ゴールデンウィークの一日(5/5)です
人ごみと車の渋滞を避けて以前から行こうと考えていた、近くの越谷市をウォーキングです。
BS朝日の番組「百年名家」で紹介された住宅と400年続く名家の築100年の家を訪ねました
1.越谷市指定有形文化財 旧東方村中村家住宅 (JR「越谷レイクタウン」より徒歩15分)
JR武蔵野線の越谷レイクタウン駅を出て、小型ヨットを見ながら池沿いに歩きます。
戸建てニュータウンの一角にいきなり、新しい古式住宅(?!)が現れたのでびっくり。
100円の入場料は取られますが、立派な資料を頂けるし、説明もしてくれます。
資料によると1772年にこの近くの旧東方村に建築され、その後、各時代に生活のため幾つか改造が加えられているとのこと。名主の家なので立派な式台玄関と客間を有する立派なものです。
残念なのは、寄贈を受けた越谷市が選んだこの移築先(2度目)がニュータウンの中であり、消防法の関係で茅葺の屋根では許されず、金属板の屋根になってしまっていることです。(屋根以外は良いのですが…)
見学の後外でちょっとスケッチです
(F2)
夏日になった暑い昼過ぎですが、次の目的地に向かいます。駅まで別ルートで歩き、武蔵野線で南越谷へ出て、新越谷から東武線で一駅の蒲生駅におり歩きます。帰りは南越谷まで街を歩くことにします。
2.越谷市保存民家 大間野町旧中村家住 (東武伊勢崎線「蒲生」駅より徒歩15分)
この家は大正3年に新築されたものを改造しながら生活されていたものを、屋敷林ごと越谷市に寄贈され、新築当時に復元されたものとか。立派な長屋門に式台玄関、客間、広い母屋と土蔵の内蔵、外には房州石の蔵があり、見ごたえのある住宅でした。
ここも丁寧な案内をしていただけました。長屋門のベンチを借りてスケッチです。
(F2)
この辺りでもこのような屋敷林のある民家はほとんど見当たりません。どんどん新しい住宅になっています。でも街道歩きすると残ってる地方も結構あるので、うれしくなります。
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