Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

手賀沼の魅力 その3 河童伝説

2017-10-13 | 日記
私の住む千葉県柏市には手賀沼があります。
面積約6.5平方Km(東京ディズニーリゾートの約6.5倍)、周囲約38Kmの豊かな自然に恵まれた沼です。
自然豊かな水辺には野鳥が飛来し、変化に富んだ風景や史跡、花木等々を観察できる素晴らしいスポットです。

手賀沼・親水広場前の河童像(2015/12撮影)


私はこの手賀沼湖畔をサイクリングや散策をすることが大好きです。
片道10~20キロのコースを、変化に富んだ風景を楽しみながら走ると、暑さ寒さもさほど苦になりません。
これまで撮りためた写真を交え、手賀沼の魅力を紹介していきたいと思います。

手賀沼遊歩道(北岸:我孫子側)


<今回は手賀沼の河童伝説をご紹介します>
手賀沼にはカッパにかかわる多くの伝説が残っています。
我孫子市では毎年8月にカッパ祭りが行われ、昔からカッパは市民に親しまれています。


<手賀沼の河童伝説>
むかし利根川で荷揚げされた魚を松戸まで荷馬車で運んでいた時代
利根川(とねがわ)には、ねねこと言う河童の親分が住んでいたそうな。
明治3年7月、午年の大水という洪水で利根川の堤防がきれて、布佐の町は水びたし。
その後、我孫子市酉(とり)町のあたりに、切れ所(きれしょ)沼ができたそうな。

あびこカッパ祭り・仮装行列(2015/8撮影)


その切れ所沼に利根川の河童が一匹、すみついた。
子供たちが切れ所沼の浅瀬で遊んでいると、子供らの足をひっぱるんだと。
また畑を荒らして、きゅうりやトマトを食い散らかしたそうな。

あびこカッパ祭り・カッパダンス(2015/8撮影)


村の人たちもこまって「観音さまのおちからで、いたずら河童をこらしめてくんろ」
とお願いしたら、観音さまは、お坊さんに化けて、切れ所沼のまわりをあるいて、
河童が出てきたところを捕まえたそうな。
そしてお説教をして「もう、いたずらしません」と約束させたそうな。
おしまい・・・

カッパまつりの看板娘”あびこちゃん”(2015/8撮影)



最後に、我孫子市民なら誰でも知っている河童音頭をご紹介します。
リズム感がありとても乗りやすい曲です。
お時間があればお聴きください。(^-^)(3分35秒)

河童音頭