Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

手賀沼の魅力 その4 コブハクチョウ(瘤白鳥)

2017-10-19 | 日記
私の住む千葉県柏市には手賀沼があります。
面積約6.5平方Km(東京ディズニーリゾートの約6.5倍)、周囲約38Kmの豊かな自然に恵まれた沼です。
自然豊かな水辺には野鳥が飛来し、変化に富んだ風景や史跡、花木等々を観察できる素晴らしいスポットです。

手賀大橋とコブハクチョウ(2017/5撮影)


私はこの手賀沼湖畔をサイクリングや散策をすることが大好きです。
片道10~20キロのコースを、変化に富んだ風景を楽しみながら走ると、暑さ寒さもさほど苦になりません。
これまで撮りためた写真を交え、手賀沼の魅力を紹介していきたいと思います。

サイクリングロード


<今回は手賀沼のコブハクチョウです>
手賀沼を散策していてよく出会うのがコブハクチョウです。
嘴(クチバシ)の付け根にコブがあるのが特徴で、この名があるようです。
あまり鳴かないので、英語では、ミュート・スワン(Mute=沈黙した、Swan=白鳥)と呼ばれます。


手賀沼にいる野生の鳥で、コブハクチョウほど写真を撮りやすい鳥はいません。
人に慣れていて近づいても逃げません。
だから、私のようにスマホで写真を撮ろうとして近づいても、警戒することもありません。


手賀沼では、1988年に1つがいが住みつき始め、その後繁殖し手賀沼全体で50~60羽はいるようです。
毎年かなりの数の子供が生まれるようで、このつがいは6羽の子供を連れています。


岸辺に人が立つと、このように餌を求めて向こうから寄って来ます。


彼らは白鳥は白鳥でもコブハクチョウ。
冬にシベリアから渡ってくるオオハクチョウやコハクチョウとは別の種類なのです。
本来、ヨーロッパにいる鳥ですが、放鳥されて手賀沼に棲みついたようです。


白鳥ですから、当然人気者ですが、手賀沼で増え続けていると良くないかもしれないのです。
「本来いてはならない鳥」、手賀沼の環境保護をされている方はそんな話をしています。
とても強い鳥ですから、増えすぎると手賀沼の在来種や生態系全体に影響がでるかもしれないとのこと。


手賀沼のコブハクチョウ、いかがでしたでしょうか?
近くへお越しの節はぜひコブハクチョウに会いに来てください。

それでは次回の”手賀沼の魅力”まで失礼します。