アマゴ釣りの憂鬱

今年も気持ちのいい釣りをめざします。

盛期

2007-05-28 12:00:00 | 渓流

 

5月27日(日曜日)

何も決めずに迎えた日曜日の朝。
さて、どこへ行きましょうか。
時間は9時半。

近場しかないですね。
時間も時間なんで同行者はなし。久しぶりの単独行です。

カメラ構えた時は30℃だったのに一瞬で1℃下がりました。(マイナス1℃のクールな私?)

昼少し前に到着。

今日はちょっと確かめたいことがあったんで冒険はしないで確実の渓へ。

金曜日の雨で増水はしてますが濁りはありませんね。

まずは、一尾。

色白の美形ですねー。

確かめたかったことは、水面下。ニンフの釣りです。

長野でやむを得ず試したニンフ。
確かに釣れましたが、釣ったという実感がいまいちだったんです。
菅理釣り場とか冬季の天竜川のような流れがほとんどない所での
ルースニングはインジケーターがスパッと引き込まれるからいいんですが
渓流のような流れの中だと魚信が良くわからない。
実際、通用するのか勝手知ったる渓でやってみたかったわけです。

ムッチリのフェザントテールです。既に数尾釣ってるので壊れかけてますが。

一本の渓をニンフで釣り上がりました。
結果。わからなかったです。(ToT)
半信半疑での合わせになっちゃうので半分くらいは足元でさよなら。
ピシッと合わせられないんですよね。   ン・・・・・?って感じの聞き合わせだから。
それでも、魚影が濃い渓だったからそこそこネットインできました。

それでも今までまともにアマゴをニンフで釣ったことがなかったんで
気分的には満足です。

まだ時間はたっぷりあるので、今度はドライで叩き上がりです。

かなり木や草が茂って釣りにくくなってきたので、今期は最後かなって感じの
ボサへ突入。

岩についたコケに花がさいて渓が明るく感じます。

なるべく踏まないように足を進めます。

増水してるわりに、「カタ」からポンポンと出ます。
盛期のドライフィッシングの一番楽しい出方ですね。
難しいことは一切なし。短くしたティペットでピンポイントにフライを落とせば
魚が飛びついてくるんですから。

放流の面影が残る朱点のハデなヤツ。

私にとっては定番のサイズ。(^_^;)

気がつけば、真夏を思わせる気温も下がり少し肌寒くなってきたので納竿。


次の為にもう少しニンフを巻き足しておかないと。
梅雨時にまた活躍してもらわないとね。

 

  


入魂式

2007-05-21 12:00:00 | 渓流

 

5月20日(日曜日)

GWの疲れがやっととれたようなので行ってきました。

今日はNG君のランディングネットの入魂式。
幸いなことに網の目はメダカよりも小さいから私の行く渓でもOK!

で、NG君の運転でGO。

さすがに好天の日曜日。道も川も混んでますね。
まずは一尾と支流にもぐりこみます。
幸いにも釣り人らしき車はありません。

支度を済ませNG君にまず流れの筋を流してもらいます。
5mくらい進んだところで「アマゴ」ヒット。

ミッション完了!

次はわたしの番。ちょっとした堰堤の下。
手前から狙っていき、白泡の切れ目で待望の初アタック。

合わせ切れ    やっちゃいました。
リーダーとティペットの結び目の下。
あわてて結んだから弱くなってたんでしょうね。
一発目をさよならしちゃった。今日は多分ダメの予感。

風が強くて#2ロッドを振るNG君は辛そう。
おまけに直したはずのシューズのフェルトがまた剥がれたようで。
フェルトなしでこの支流を上がるのはちょっとキツイかな。

とりあえず、脱渓できるところまで行きましょう。

一応、なんとか小さいのが釣れて「ボ」は免れましたよ。

カメラの調子が悪かったのか、黄疸が出たようなアマゴですね。(^_^;)

脇を走る道路が近づいてきたあたりで先行者。
ちょうどいいからここで退渓。

車まで戻って名残惜しい堰堤を覗いてみると、もう次の釣り人が入ってました。
考えようによっては、この状況で二人ともアマゴの顔を見れたのは
すごいラッキーだったかも。 さすが人気河川。

少しでも歩き易いだろうポイントに移動。
まったく反応なし。
ルートを外れて竿抜けてるだろう方向へ行けばまたまた先行者。

仕方なく、道に上がるべく枝沢を登る。
途中、いつもイワナが着いているポイントをNG君にやってもらう。
見にくそうなので岸上からアドバイス。
数投目のあと、岸側ギリギリを流すように言うとなにやら怪しい動き。
ピックアップする瞬間にヒットしたもよう。
案の定、イワナでした。

これでNG君のネットは完璧に仕上がりましたね。!(^^)!

