4月28日(土曜日)
GWということで、チョット足を伸ばして行って来ました。信州は長野!
sammyさんが昔からお世話になってる釣具店さんをたよっての釣行です。
同行はsammyさんとNG君。
二人とも何度も訪れているようなので私はおんぶに抱っこ状態でいいみたい。(^^)
昼過ぎに目的の釣具店さんに到着。
天気は降ったり止んだりで肌寒い。 (晴れ男伝説。ここに敗れる!)
sammyさんはいろいろ積もる話もあるようで話が弾んでる様子。
NG君と私は棚の奥から出てくるレア物のフライマテリアルや小物に驚愕!
ホコリにまみれたり変色しちゃったりしてるけどかなりのお宝物と見た。
そうこうしてる間に雨も上がったようだけど、目的の水系は本日が放流日で禁漁!
仕方がないんで店主さんに案内してもらって別水系へ。
道中には「千曲川」や「犀川」とかの有名河川もあり期待が高まります。
どこをどう走ったんだかわかんないけど、支流の支流の枝沢みたいな渓に到着。
ヤマメやイワナがウハウハのパラダイス!
のはずが・・・・・。
出ない。寒い。水温はムチャクチャ冷たい。
走る魚は目撃したのでいることはいるはずなんですが・・・・・。(ーー;)
小さい花がせめてもの彩りを加えてくれます。
ヤメターッ!
下流の堰堤でsammyさんとキャスティング練習?
一人堰堤下へ入ったNG君だけが結果を出してくれたのが、唯一の釣果でした。(ToT)
4月29日(日曜日)
眠れぬ夜をウダウダと過ごして寝不足の朝。
寒~い!
車のフロントガラスは霜で凍ってます。外気温センサーは、
1.0℃ !
真冬でも体験したことのない温暖育ちの私達の目を覚ますには十分です。
山へ走る車窓から見る川は濁りが入って釣り出来そうもありません。
これが雪代って現象なんでしょうか。
そしてところどころで竿を出している餌師。みんな同じ帽子をかぶってます。
後から聞いた話ですが、これらの方はみんな漁協の方だそうです。
前日に放流したところの魚を自分で釣る。 違いますね。
自分で釣る為に前日に自分で放流したんです。夜明けとともに場所を確保して。
朝4時だそうです。夜明け前じゃん。
少しでも水温が上がるまで観光 。
昨日とは違って抜けるような空!
水芭蕉は初めて見ました。イワナも脇を泳いでました。
ちなみに釣り禁止です。
そろそろ気温も上がってきたし、朝からの餌師もいなくなっただろうと
山を少し降りて本流へ。・・・・・・・・魚っ気なし。
脇からの枝沢へ。・・・・・・・命が危ない。滑ったら三途の川。
sammyさん、どーすんだよー。(--〆)
とっておきの支流へ。
両面護岸の里川でした。餌師も少なくて昨日の放流はなかった川なのかな?
入渓すると川底が変?岩盤の上を流れる川なんですね。
山から崩れた岩とかはあるんですが全体的にヌメッとした感じ。
しかし、流しても流しても反応がない。
水温はまだ低いし、虫も飛んでる様子はない。
こりゃダメだね。しかたがない。ニンフだ。
私にとってはすごいギャンブルなんですよ。まともに使ったことないんですから。
護岸の脇と川底の岩盤の裂け目のような少し水深のある流れを狙う。
反応あり!
それもなかなかの引き!
待望のイワナでした。
ちらっと上流を見るとsammyさんの姿。一部始終を見てたそうで悔しがってました。
う~~~ん! うれしい!(^^)!
お昼のおにぎりがうまいぜっ!
午後も引き続きこの川の上流を攻めることにします。
もちろん狙うポイントは水深のある水面下。
フライはちょっとサイズを上げて少しでも魚にアピールしてもらうように、
岩盤の裂け目からフライを追うのが見えます。
しかし追いきれずに帰っちゃった。なかなかの大きさでした。
そこに魚がいるのがわかっちゃったからには諦めるわけにはいきません。
イワナは二回目があるってsammyさんから教わってますんでね。
少し上流に回りこんでダウンで流すとツツーっと引っ張られました。
やりーっ!
さっきよりいいサイズ!
気を良くして上流を目指すと、護岸の上を歩いているNG君と出会いました。
「浅くて魚がいません。」って諦めて上がっちゃったようです。
「違うよ!脇とか裂け目の深くなったところに着いてるよ。」って教えてあげたら
「わかりました。」って下流を狙いに行きました。
という事は、NG君のやった後だけどポイントは荒れてないってことですね。(^^)
ピンポイントでフライを打ち込みます。一つの筋を下から50cm刻みで探ります。
落ち込みの白泡の下にフライが入ったと思ったら一気に持っていかれました。
護岸の下がえぐれたところでした。
ティペットがすられないように強引に引き抜くと、またまたいいサイズです。
長野 最高!
車に戻るとsammyさんもちょうど上がってきたところでした。
またまた上流に移動。
私はもうゲップでしたから入り易いところでまったりと竿を出します。
アブラッパヤが釣れました。
イワナよりも上流にいるなんて・・・・。
観光地なんで帰りの渋滞を避けて早めの下山。
釣具店さんに報告とお礼。
やっぱりドライにはまだ早いそうで。
解禁からドライで釣り上がってきた私にはよくわからない状況です。
3000m級の山々から流れる川では雪代の終わる6月からがベストなんですね。
しかし、楽しかったー!(^^)!
4月30日(月曜日)
疲れてるんだけど、寝不足です。NG君をおこして目覚めの朝風呂へ。
sammyさんがなかなか起きてきません。多分爆睡でしょう。
今日の予定はまだ決めてませんが、そろそろ体力の限界です。
せっかくここまできたんだから ヤマメの顔も見たかったんですが勇気ある撤退です。
帰り道の途中でもいっぱい竿を出せる川はありますからね。
長野県最南端で、とりあえずパーマークを見ようと竿を出しましたが、
もーーー、限界です。
集中力がないからフライは力なくへろへろと舞っちゃうし、
合わせのタイミングもメチャクチャだから乗らないし。
三人とも「ボ」でした。
年甲斐もなくちょっとハード過ぎましたね。
しかし、怪我もなく戻ってこれたのがなによりでした。
NG君、シューズ直したらネットの匂い付け行きましょうね。
sammyさん、「特盛」と「特製」は違うんですよー。