワタナベさんの側で同じようにやることにしました。
粉をふるうとき、ざるを持っていたり
混ぜる時、ボールを押さえていたり

私はどういう訳か、何かを計るときにとても正確なのだそうで
ワタナベさんが、私に秤を担当させてくれました。

ヨモギと粉の割合を計算したり
粉とお湯の分量を割り出したり
・・そんなことをしました。

隣にワタナベさんがいて一緒にやったので
スムーズに出来てちょっとほっ、と言う感じ。

皆さん混ぜたりこねたり、いろいろなお話をしながら
次々に作っていくので、器用な事だなあと感心。
話をしたら、手が止まってしまうので
私は、ちぎって貰った物を丸めることだけしましたが
沢山作った、と思います。

ヨモギの青臭いにおいが手について、面白かったですね。

また来てくださいと言って頂きました。
私もお礼をいって帰りました。
ワタナベさんが、変なことは無かったわよ、とも言ってくれて
それなら良かった。

おみやげにいただいてきた団子をお友達と食べましたが
ヨモギの香りがしておいしいと、言ってくれました。

ゴールデンウイークにはこんな事をしました。

思い出したこと

ホームページ「ＭＯＮＫＩＣＨＩ」に、
斉藤さんの小説「空を駆ける馬」がアップされました。

読ませて頂きました。
ほんの少し前の時代のことで
どこか、懐かしく自分の奥の方をくすぐられるような
感じがしました。

読み終わって、友兼さんにこの事を話しているときに
ふっと思い出しました。

それは、ホントにふっとです。

何時のことか、
どこでだったか
それは分からないのですが、
母が、弟を負ぶって私の手を引いて歌を歌って歩いていました。
何か、楽しそうな歌で母は私に教えてくれようとしていたようです。

畑の畦に付いたとき、
ござを敷いて、おとうとを寝かせると、私に子守を頼んでくれました。
私は、何か一人前になったような気がして嬉しくてじっと見ていた気がします。

そのうちに、
弟のお腹を蛇が横切って行きました、
多分知らなかったのでしょうね、
それをぶら下げて、
母の所へ持って行きました。
・・ひもがあったよ・・
その時、母が飛んできて私の手から取り上げると
放り投げてしまったのです。

その時の母の顔が、見たこともないような顔だったことを
思い出しました。
すぐに私と弟を裸にして、抱いてくれたことを思い出しました。
土の付いた母の手が、私の背中で痛かった事を思い出しました。

今までにこんな事は、記憶になかったのですが、
突然思い出した。

「空を駆ける馬」のどこかにそう言うことを引き出してくれる
糸があったからよね、と友兼さんは言いました。
でも、私はちょっと、どきっとしました。

今まで思いもつかなかったような事が思い出されて、
子供の自分がかえってくる。もしかしたらこうやって、
その時にかえっていくのかな、と。

考えすぎ、だれにでもある事よ、と
優しい友兼さんは、言ってくれるのですが・・・・。

首位！

最近は、野球も続けてみてはいられなくなりました。
それで、スポーツニュースでダイジェスト版を見ています。
ずっと見ていると、時々リプレイが入ったりして、
試合がぷつぷつ切れて
何がどうなっているのか混線してしまいます。
それで、結果だけ、と言うことに・・・。

今年は、ベイスターズの調子が良くて
うれしいです。
今日はなんと、首位です。

一人一人の魅力が重なっているのがいいですね。
皆が、助け合っているように思います。

がんばれ横浜ベイスターズ。

どうすればいいか

願い事が一つ。

紙芝居を読んでくださった方がいます。
おなじ病気の方です。ものわすれネットカフェにアップされています。

私はそれを聞いて、とっても嬉しかった。
なぜか嬉しかった。

それで、私も何かお返しをしたいと思いました、
それで、息子達と歌を沢山歌ったのでそれを、
お返しに聞いて頂ければ、と思いました。

ボイスレコーダーに入れたものをＣＤにして貰ったのですが
どうやったら聞いて貰えるように出来るのかな。