時間はまだまだあるんですが、どこも釣り人の車があり入れそうもありません。
かと言って峠を越えて別の川へ行くほどの気力もありません。
NG君はもう少し広いところで竿を振りたいと申しております。

しょうがない。魚がいないかもわからないけど下流に行きますか。

ここは何故か下流の方が渓相がいいんですよね。

大物が潜んでいそうな淵があったり、餌が豊富そうな瀬があったり。

でも釣れるのは  こいつだ~!

魚にエコヒイキをしちゃいかんと常々sammyさんに言われてますので、
しまいには真剣に狙っちゃいました。
ニンフを流芯に入れるとググーって気持ちいいアタリをするんですよ。

当然NG君も。
これで3魚種の臭いがネットに染み付きましたね。

一仕事終えた充実感いっぱいで、納竿としました。

NG君、フェルト完璧に治したらまた行きましょうね。


こどもの日記念釣行

2007-05-08 12:00:00 | 忍野

 

5月5日(土曜日)

GWもそろそろおしまい。

ってことで忍野で締めくくりを。!(^^)!

同行は、skyさん、はまちゃん、NG君、sammyさん。
お隣の県から来たお二人は3時に起きたんだって。
sammyさんは3日連荘だって。
このメンバーの中に入ると、NG君と私ってホントに健全だなーって実感します。

ってことでNG君が運転。
道中の疲労を少しでも軽減する為に、高速と有料道路をフルに使って
NG君がぶっ飛ばします。
7時に漁協駐車場に到着。なんて近いんだ。

支度をしてお決まりの最上流へ。
定番の恥ずかしいフライを投入すると、いっぱい寄ってくる。
来ることは来るんだけどフッキングしない。
あせって合わせるとスレで釣れちゃう。
タイミングをずらすとみーんなすっぽ抜け。まずいパターンですね。

あきらめて下流へ。

こちらでも同じ。すっぽ抜けの連続。
10:1 の割合でなんとかフッキングしてくれます。

前回と比べると新緑がきれいですね。

去年いい思いさせてもらってから好きなポイントになったテニスコート裏。

今日は裏じゃなくて表が気になります。
大学の合宿でしょうか。オネーチャンの声が響いてます。
サングラスをかけてるのをいいことに???¤?¤?¤?¤?¤???・・・。

殺気が消えるんですね。

おっかない顔したブルックが 邪魔 釣れました。

お昼はいつもの生ビールで乾杯!  (今日も一人だけ ^^; )

午後は下流へ下りながらの釣り。
対岸のブッシュ下から引きずり出したり、ライズするヤマメをドライで狙ったり
なかなか絵に描いたようなフライフィッシングを楽しませてもらいました。

自衛隊橋の下まで来たら、橋の上から覗いている親子がアドバイスをくれました。
「もっと向こう。」「あーおしい!」「こんどはこっちだよ」

ここで釣れればかっこいいんですが、なかなか釣れない釣り師に飽きたのか
気がついたらどこかへ行っちゃいました。

そろそろ疲れてきたので駐車場まで戻ります。
一人を除いてみんな同じ状態で戻ってきてました。

除かれた一人が戻ってきたのは、それから1時間後。
看板に書かれた「日没まで」 (前後1時間)
を忠実に守った律儀なお人でした。

帰りも渋滞を覚悟しましたが順調に進み思ったより早く到着しました。
ただもう少し西へ進まなくてはならないお二人は日付変更線を覚悟していました。

 


憲法記念日記念釣行

2007-05-07 12:00:00 | 渓流

 

5月3日(木曜日)

少し疲れが残っているけど、せっかくのピーカンの休日。
bookさんに電話すると「イク、イク」の返事。

待ち合わせ場所でヒゲナガ見っけ!

