硝子のスプーン

そこにありました。

「Garuda」完結編、「LIKE A FAIRY TALE」についての前置き。

2012-06-19 16:10:39 | 小説「Garuda」御伽噺編
今から、とんでもなく長いこと連続して、とあるモノをUPします。

これは、十年位前に私が小説サイト様や自分のHPにて、投稿・公開していた連載小説(?)のその完結編にあたる話です。
話が完結し、サイトを閉じて、早幾年。もう日の目を見ることもなかったはずの代物ですが、この度、とある方の有り難くも熱いご要望により、完結編のみ、もう一度UPすることとあいなりました。

小説のタイトルは、「Garuda」といいます。
これからUPする完結編のタイトルは、「LIKE A FAIRY TALE」。御伽噺編と称してました。

「Garuda」は元々、黎明編、パンドラ編、過去編、エデン編、御伽噺編と、5編成からなる長い長いお話でして、御伽噺編はその最終話、完結編となります。前の4編をはぶいて、いきなり完結編を出されても、初めて読む方には意味が分からないかもしれませんが、黎明編からUPしてたら、とんでもない長さになるのでお許しください。

それでも「読んでやるよ」という心の広い方のために、少しでも分かりやすくなるように、話の説明をば。

■ヒロインのマリアは、生まれつき純粋な人間ではなく(半分は人間ですが)、「種」のために造られた人工生命体です。最終兵器彼女みたいな感じ……というか、海外ドラマ「ダークエンジェル」のマックスみたいな感じといったほうが近いかも。

■マリアは「神の種子」と呼ばれる人型最終兵器で、「第二の審判」と呼ばれる大災厄を、生まれて8年目にして初めて目を開けた瞬間に引き起こし(種の暴走のせい)、結果、国一つを滅ぼし、長い戦争を物理的に終結させています。

■その引き金となったのが、主人公のファルコでした。彼の心の声を聴き、マリアは目覚め、力を暴発させました。それは長いこと、ファルコが戦争中、大事な人を次々に奪われ絶望し、「こんな世界いらない」と願ってしまったからだと思われてきましたが(それがずっとファルコの心の闇でした)、エデン編にて、本当はファルコの「ひとりにしないで」という心の寂しい声を聞き取ったマリアが、彼に一人じゃないと言ってあげたくて、そのために目覚めたという事実が発覚してます。

■神の種子は、神の命令でのみ、種の真の力(審判。国が一つ滅ぶくらいの何か凄いの。←適当ww)を発揮することが出来ます。ファルコがマリアの神〈マスター〉です。また、種は神を定めるとその証に、種子の目と髪の色を神のそれと同じに変化させます。よって、マリアはファルコと同じ、金髪金目です。

■神は種にとって唯一絶対の存在であり、神が死ぬまで神権は生き続けます。また、種の真の力を発揮せずとも、種子は、めちゃくちゃ人間離れした強さを誇ります。

■マリアの名付け親であり、神の種子プロジェクトの元第一人者だったオズ博士は、審判の後、マリアを地図にはない無人島に運び、そこで8歳から12歳までの間、彼女を世界からひたすら隠し続けました。

■マリアが12歳のとき、ついにその存在を、とある組織に気づかれてしまい、しかも、何も知らずにその組織からの依頼を受けたファルコ達が島を見つけてしまったことから、主人公二人の人生は大きな転機を迎えます。色々あって博士が殺された後、博士の願いもあり、ファルコはマリアを引き取り、12歳から15歳まで共に過ごしました。(ファルコが島でマリアと出会い、引き取るまでが黎明編)

■マリアはオズ博士をじいちゃんと呼び慕っていましたが、血の繋がりは一切ありません。マリアの両親(受精卵提供者)は共に科学者で、種子プロジェクトを成功させるために進んで受精卵を提供しました。

■マリアは自分が人と違うということは知っていても、自分が何をしでかしたかまでは知らず、パンドラ編までは、天真爛漫、自由に育ちました(パンドラ編で初めて、自分の生い立ちを知ります)。マリアは島で出会ってからずっと、ファルコが大好きでした。

■ファルコは戦争中、化け物並みに強い少年兵でして、その容姿から「金獣」と呼ばれ恐れられていました。DSFという特別部隊に所属しており、その部隊の長が、ゾロでした。色々あって(そこらへんは過去編)別れ別れになったファルコとゾロですが、パンドラ編で再会。ゾロは戦争終結後、アレン・シムカと名を変え、大統領やってます。

■ファルコは空賊(賊と言っても政府から認可された運送業社)の社長をやっており、紅い飛行船を所持しています。会社の名前が「ガルーダ」です。部下(?)に、スレイ(♂)、トゥルー(♂)、アンナ(♀)がいます。


簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。もう、中二臭がぷんぷんしますね(恥)。
まあ、所詮、私が考え書いたものですから、難しく考えることは一切ありません。
宜しかったら、読んでやってください。

ご希望主様の要望を深く受け止め、当時のまま、一切手を入れずUPする(ごめんなさい。漢字間違えがかなり恥ずかしかったので、誤字だけ訂正してます)ので、かなり私的に恥ずかしかったり、文章・構成的に無茶苦茶な部分もありますが、皆様にも、少しでも楽しんでいただけたなら、これ幸い。

では、「Garuda」完結編、「LIKE A FAIRY TALE」。次の記事から、始まります。全部で34話もあります。長いです。時間がある方はどうぞゆっくりお楽しみください。

⇒「LIKE A FAIRY TALE」


その昔、NOKOと呼ばれた管理人より。


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1 Comments

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ありがとうございます!! (マイカ)
2012-06-20 19:12:38
NOKO様、本当に本当に本当に本当にありがとうございますっっ!!ヾ(≧∇≦*)/
無茶なお願いをしてすみませんでした。
本当に嬉しいです。
もう泣きそうです。
正座して読ませていただきます。
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