ネッタイムス・ブログ

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退任コメントはユーチューブだよ

2011-01-20 10:57:48 | 様々な話題
先日、今期限りで退任を表明した広島市の秋葉忠利市長が、記者会見を開かなかった事が話題になった訳だ。
市長の退任で、記者クラブ会見が行わなかったのは異例。

その理由とは、「一部のマスコミは自分の作ったストーリーに合わせてコメントを利用するので、信頼を置けない。」との事。
うん判る判る、全部とは言わないが、てめえに都合良く改変したり、偏向報道を当たり前の様にするからな、マスコミ連中はね、うん判る。

しかし、である。秋葉市長にとって産経新聞の記者は別で、信頼出来る相手だったらしく、唯一、産経新聞の取材には答えている。
これってさぁ、地元の「中国新聞」は面子丸潰れだわな、地方紙が地元自治体の市長に袖にされた訳だからな。
地元の新聞よりも産経新聞の方が詳しいってんだからさ。

秋葉市長が、記者会見を拒否した事に付いて、橋下大阪知事は「僕自身、自分の意図と違う報道をされた事もある。はっきり言って、自分の思いをユーチューブでそのまま伝える方が遣り易い。」との事だ。

その他にも色々な意見があり、「私人と違って公人の場合、メディアからの権力チェックを受けるのも義務だ。インターネットの遣り取りだけでは、権力チェックと言う点では弱い。」とか、

「自分の思いを正確に報じて貰えないと感じる秋葉市長の気持ちはよく分かる。だからと言って記者会見しなかったのは間違いだ。ユーチューブだけだと、パソコンを扱えない人は直接映像を見る事は出来ない、補完的に使うのは良いが、退任表明と言う重要な事柄は、やはり会見すべきだった。」等々・・・。

会見拒否で賛否両論、様々な意見がある訳だが、産経新聞を除いては、新聞とテレビは相手にされず、ユーチューブを使ったって事が興味深い。。
今後は記者会見では無く、ユーチューブを利用する事が増えるかもね。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】