壁にいっぱいいました。
こりゃ帰りは車にバシバシ来るから暗くなる前に切り上げないと。

 

遅めの出発だけど、勝手知ったるいつもの渓だからなんとかなるでしょ。

先行者上等っ!  の玉砕覚悟で入った渓は幸いにも本日はまだウブの様子。

本筋をbookさんに任せて、私は脇から流れ込んでいる沢へ。
かなりの登りを強いられる沢。

日差しは初夏ですね。
岩登りはきついけど気持ちいい。

なんとか一尾出たんで沢通しで下って本筋に出てbookさんを追いかけます。

bookさんならきっと残しておいてくれるはず。と思いB級ポイントを狙います。

初夏らしいカワゲラも見られます。

そろそろ渓の盛期ですね。

ピンポイント的な流れでポツポツ釣れたころ、bookさんに追いつきました。

ちょっと疲れてきたので、険しいところはパスして一旦道路に上がり
一気に上流へ向かいます。

取水堰堤があるのでその上流は落差がなくなって開けているんです。

ヒラキでパシャっと反応はあるんですが乗りませんねー。

最後の大場所で魚が見えます。
bookさんが流すと見には来るんですが・・・・。
私に代わっても同じように見に来てさよなら。

もう一度チャレンジしたところで、魚も我慢できなかったんでしょうね。

思わず足を取られてコケそうになりましたがしっかりランディングできました。

してやったり の一尾でした。

 

上流の堰堤手前でbookさんも一尾追加して終了!

帰りはなんとか暗くなる前に山道を降りたので
ヒゲナガの被害に遭わずに帰宅できました。

遠征もいいけど、近場もいいですね。
再発見したような一日でした。

 


「想えば遠くへ来たもんだ」

2007-05-01 15:00:00 | 渓流

4月28日(土曜日)

GWということで、チョット足を伸ばして行って来ました。信州は長野!
sammyさんが昔からお世話になってる釣具店さんをたよっての釣行です。
同行はsammyさんとNG君。
二人とも何度も訪れているようなので私はおんぶに抱っこ状態でいいみたい。(^^)

昼過ぎに目的の釣具店さんに到着。
天気は降ったり止んだりで肌寒い。 (晴れ男伝説。ここに敗れる!)
sammyさんはいろいろ積もる話もあるようで話が弾んでる様子。
NG君と私は棚の奥から出てくるレア物のフライマテリアルや小物に驚愕!
ホコリにまみれたり変色しちゃったりしてるけどかなりのお宝物と見た。

そうこうしてる間に雨も上がったようだけど、目的の水系は本日が放流日で禁漁!
仕方がないんで店主さんに案内してもらって別水系へ。
道中には「千曲川」や「犀川」とかの有名河川もあり期待が高まります。

どこをどう走ったんだかわかんないけど、支流の支流の枝沢みたいな渓に到着。
ヤマメやイワナがウハウハのパラダイス!

のはずが・・・・・。
出ない。寒い。水温はムチャクチャ冷たい。
走る魚は目撃したのでいることはいるはずなんですが・・・・・。(ーー;)

小さい花がせめてもの彩りを加えてくれます。

ヤメターッ!  
下流の堰堤でsammyさんとキャスティング練習?
一人堰堤下へ入ったNG君だけが結果を出してくれたのが、唯一の釣果でした。(ToT)

 

 4月29日(日曜日)

眠れぬ夜をウダウダと過ごして寝不足の朝。
寒~い!
車のフロントガラスは霜で凍ってます。外気温センサーは、

1.0℃ !

