崖っぷちロー

チラ裏的ブログ。ここは「崖っぷち」シリーズ・あん○ーそん様とは関係ありません。レイアウト変更でいろいろ崩れ中

ミサイル迎撃反対運動について

2009-04-01 23:24:06 | その他・趣味
またしても。といったところか。

「北ミサイルの迎撃中止を」=防衛省前で市民団体アピール
>北朝鮮の「人工衛星」名目での弾道ミサイル発射に備え、自衛隊が迎撃態勢を取っていることに対し、
>複数の市民団体が1日、防衛省(東京都新宿区)前で、迎撃中止を求めるアピールをした。

>約30人が「『迎撃』名目のミサイル防衛発動を許すな! 4・1防衛省行動実行委員会」などの呼び掛けで集まり、
>「迎撃名目の戦闘態勢だ」「地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)は、平和憲法の枠組みを超えており、市民生活を脅かす」などと訴えた。 

ここまでくると、もはや理解の限度を超える。
「論理が飛躍しているなぁ」ではすまされないレベル。

>「迎撃名目の戦闘態勢だ」
あたりまえのことを言っているが、これを訴えて意味あるのか?
「1に1を足すと2になる!」っていうのと同じレベル。
……それとも、なにか深遠な学術的謎でもあるのだろうか?

>「(PAC3)は、平和憲法の枠組みを超えており、市民生活を脅かす」
平和憲法の枠組みとやらについて、独自の見解をとられているようですね。
なお、市民生活を脅かしているのは何か?という主語について、
この方々は考えたことがあるのでしょうか?

まぁ、万が一迎撃した場合に破片が落ちて来るという意味で、でしょうか?
ならば、迎撃しない場合の方がより市民生活を脅かすことに気付くべき。

とはいえ、破片による危険はむろん避けるべきで、
①市民に対する即時の情報提供体制、
②市民の安全を確保する施設(シェルター等)の整備、
③有事に備えた避難訓練等による市民の落ち着いた行動
などなど、準備すべきことは多々あるのです。

それらについて、いままで「反対反対」で妨害してきたのはどういう方々だったでしょうか?
我々「国民」の手から、危険を逃れる術を奪い続けてきたのは「市民」の方々では?

***
なお、今回の日本の対応については、むしろ「アジアの人(々)」には理解されているようです。

ミサイル発射なら安保理付託=日本の「迎撃」容認-韓国大統領
>麻生太郎首相は1日午前(日本時間同日夕)、ロンドン市内のホテルで韓国の李明博大統領と会談した。
>政府が日本の領土・領海への「衛星」落下に備えて、
>ミサイル防衛(MD)システムによる迎撃準備を進めていることに関し、
>大統領は「日本は国民を守るためにいかなる措置も取れるし、韓国もそれを認めている」として、
>迎撃を容認する考えを明らかにした。


金正日総書記の長男・金正男氏、金総書記の激やせの理由について「激務のせい」
>北朝鮮の金正日総書記の長男・金正男氏が、ミサイル発射に関して、
>なぜこのタイミングで打ち上げを強行するのか、その理由を初めて語った。

>日本が迎撃への動きを進める中、金正男氏からは意外な答えが聞かれた。
>金正男氏は「(日本政府の対応は大げさですか?)日本政府の行動は、自衛のため当然だと思います」と話した。
>北朝鮮は3月9日、「ミサイルを迎撃することは、戦争を意味する」と警告を発した。
>それにもかかわらず、金正男氏は「日本政府の行動は当然」と語った。


反対運動をしている方々との対比が非常に面白い。
それにしても、またしても金正男氏はある種の「人気」を高めることができたようですw

***追記
今回の北朝鮮のミサイル発射問題については、
防衛省作成のこの資料が簡単にまとまっていて良いようです。
SM-3やPAC3のカタログスペックくらいは載せておいてくれても良いのに、とは思いますが。
http://www.mod.go.jp/j/library/bmd/pdf/090331.pdf

***09年4月4日追記
北ミサイル「飛来なら日本に撃墜の権利」―中国軍少将
>中国海軍の張召忠少将は1日付で、自らのブログに
>「北朝鮮が打ち上げるロケットが日本の領空に飛来した場合、日本には打ち落とす権利がある」と述べた。

アジアの人(々)の反応に追加。



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2 コメント

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オイ! (dr)
2009-04-02 14:58:57
自分たちの頭上には飛来しない輩なんだろうね
 こんな奴等がもし裁判員に選ばれたら↓
返信する
Unknown (niconicoho)
2009-04-02 17:14:17
コメントありがとうございます。

>自分たちの頭上には飛来しない輩なんだろうね
何も考えずに活動している人はともかく、活動の中心にいる方々が本当のところ何を考えているのか?
というのは、もはや公安マターなのかもしれませんね。

> こんな奴等がもし裁判員に選ばれたら↓
こういう方達の絶対数は少ないと思いますので、
彼等が裁判員制度の運営に問題を生じさせるということはないだろうとは思いますが……
返信する

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