真冬でも体験したことのない温暖育ちの私達の目を覚ますには十分です。

山へ走る車窓から見る川は濁りが入って釣り出来そうもありません。
これが雪代って現象なんでしょうか。
そしてところどころで竿を出している餌師。みんな同じ帽子をかぶってます。
後から聞いた話ですが、これらの方はみんな漁協の方だそうです。
前日に放流したところの魚を自分で釣る。      違いますね。
自分で釣る為に前日に自分で放流したんです。夜明けとともに場所を確保して。
朝4時だそうです。夜明け前じゃん。

少しでも水温が上がるまで観光 。

昨日とは違って抜けるような空!
水芭蕉は初めて見ました。イワナも脇を泳いでました。
ちなみに釣り禁止です。

そろそろ気温も上がってきたし、朝からの餌師もいなくなっただろうと
山を少し降りて本流へ。・・・・・・・・魚っ気なし。

脇からの枝沢へ。・・・・・・・命が危ない。滑ったら三途の川。

sammyさん、どーすんだよー。(--〆)

とっておきの支流へ。
両面護岸の里川でした。餌師も少なくて昨日の放流はなかった川なのかな?
入渓すると川底が変?岩盤の上を流れる川なんですね。
山から崩れた岩とかはあるんですが全体的にヌメッとした感じ。
しかし、流しても流しても反応がない。

水温はまだ低いし、虫も飛んでる様子はない。
こりゃダメだね。しかたがない。ニンフだ。
私にとってはすごいギャンブルなんですよ。まともに使ったことないんですから。

護岸の脇と川底の岩盤の裂け目のような少し水深のある流れを狙う。

反応あり!
それもなかなかの引き!

待望のイワナでした。
ちらっと上流を見るとsammyさんの姿。一部始終を見てたそうで悔しがってました。

う~~~ん!  うれしい!(^^)!
お昼のおにぎりがうまいぜっ!

午後も引き続きこの川の上流を攻めることにします。

もちろん狙うポイントは水深のある水面下。
フライはちょっとサイズを上げて少しでも魚にアピールしてもらうように、

岩盤の裂け目からフライを追うのが見えます。
しかし追いきれずに帰っちゃった。なかなかの大きさでした。

そこに魚がいるのがわかっちゃったからには諦めるわけにはいきません。
イワナは二回目があるってsammyさんから教わってますんでね。
少し上流に回りこんでダウンで流すとツツーっと引っ張られました。
やりーっ!

さっきよりいいサイズ!

気を良くして上流を目指すと、護岸の上を歩いているNG君と出会いました。
「浅くて魚がいません。」って諦めて上がっちゃったようです。
「違うよ!脇とか裂け目の深くなったところに着いてるよ。」って教えてあげたら
「わかりました。」って下流を狙いに行きました。

という事は、NG君のやった後だけどポイントは荒れてないってことですね。(^^)
ピンポイントでフライを打ち込みます。一つの筋を下から50cm刻みで探ります。
落ち込みの白泡の下にフライが入ったと思ったら一気に持っていかれました。

護岸の下がえぐれたところでした。
ティペットがすられないように強引に引き抜くと、またまたいいサイズです。

長野 最高!

車に戻るとsammyさんもちょうど上がってきたところでした。
またまた上流に移動。

私はもうゲップでしたから入り易いところでまったりと竿を出します。
アブラッパヤが釣れました。
イワナよりも上流にいるなんて・・・・。

観光地なんで帰りの渋滞を避けて早めの下山。
釣具店さんに報告とお礼。
やっぱりドライにはまだ早いそうで。
解禁からドライで釣り上がってきた私にはよくわからない状況です。
3000m級の山々から流れる川では雪代の終わる6月からがベストなんですね。

しかし、楽しかったー!(^^)!

 

4月30日(月曜日)

疲れてるんだけど、寝不足です。NG君をおこして目覚めの朝風呂へ。
sammyさんがなかなか起きてきません。多分爆睡でしょう。

今日の予定はまだ決めてませんが、そろそろ体力の限界です。
せっかくここまできたんだから ヤマメの顔も見たかったんですが勇気ある撤退です。
帰り道の途中でもいっぱい竿を出せる川はありますからね。

 

長野県最南端で、とりあえずパーマークを見ようと竿を出しましたが、
もーーー、限界です。
集中力がないからフライは力なくへろへろと舞っちゃうし、
合わせのタイミングもメチャクチャだから乗らないし。
三人とも「ボ」でした。

年甲斐もなくちょっとハード過ぎましたね。
しかし、怪我もなく戻ってこれたのがなによりでした。
NG君、シューズ直したらネットの匂い付け行きましょうね。
sammyさん、「特盛」と「特製」は違うんですよー。